デジタルマーケティングで学ぶ7つのスキル|カナダCo-op留学
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デジタルマーケティングで学ぶ7つのスキル|カナダCo-op留学

こんにちは!2022年1月からカナダCoop留学でデジタルマーケティングを勉強しているフーゴです。コロナパンデミックのなか、さらに需要が急上昇したデジタルマーケティング。今回の記事ではカナダカレッジで学び、取得できる7つのスキルについて書いていきたいと思います。

2022年1月から入学したコーナーストーンカレッジ。特にここ数年人気が拡大しているのがデジタルマーケティングコース。6ヶ月間徹底的にスキルを学んだ後、6ヶ月の有給インターンシップでカナダの企業で働くことができます。

座学期間で学ぶ項目は7つ。それぞれの分野でインストラクターは代わり、いずれも現役で働くマーケティングスペシャリストたち。特に変化が著しいデジマケ業界で、常に”タイムリー”なスキルを現役スペシャリストから学べるのが、このカレッジの強みです。

①デジタルマーケティング(デジマケ)

インターネットが普及し誰もがスマホを持つ時代になった今、消費者が商品を購入するまでの行動は以前とまったく違うものになりつつあります。企業としても消費者の行動を理解し、それにあった分析、コンテンツを作ることが利益の向上につながります。それを助けるのがデジタルマーケティングスペシャリストの仕事なのです。

ここではデジマケの原則を学び、実際の企業のマーケティング戦略を作成していきます。グループワークが多めなので積極的にコミュニケーションを取り、戦略をまとめていくなどの協調性も鍛えられます。後半のクラスではEmailマーケティング、コンテンツマーケティングを学びます。

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デジタルマーケティングで学べる分野

・ブランドアイデンティティ
・ペルソナ
・カスタマージャーニー
・マーケティング戦略
・Emailマーケティング
・コンテンツマーケティング(ブログ)
・Google広告

②ウェブデザイン

会社を運営するうえでかかせないのがウェブサイトの存在。ソーシャルメディアやGoogle検索でブランドの存在を知った後、商品を購入するために絶対に訪れるのがウェブサイトだからです。この分野ではワードプレス(Wordpress)というソフトウェアを使用して、実際にウェブサイトを作成していきます。ユーザーにとって操作性が良く情報豊富なサイトをデザインすることが大切です。

コースの終わりにはファイナルプレゼンテーションがあり、そこで各生徒がデザインしたウェブサイトを発表していきます。4週間の短い期間ですが、驚くほどプロフェッショナルなホームページに仕上がります!

授業の休憩時間に先生がピザを買ってきてくれましたことが印象に残っています。アットホームな雰囲気がコーナーストーンにはあります。

ウェブデザインで学べる分野

・ウェブサイトデザイン
・ワードプレス

③ウェブグラフィック

ブランドのアイデンティティを確立することはとても大事です。フォントやブランドカラーを統一することで、ユーザーへの印象を大きく変えられます。このクラスではブランドのロゴや、SNSに載せるイメージの編集などを学びます。

ブランドのロゴ作成は主にAdobe Illustratorというソフトを使います。専門的な分野ですが、操作を覚えてしまえばオリジナルかつプロフェッショナルなロゴを作成できます。

イメージの編集にはPhotoshopというツールを使います。写真の余計な背景を消したり、テキストを追加したりなど実際にSNSのコンテンツ作りを学びます。

デザイン好きの自分としてはとても興味深いクラスでした。かなり集中するので、あっという間に時間が過ぎてしまいます!

ウェブグラフィックで学べる分野

・Canva
・Illustrator(イラレ)
・photoshop(フォトショ)

④ソーシャルメディア

誰もが毎日のように利用しているソーシャルメディア。ここで注目を集め、「バズる」ことができればブランドにとっても利益につながります。

このクラスでは各SNSプラットフォームの使い方、パフォーマンス分析、メディア戦略を学びます。グループワークが多めで、実際のブランドやイベントに向けてメディア戦略を考え、プレゼンで発表します。既に学んだデジマケプラン、ウェブグラフィックのクラスで取得したデザインスキルなどがこのタスクで役に立ちます。

この分野の最後に学ぶインフルエンサーマーケティング。各生徒自身がインフルエンサーになり、実際にバーに足を運びその場所をプロモーションします。普段、インスタグラムなどで見るいわゆる「インスタグラマー」。実際になってみると、アイデアを考えコンテンツを撮影し編集・投稿することの難しさを感じます。

インストラクターは気さくでいつも笑顔なブラジル人のチアゴ。彼の授業はグループワーク多めでいつも良い雰囲気に包まれています。

ソーシャルメディアで学べる分野

・各ソーシャルメディア(Instagram, Twitter, Facebook, Youtube, TikTok, LinkedIn)
・ソーシャルメディア戦略
・インフルエンサーマーケティング

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最後はみんなで乾杯!

