アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア
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アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

アイルランド西部・クレア。エニスの語学学校Atlas Language School Clareで開催されたホームステイプログラムに、日本人の中高生グループと参加しました。帯同した私にとっても、ホームステイは10年ぶり。プログラム内容や実際のホームステイについて振り返ります。

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はじめに

2025年7月27日から2週間のサマースクールに参加しました。クレアはアイルランド首都ダブリンからバスで約3時間、西海岸側にあります。

ヨーロッパの古き良さが残る小さな街で過ごした2週間は、忘れられない時間となりました。

エニスの街と学校について

エニスの街並み|ア�イルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(エニスの街並み)

クレアのエニス(Ennis)の中心地にあるAtlas Language School。

街はこじんまりとしており、生活に必要な場所はほぼ徒歩圏内です。

語学学校はこの街に1校だけなので、地元の人たちは海外からの子ども=語学学校の生徒だとすぐ分かります。

15分の休み時間に生徒だけで近くの公園へ行けるほど、治安も良好。ダブリンやイギリスのロンドンなどの都会では考えられません。

学校の敷地内でバスケ、サッカー、卓球をみんなでするのが日常で、年齢、言語関係なく、すぐに輪ができました。

ホームステイ(送迎付き)

どのホストファミリーも学校まで徒歩圏内〜車で10〜20分程度で、毎日送迎付きでした。

毎日ホストファミリーと顔を合わせられ、生徒の様子を伺うことができました。どのファミリーも、日本人の生徒たちのことをたくさん褒めてくれました。

ホストファミリーと学校の関係はとても深く、ここでのホームステイ体験は世界のどこにもないスペシャルなものだと感じました。

学校と他の生徒たち

参加者は他国から来た17〜18歳が多く、日本人より英語力が高い生徒が目立ちました。日本人は帯同グループのみ。

海外の生徒も初めての日本カルチャーに興味津々、日本の生徒をいつも一歩リードしてくれていました。

学校は約60〜80名規模のアットホームな環境。校長や先生方とも毎日よく会話でき、距離の近さを感じました。

印象的だったのは、コース開始2日目に早くもクラス替えの提案があったこと。事前にこちらへ相談のうえ、全員がより効果的に授業を受けられるよう常に配慮してくれました。

アイルランドの伝統スポーツの紹介|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(アイルランドの伝統スポーツの紹介)

1日の半分はアクティビティで、スポーツとアートから選択。 スポーツではアイルランドならではのゲーリックフットボールやハーリングを体験。

アートではスプレーアート、アクセサリー作り、クイズやゲームなど、日替わりで楽しみました。 

週2回のイーブニングアクティビティも充実。ディスコではヨーロッパの音楽やダンス文化を肌で体感し、ボウリングやアーケードのシューティングゲームでは、アイルランドにいることを忘れるほど全力で楽しんでいました。

サマースクールの醍醐味タレントショーでは、日本の生徒も頑張りました。歌やダンス、空手を一人で披露する生徒。みんなでダンス、ソーラン節を踊ったり、中には「太鼓の達人」を即興で披露する生徒も。書道を披露した生徒には、海外の生徒の列ができました。どうやら名前を漢字で書いてもらいたかったみたいです。

アートレッスン|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(アートレッスン)

モハーの断崖やゴールウェイへの遠足

週2回の遠足があり、水曜日はHalf day excursion、土曜日はFull day excursionでした。スケジュールは以下のとおりです。

1週目:水曜 モハーの断崖/土曜 ゴールウェイ

2週目:水曜 リムリック/土曜 アラン諸島

アイルランドでも首都ダブリンではなく、西部エリアをしっかり満喫しました。

個人的に思い出に残った2箇所を紹介します。

モハーの断崖

モハーの断崖、1日目|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(モハーの断崖、1日目) 

1週目の水曜日に訪れた際は、到着前から雨、到着するも霧で何一つ見ることができませんでした。

生徒たちはお土産を買って気分を切り替えつつも、断崖は見られず残念……。

ところが土曜日に再度学校が連れて行ってくれることになりました。

モハーの断崖、2日目|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(モハーの断崖、2日目) 

