Body(体)
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胃の語源
胃、腹部などと訳されるstomach— 元来は「入り口(mouth)」を指す語で、かつてはgullet(食道)やthroat(のど)の意味で使われていました。 関連語のstomatitis(口内炎)や歯科医(dentist)の使うstomatoscope(=mouth mirror口内鏡)にはその面影が見て取れます。 なお、gastric juice(胃液)、gastric acid(胃酸)、gastric cancer(=stomach cancer 胃癌)、gastritis(胃炎)、gastropod(腹足類)など専門性の高い表現ではギリシア語由来のgastr-が多く使われます。
鼻の語源
一般に人・動物の嗅覚器官(organs of smell)を指して使われる語。 動物によってはmuzzle(犬や馬など)やsnout(豚やイノシシ、バクなど)と使い分けられます。 ゾウの鼻はtrunk(木の幹)で。 形容詞はnosy(せんさく好きな)とnasal(鼻の)の2つ。 nosy person/neighbors(せんさく好きな人・お節介な隣人たち)、nasal bone/voice(鼻の骨・鼻声)のように使います。 呼吸(breathing)と匂いをかぐ(smelling)働きをする小鼻はnostrilで。
目の語源
「目」に始まったeye — 「視力」「目つき」「監視の目」「観点」「物事の中心」「台風の目」「針の穴」「ジャガイモの芽」と応用範囲は随分広がりました。 eyeball(眼球)、eyelid(まぶた)、eyelash(まつげ)、eyebrow(まゆ毛)は目の周辺部の呼び名。 ocular(目の)は外来形容詞。 ことわざにThe eyes are the window of the soul. (目は心の窓)とあります。 目は確かに心を外にさらけ出す臓器。 何とか鍛えてよくしたいものですね。
舌の語源
ラテン語lingua(舌)からlanguage(言語)ができたように、舌は発声器官(organs of speech)を代表する臓器。 ここは用例を楽しむことにしましょう。 mother tongue(=native language) 母語 a clean tongue 上品な言葉遣い a sharp tongue 辛らつな言葉 a slip of tongue 言い誤り She has a busy tongue. 彼女はよくしゃべる He speaks with a double tongue. 彼は二枚舌を使う Hold your tongue! 静かにしろ Guard your tongue. 口を慎みなさい
顔の語源
原義は「形 form」「姿 appearance」「顔」。 一大ファミリーを形成するラテン語facere (=make 作る)につながる語で、factory(工場 原義:作る場所)やfact(事実 原義:なされたこと)、fit(ぴったりの 原義:適切になされた)などはみな関連語。 確かにfaceは内の心が外に表れたもの。 とは言え、作り顔を得意とする人はこの世にごまんと。 相手のfacial expression(顔の表情)に惑わされないようご用心。
毛の語源
髪はもちろん、胸毛(chest hair)や陰毛(pubic hair)などの体毛一般を指す語。 1本(a hair)、2本(two hairs)と数える場合を除き、通常はhairで特定部の毛全体の意味。 haircut(散髪) hairbrush(ヘアブラシ) hairdresser(美容師) hair drier(ヘアドライヤー) hairline(毛の生え際)と、私たちの周りは毛だらけ。 hairpiece(部分的な入れ毛)やwig(かつら)はbald(はげた)部分を隠す常套手段。 hairy(毛深い)にはa hairy exam (難しい試験)、a hairy adventure (危険な冒険)のような使い方もあります。
頭部の語源
headは、首(neck)から上全体を指すという点で、日本語の「頭」とはやや異なります。 behead(打ち首にする 原義:headを取り去る)はその微妙な違いをよく示しています。 headはまた、headland(岬)、headline(新聞などの見出し)、head office(本社)、headquarters(司令部)、riverhead(川の水源)、headword(見出し語)など、物事の先端部分を指しても広く応用されます。 「額」「後頭部」はそれぞれ、forehead(* fore- 前部の)、the back of the headで。
胃の語源
胃、腹部などと訳されるstomach— 元来は「入り口(mouth)」を指す語で、かつてはgullet(食道)やthroat(のど)の意味で使われていました。 関連語のstomatitis(口内炎)や歯科医(dentist)の使うstomatoscope(=mouth mirror口内鏡)にはその面影が見て取れます。 なお、gastric juice(胃液)、gastric acid(胃酸)、gastric cancer(=stomach cancer 胃癌)、gastritis(胃炎)、gastropod(腹足類)など専門性の高い表現ではギリシア語由来のgastr-が多く使われます。
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