⑤SEO

コース後半からはテクニカルで専門的な分野に入っていきます。学ぶのはSEO(Search Engine Optimization)。SEOとはGoogle検索で自社ブランドのウェブサイトが上位に表示されるよう最適化することです。検索欄で上に表示されるほど認知は上がり、ウェブサイトへのアクセスが増えることで利益につながります。

ウェブサイトのページスピード、キーワード、リンク、URLなどを最適化させるために学ぶ項目はたくさんあります。ステップとしてはまずブランド、ビジネスについて知る。そしてSEO視点から問題を見つけ、最適化していきます。

SEOは複雑で難しい項目であることに加え、目に見える結果を得るには最低3ヶ月かかるといわれています。常に即戦力が求められるスキルであり、需要も非常に高いです。

コーナーストーンで単位を貰うにはSEOの資格に合格しなければならず、クラス以外での復習で無事合格することができました。

SEOで学べる分野

・キーワードリサーチ
・Robots.txt
・ページスピード最適化
・サイトマップ
・グーグルサーチコンソール(Google Search Console)
・他さまざまなSEOスキル

⑥Google Analytics 4

1日にどのくらいウェブサイトにアクセスがあるのか。どの国、性別の人が多いのか。どのソーシャルメディアから多くアクセスがあるのか。これら全ての情報はグーグルアナリティクス(Google Analytics)というツールによって知ることができます。

ユーザーの行動の詳細を分析し、レポートを作成することでブランドの問題点や改善点を定義できます。この分野もかなり専門的で個人的に苦戦しました。ただデータ分析はデジタルマーケティングの中で一番大事といっても過言ではありません。データなしではマーケティング戦略で利益を生み出せているのかわからないからです。

レクチャーが多めで集中力と忍耐力がいる分野ですが、イラン人の講師イマン先生の授業は本当にわかりやすく、常に質問を投げかけてくれます。

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イマン先生の誕生日!

Google Analytics 4で学べる分野

・GA4
・GA4アナリティクスレポート

⑦Campaign Management

コース最後の項目はキャンペーンマネージメント。実存するビジネスクライアントにマーケティング戦略を作成し実行します。僕のグループが担当するクライアントはバンクーバー郊外に立地するテーマパーク。昨年の11月に起こった洪水で半年間休園したのち、今夏再びオープンします。彼らの目的は再オープンに向けてプロモーションをしていくことです。

そこで僕らのタスクは大きく分けて3つ。

①クライアントインタビューで現状の詳細を把握する

②デジタルマーケティング戦略を作成しクライアントに提示。フィードバックをもらう

③修正を加え実際にコンテンツを作成、実行していく

言わば今まで習った項目の総体制であり、スキルを生かしグループワークでいかにスムーズにタスクを実行できるかが大事になってきます。クライアントインタビューではいかに相手側の話を引き出し、良い関係を築けるかが鍵になり、コミュニケーション能力も問われます。

Campaign Managementで学べる分野

・マネージメント
・マーケティングプラン
・クライアントインタビュー

まとめ

デジタルマーケティングコースで学ぶ7つの項目。時代のニーズにあったとても需要のあるスキルであることは間違いないと思います!

コースが始まった1月にはデジマケほぼ無知識だった自分も、半年という短い期間で多くの専門知識を得ることができました。学ぶだけではなく、グループワークや実存のクライアントと仕事をできることはこのコーナーストーンカレッジの強みです。

半年間の座学期間が終了し、Coop期間の有給インターンシップが始まります。果たして仕事は見つかるのでしょうか。それについては次の記事で書きたいと思います。

それでは次のブログまで!フーゴ

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