土曜日は天候に恵まれ、霧の向こうに隠れていた巨大な断崖が姿を現しました。これには生徒たちも大感動。何より見れてよかった。

生徒たちと一緒に、ハリー・ポッターの実際のシーンと見比べることができました。

アラン諸島 (Aran Island)

アラン諸島|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(アラン諸島)

プログラム最終日はアラン諸島へ。

アイルランド語が話される小さな島へ、フェリーで約30分。運が良ければイルカも見られると聞いていました。

アラン諸島へ向かうフェリー|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(アラン諸島へ向かうフェリー)

行きは波も高く、フェリーはジェットコースターのように大きく揺れる場面も。実際にイルカも見られ、晴天に恵まれました。

上陸後は学校スタッフの案内で島内ツアーを行い、その後3時間は自由時間。生徒たちと自転車で島を一周したのは、忘れられない思い出です。

アラン諸島の道|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(アラン諸島の道) 

リムリックもゴールウェイも街歩きが楽しく、遠足は総じて大満足でした。

10年ぶりのホームステイ(筆者の体験)

話は変わりますが、私自身も2週間ホストファミリー宅で過ごしました。ホームステイはイギリスへの語学留学以来、10年ぶり。

生徒たち一人ひとりにアイルランドホームステイの思い出があるように、私にもホームステイの思い出ができました。 

アイルランドでのホームステイの雰囲気が伝わるよう、少し共有します。

日曜夕方にエニスへ到着し、各自ホストファミリーと対面。

長旅の後、すぐにホストファミリーの家に行くことになりました。初日の夕食は伝統のサンデーローストをホストファザーが振る舞ってくれました。 

サンデーロースト|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(サンデーロースト)

ホストファザーはイギリス人、ホストマザーはアイルランド人で、18歳と15歳の兄妹、そして愛犬バディー。クレアに移住して20年になるそうです。

毎日、朝・昼・晩の3食を用意してくれ、ホストファザーの料理はどれも本当においしかったです。 

朝・昼・晩のご飯の例|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(朝・昼・晩のご飯の例)

夜の予定がない日は、ホストファザーとバディーとの散歩が日課になりました。日本やアイルランドのこと、その日の学校での出来事などをたくさん語り合いました。アイルランドには伝承やユーモアの効いた逸話が多く、毎晩のように面白い話を聞かせてくれたのも良い思い出です。 

バディー散歩の写真|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(バディー散歩の写真)

夫婦の昔話や旅行の話を聞いたり、一緒にボードゲームをしたり、アイルランド独特のスイーツをすすめてもらったり、日本食を振る舞ったり、ホストファザーとサッカーに行ったり――。

2週間の短い期間でも忘れない時間になりました。

ボードゲーム、日本食|アイルランド語学研修2025|ホームステイ in クレア

(ボードゲーム、日本食)

ホストマザーはいつも温かい笑顔で “See you later” と言って、学校に送ってくれました。二人は、私にとってのアイルランドのファザーとマザーでした。いつか日本に来てくれる日を楽しみにしています。

別れの日はやはりさみしく、きっと生徒たちも同じ気持ちだったと思います。

さいごに

あっという間の2週間。

学校はアットホームで居心地が良く、生徒の成長が毎日見られました。ホームステイでも、生徒たちは英語での会話にしっかり挑戦していました。

体調を崩した生徒が出た際も、学校とホストファミリーの対応は迅速かつ丁寧。2週間を通して24時間体制で連絡を取り合ってくれました。

海外ではよくある「大丈夫だろう」ではなく、「大丈夫か?これは生徒にとって最善か」と、常に気遣ってくれました。

学校のスタッフもホストファミリーも、心から尊敬できる素晴らしい方々ばかりでした。

イギリスではなく、アイルランド。

ダブリンではなく、クレア。

特別な場所で、特別な経験と、特別な人たちに出会えました。

「人が良かった」

そう感じさせてくれた、クレアの2週間でした。

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