オックスフォードへ帯同しました。イギリスサマースクール帯同プログラム2024

はじめに

現在は8月21日、夏休みも終盤です。この夏、留学いった学生は時差ボケの中、宿題や課題、夏期講習に追われていると思います。

今年から日本の中高生留学がコロナ前と同等程度に復活してきました。イギリスサマースクールには去年から多くの学生が世界中から参加していましたが、日本は今年からといった印象です。学校でも夏休み留学の案内があったり、お友達やお知り合いで留学に行く子がいたりと、多くの留学プログラムや留学する子たちに出会ったと思います。

「新しい時代の留学」は今年、グループでの留学をロンドンとオックスフォードに手配しました。帯同したオックスフォードの詳しいプログラム内容はこちら。

【募集終了】2024年イギリス 夏休み帯同プログラム｜中学生・高校生

サマースクール

事前準備と出発前について

サマースクール、夏休み留学では、事前準備は特に必要ありません。もちろん、英語学習や英会話に通って準備することに越したことはありませんが、現地での経験が最も重要です。今回は最終週がハリー・ポッターウィークだったので、映画を見てくる生徒が多かったです。（行きの機内で見ている子も）

出発前はオンラインで個別説明や一斉事前打ち合わせ（保護者様用）をして今回の内容についてご案内しました。生徒だけの事前顔合わせも行いました。簡単な自己紹介（学年や年齢、部活動など）をしてもらい、プログラムや学校のルールなどを説明しました。事前に一緒に行く生徒がわかるのは少し安心できたかもしれません。

さあ、出発！到着初日

（右上から時計回りに、学生寮の部屋、シャワー、到着初日の夕食後アクティビティ、学生寮）

7月27日（土）22時30分の出国に向けて、20時頃から東京などの関東圏だけでなく、福岡や長野から生徒たちが次々に成田空港に到着してきました。これから2週間一緒に過ごすメンバーと顔合わせです。少し表情が固くて緊張している子もいれば、マイペースを発揮している子もいました。長い移動になるので体調崩さなれば良いなと思いながら、親と別れ、いよいよ日本出国です。

無事イギリスに入国し、さらに1時間半ほど移動してキャンパス・学生寮につきました。休む暇なく、夕食です。食後はさっそくソーシャルアクティビティ。21時半ごろにアクティビティが終わって帰寮。明日は初日、朝8時朝食からスタートです。まあ忙しいスタートです。

現地での生活

（右上から時計回りに、毎朝の点呼、遠足での1枚、劇の打ち合わせの様子、朝食）

3 〜 4日経てば、気候や言語、食べ物・飲み物、街並みにも少しずつ生活にも慣れてきます。クラスやアクティビティを通じて海外の生徒ともコミュニケーションが取れて楽しくなってくるころです。

例年のことですが、毎日朝8時から22時くらいまでスケジュールが埋まっていると、疲れて体調を崩す生徒がでてきます。1週目、2週目それぞれ今年も数名いましたが、海外で風邪を引くと、親のありがたみをとても感じるので個人的には悪くない経験かな。とも思います。

あっという間に10日ほどが経過し、数日後には帰国です。日本に帰ったらまず何を食べるのか話したり、イギリスの天気が良いから帰りたくないなど、生徒によって感じ方はそれぞれです。

生徒の成長、私が感じたこと

（グラデュエーションセレモニー・卒業式）

毎年、生徒の成長速度には関心しますが今年も例外ではありません。留学というのは、単に英語を学ぶということではなく、海外での衣食住が含まれます。ほとんどの学生にとって2週間親元を離れて生活すること自体が初めてでしょうし、日本から遠く離れたイギリスとなれば、なおさらです。成長しないはずがありません。どんなに内向きな子でも、留学に行く決心ができる時点で成長することは間違いないです。

今回の帯同では、「キッカケ」の大切さを再認識しました。クラスやアクティビティだけでなく、日常にはたくさんの成長するキッカケがあります。予期せぬ出来事や困難にも直面するのもキッカケだと思います。これらの「キッカケ」を通じて、英語を学ぶだけでなく、人間としても成長していくと改めて感じました。空港で会ったときと解散するときの表情や顔つきの違いが生徒たちの成長度合いを表していますね。

帰国後と今後について

さて、留学から帰ってきたら、新しい生活がスタートです。優秀な子たちばかりでしたので私の心配は全く無用かと思いますが、現地で感じたことを彼ら・彼女らの生活で活かしてほしいと思います。将来、このタイミングで留学いったのが良かった！と思ってもらえれば非常に嬉いですね。私自身も、今回たくさんの学びがありました。これを活かして、充実したプログラムとサポートを提供できるように来年に向けて邁進します。