サマースクールに必要な英語力は?プログラムやスケジュールについて
サマースクールに参加するための必要な英語力やプログラム、スケジュールについて解説しています。一般英語コースからアカデミック、スポーツや音楽まで多岐にわたるプログラム内容をご案内。様々なコースのクラスやアクティビティ、サマースクール人気国のサンプルスケジュールもご覧いただけます。
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サマースクールに必要な英語レベル
サマースクールに必要な英語レベルは参加するコースによって異なります。A1 レベルの初学者からB2 レベルの中上級者などご自身がどのコースに参加するのか次第です。
一般英語コース
基本的に多くのサマースクールでは一般英語コースを設けています。コース参加に必要な英語レベル等はなく、初学者でもお申し込みいただけます。授業は英語レベルと年齢でクラス分けされるので、周りの生徒と同じ英語レベルで授業が進められます。
アカデミックコース
アカデミックコースの参加に必要な英語レベルは、B1 - B2 程度です。コース内容や専門性などによって異なります。B1 レベルは IELTS 4.0 - 5.0、B2 はIELTS 5.5 - 6.5 です。STEM や STEAM は最低でもB2レベル程度が必要です。英語ネイティブやその国の現地生徒も参加するコースも少なくありません。
有名校プログラム
米国ハーバードやMIT、英国オックスフォード、ケンブリッジなどの有名校プログラムではIELTS 6.5 - 7 が最低でも必要です。ネイティブの学生もたくさん参加します。
その他専門コースやスポーツコース
スポーツ、アート、特定の分野でのサマースクールはコースによって受け入れ状況が異なります。A2以上の英語力で参加できるコースが多く、日常会話の英語力が前提です。英語でのコミュニケーションが難しい場合、参加してもついていけないことがありますのでご注意ください。また、事前に各スポーツの専門用語を勉強しておくことをおすすめします。
年齢と英語レベルについて
どの学校もコースに関係なく、クラスは細かく年齢分けされています。小学生などの小さいお子様と高校生が同じクラスになることはありませんのでご安心ください。また、小さいお子様でもインターナショナルスクールや帰国子女向けのサマースクールなどもございます。
サマースクールのプログラム内容
サマースクールの各コース、プログラム内容が異なります。授業内容、クラスの様子について説明しています。
一般英語コース
4技能(読む・書く・聞く・話す)を中心にインタラクティブな授業が行われます。ノートをとったり、先生の話を一方的に聞くスタイルではなく、クイズやグループワーク、プレゼンテーションなどの授業が展開されます。
一般英語集中コース
インテンシブコースなどと表現されますが、一般英語コースよりも授業数が少し多いコースです。午後のスポーツやアクティビティの時 間にカンバセーションやディスカッションなどの英語学習を行います。
グローバルリーダー
グローバルリーダー、ワールドリーダー、ヤングリーダーは文字通り、次世代のリーダーを養成するコースです。サステナビリティーやグローバルイシューについて学び、より良い世界を形成するためには。ということを学びます。学校やコースによって内容は少しずつ異なりますが、ワークショップやゲストスピーカーを招いて理解を深めるコースになっています。
アントレプレナー
アントレプレナーコースはディベート、クリティカル・シンキング、チームワークなどを学ぶコースです。将来の起業家や事業、ビジネスを考える生徒におすすめです。自営業のお子様なども良いかと思います。また、ヤングMBA などの次世代のビジネスリーダー養成コースもあります。
大学テスターコース
大学生活を感じることができるコースはたくさんあります。有名大学キャンパスと学生寮でのサマースクールは海外大学進学を考えるお子様にとって最適でしょう。IELTS の試験英語コースもあり、大学進学のスコア取得に向けた夏を過ごすことができます。
STEM / STEAM
STEM はサイエンス(Science)、テクノロジー(Technology)、エンジニアリング(Engineering)、マス(Math)の頭文字を取った教育アプローチです。STEAM は上記にアート(Arts)を追加した教育方法です。
キャンパスの研究施設を利用してSTEM、STEAM の知識を高めることはもちろん、コース課題のプロジェクトを通じてチーム ワークやクリティカル・シンキングも学ぶことができます。
スポーツ
フットボール(サッカー)やテニス、バスケットボール,ゴルフ、ラグビー、ホッケー、ダンスなどのたくさんのスポーツサマーコースがあります。英語学習だけでなく英語でスポーツレッスンを受けます。外部スタッフや有名クラブのスポーツトレーナーから学ぶことができます。
音楽
現代の音楽を学んだり、プロミュージシャンや経験豊富な講師から音楽レッスンを受けます。歌を歌ったり、楽器演奏を指導してもらいます。
その他コース
その他コースも上記同様、そのトピックをメインに学習を進めます。高校生・大学生年代(16歳 〜 21歳)になれば、好きな教科に特化したサマーコースに参加することも可能です。もちろん英語力は必須ですが、とても有意義なひと夏になるでしょう。
その他専門科目やトピックの例 |
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建築・芸術 / 人文科学 / 生物学 / バイオテクノロジーと遺伝学 / ビジネスと起業家精神 / 化学 / コンピューターサイエンス / 経済学 / 工学 / 英文学 / クリエイティブ・ライティング / 環境科学 / イノベーションとテクノロジー / 国際関係 / 政治 / 法学 / リーダーシップ / 数学 / メディア研究 / 医学 / 自然科学 / 神経科学 / 哲学 / 物理学 / 心理学 / その他 |
1週間のスケジュール
サマーコースではサンプルスケジュールが公開されています。生徒がどのようなスケジュールで生活するのか事前に確認することができます。1週間の うち1日はフルデイエクスカーション(1日遠足)がありますが、基本的にクラスや課題・宿題、アクティビティやスポーツをして1日を過ごします。
サンプルスケジュール|イギリス
平日は午前中に英語クラス、午後と夜はアクティビティとスポーツ。休日に遠足があるスケジュールです。到着と出発は記載されていませんが、到着日 / 出発日はスケジュールが少し変化します。
サンプルスケジュール|カナダ
到着日(Arrivals)と出発日(Depatures)を含む2週間のサンプルスケジュール。起床時間や就寝時間は記載されていませんがルールがあります。こちらも平日はクラス・スポーツ・アクティビティ、土日は遠足というスケジュールです。
サンプルスケジュール|アメリカ
アメリカのサマーコース はビザの関係で他の国に比べてレッスン数が少なくなります。こちらは観光ビザで受けられるコースで事前にビザ申請は不要です。クラスがメインの曜日とアクティビティ・スポーツがメインの曜日が異なるスケジュールです。
サンプルスケジュール|アカデミック
2週間のアカデミックコースのサンプルスケジュールです。セミナーやチューターとプロジェクト提出に向けた時間などが比較的多くなっています。それでもアクティビティや週1回の遠足は用意されています。
1日のスケジュール
上記サンプルスケジュールでもご確認いただけますが、どのコースもスケジュールの組み方に大きな差はありません。午前、午後、夜(夕食後から就寝まで)と大きく3つの構成に分けられます。
クラス
ほとんどのサマースクールでは午前中にクラスがあります。1クラス、5名〜12名程度の生徒で、先生と生徒の比率は学校や参加年齢によって異なります。8歳から10歳の小学生だと5〜8名、中学生以上は10名程度が一般的です 。
クラスの国籍比率はできるだけミックスになるように学校がクラス分けしますが参加時期によって同じ国籍の生徒が多くなる場合もあります。