【現地視察】バルセロナでの留学ってどんな感じ？費用やメリットを知ろう

スペインのバルセロナはこんな場所

世界的観光都市、バルセロナ。世界に誇る芸術の街です。

バルセロナに一度訪れたら、この街に魅了されるのは間違いありません。ガウディの建築物が街並みに溶け込む風景や、旧市街から海岸まで抜ける道はバルセロナでしか見ることのできない景色です。

バルセロナの基本情報

まずはバルセロナの基本情報からみていきましょう。

• マドリードの基本情報

• 面積　101.9 km²

• 人口　160万人

• 言語　スペイン語 / カタルーニャ語

• 日本との時差　8時間

バルセロナはマドリードに次ぐ、スペイン第二の都市です。

カタルーニャ語

カタルーニャの州都であるバルセロナでは、カタルーニャ語も公用語のひとつです。市内の標識やアナウンスでもカタルーニャ語とスペイン語の両方が使用されます。

カタルーニャ語が話せなくても、バルセロナではスペイン語でじゅうぶんなのでご安心ください。

バルセロナで行きたい観光地

バルセロナにはガウディ建築をはじめとした世界的に有名な観光地がたくさんあります。バルセロナに行ったら、ぜひ足を運びたい観光地をご紹介します。

サグラダ・ファミリア

スペインが世界に誇る世界遺産

バルセロナといえば、いや、スペインといえばサグラダ・ファミリア。1882年の着工からまだ工事中の教会です。2026年に完成予定で、未完成の状態を見たい方は今がチャンス。2026年以降は、完成されたサグラダ・ファミリアが見れます。

スペイン、バルセロナのシンボルです。

グエル公園

ガウディの建築作品が街中に

グエル伯爵がガウディに建築依頼をした別荘エリアが、今では公園となって残っています。曲線とカラフルなタイル、有名なトカゲがシンボル。グエルの公園は丘の上にあり、バルセロナの街を一望できます。

他にもカサ・ミラ、カサ・バトリョなどの「ガウディ建築」は一見の価値あり。バルセロナの町並み、建物はどこかガウディの名残りが感じられます。

旧市街「ゴシック地区」

ローマ時代にさかのぼる建物

バルセロナの中心地から海沿いに向かえば、旧市街が待っています。たった10分歩いただけで雰囲気が180度変わります。細い道はまるで迷路。並ぶ建物は中世を感じるブロック積みの建物です。

旧市街を抜けると塩の香りが漂い、そこには海が待っています。

このように世界的観光スポットがバルセロナには多くあります。次は実際にバルセロナで生活すると、どんなメリットがあるのかをみていきましょう。

バルセロナで留学するメリット

バルセロナに留学される方は、この街に魅了された人という共通点があげられます。一度訪れたら、「この街に住んでみたいな」と思うのも無理はありません。

特に短期留学〜1年間のワーホリの滞在だと特別な経験となるでしょう。

メリットを以下の3つにまとめてみました。

• メリット

• 圧倒的に飽きない街

• 最高の気候

• 都会、文化、自然すべてがそろう

圧倒的に飽きない街

バルセロナではサッカーなどのスポーツ、コンサートやフラメンコなど多くの娯楽が楽しめます。街を散策するだけでもよし、ときにはピカソ博物館など芸術に触れたり。くわえて、パエリアやタパスなど、何を食べても美味しいご飯。

気分転換にヨーロッパ隣国へ旅行に行くにも、空港まで電車で30分です。バルセロナで過ごす毎日は、まさに海外留学、飽きることはないでしょう。

最高の気候

地中海に面するバルセロナは、一年を通して温暖で天気がいいです。冬でも最高気温は13℃。また雨も少なく、夏になると雨の日はめったにありません。夏の暑い日でも日陰に入ると涼しく、一度体験すると日本の夏には戻れない過ごしやすさ。

アクティブでアウトドアな人にとって、留学先の天気は大事です。そんな方にバルセロナは最適な留学先となるでしょう。

都会、文化、自然すべてがそろう

バルセロナはマドリードに次ぐスペイン第二の都市です。街中で芸術・文化を感じることができるだけでなく、海も楽しめます。

ヨーロッパの都会での生活。少し疲れたときは、広大な海でリラックス。都会は外せない、だけど自然、海が好きな人はバルセロナ一択でしょう。おまけに絶品の料理もついてきます。

すべてがそろうバルセロナ。その分、スペインのなかでは物価が高いというデメリットがあります。

バルセロナはマドリードよりも物価が高い

世界中から人が集まるバルセロナ。近年の観光客の多さもあり、中心地では家賃・交通機関などの物価は高騰しています。

最近では、地元市民が抗議をするニュースも少なくありません。実際に住む場所は中心地まで交通機関で20〜30分ほどの場所となるでしょう。

参考：観光客に水鉄砲で水を浴びせ……バルセロナ市民がマス・ツーリズムに抗議

ただこれは日本の東京や京都も同じですね。観光地のど真ん中は住むところではありませんし、レストランも観光客向けに高い価格になっていることが多いです。

ただ、ヨーロッパのなかでもスペインの物価は、パリやロンドンに比べて安いことも忘れてはいけません。

バルセロナの物価・家賃

実際に現地に行ってみて、マドリードよりも平均的にカフェやレストランの料金は高かったです。実際にかかった費用を以下にまとめました。

*€1 = 160円で計算（2024年9月のレート）

ランチ、ディナーは一人あたりの料金で、ディナーはビール1杯分も含めた費用です。レストランについては、ローカルのもう少し安いレストランに行けば費用は抑えられるはずなので、あくまで参考としてください。

スーパーでの水や食料品の料金については、そこまで大きな違いは感じられませんでした。

マドリードについてはこちらでまとめています。

【現地視察】マドリードでの留学ってどんな感じ？費用やメリットを知ろう

スペイン留学

また、留学にはあまり関係ありませんが、バルセロナのホテルの宿泊料はかなり高かったです。シングルルームで一泊15,000円でした。マドリードはその半額ほどでした。さらに宿泊税も一泊あたり€4（640円）かかります。

やはりバルセロナの家賃は高そうです。1ルームの平均家賃は次のとおりです。

シェアアパート1ルームの平均家賃

引用：HousingAnywhere International Rent Index

スペイン第三の都市バレンシアも入れていますが、バルセロナの家賃はスペインで最も高いです。マドリードよりも1万円ほど高いのがわかります。現地に住んでいる方の話だと、実際には€700、€800とするそうです。

ちなみにこの1ルームは日本と違い、キッチン、バスルームはシェアです。キッチン、バスルーム付きの部屋は平均月€1095です。日本円にすると月175,000円です。

留学、ワーホリでこの部屋タイプに住む方はいないので、こちらも参考程度にしてください。

英語は通じるのか？

話は変わりますが、筆者はスペイン語が話せません。バルセロナのホテル、ショップ、レストランでは英語で話しました。体感ですが、80%の確率で英語が通じました。「マドリードよりもバルセロナのほうが英語が通じる」ということは間違いないです。これも多くの観光客が訪れる影響でしょう。

一度は住んでみたいバルセロナ

都会・文化・自然すべてがそろうバルセロナ。

そんな美しい街は、スペインの留学先候補に自然と入るでしょう。今回、現地に行って感じたことは、バルセロナ留学では準備が大切だということです。

スペイン語はもちろん、現地でかかる生活費はいくらか。もし家を自分で探す場合は、家賃がどのくらいになるのか。

事前に知っておくことで、「スペイン留学がつらい、、」となる確率はかなり低くなるでしょう。

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