
アメリカ留学について|費用・F1ビザ・おすすめ都市を解説
アメリカ留学は、日本でも人気の高い留学先のひとつです。本場のアメリカ英語を学べることはもちろん、世界中から人が集まるアメリカでは、さまざまな国の文化や価値観に触れながら生活できます。一方で、アメリカは他の国と比べて留学費用が高くなりやすく、ビザについても事前にしっかり確認しておく必要があります。アメリカ留学を考えている方は参考にしてください。

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アメリカ留学の種類
アメリカに留学する方法はいくつかあります。留学する期間や目的によって選択肢が変わるため、自分が何を目的に留学するのかを考えて選ぶことが大切です。
語学留学
アメリカ留学の中でも比較的始めやすいのが語学留学です。語学学校では、日常会話を中心とした一般英語から、試験対策、ビジネス英語など目的に合わせたコースを受講できます。短期間の留学から半年、1年程度の長期留学まで幅広く対応しており、英語初心者から中上級者までさまざまなレベルの学生が通っています。
学校によって国籍比率は異なりますが、日本人を含むアジア圏や南米、ヨーロッパなど、さまざまな国から学生が集まっています。英語の勉強だけでなく、海外の友達を作ったり、異なる文化に触れたりできることも語学留学の魅力です。
コミカレ・大学留学
アメリカの大学やコミュニティカレッジ(コミカレ)に進学する方法です。アメリカには4年制大学だけでなく、2年制のコミカレもあります。コミカレでは、2年間で準学士号(Associate Degree)の取得を目指すことができ、4年制大学への編入を前提としたプログラムもあります。
コミカレで2年間学んだ後、4年制大学へ編入して学士号(Bachelor's Degree)の取得を目指す進学ルートもあり、最初から4年制大学に通うよりも学費を抑えられることが多いです。
アメリカの大学への進学を目指している方だけでなく、海外で専門分野を学びたい方にも選択肢のひとつとなる留学方法です。
専門・キャリア系留学
英語だけでなく、仕事につながる知識やスキルを身につけたい方には、専門分野を学べるプログラムもあります。ビジネスやマーケティング、IT、デザインなど、さまざまな分野のプログラムがあり、英語を使って専門分野を学ぶ経験ができます。
将来のキャリアを考えながら留学したい方におすすめです。
アメリカ留学で必要なビザ
アメリカ留学では、留学期間だけでなく、学校やコース、授業内容などによって必要なビザが変わります。短期だから必ずESTAで行ける、長期だから必ずF-1ビザが必要というわけではないため、留学先が決まったら必要なビザを確認しましょう。
F-1ビザとは?
F-1ビザは、アメリカの大学やカレッジ、語学学校などで勉強するための学生ビザです。語学学校で本格的に英語を学ぶ場合や、大学・カレッジへ進学する場合など、学生として一定の条件で就学する場合に必要となります。
特に語学留学では、授業時間やコース内容によって必要なビザが変わるため、学校への申し込み前に確認しておくと安心です。
F-1ビザが必要になるケース
アメリカの大学・大学院に進学する場合
コミュニティカレッジに通う場合
アメリカの語学学校で英語を学ぶ場合
学位取得を目的としたプログラムに参加する場合
長期間、学校に通って専門的に学ぶ場合
単位取得するなど正式な就学をする場合
短期留学ならESTAで行ける?
日本国籍の方は、条件を満たしていればESTAでアメリカへ渡航できます。ただし、ESTAは観光や短期の商用などを目的とした制度で、一般的な留学を自由にできるものではありません。
短期留学を考えている場合も滞在期間だけで判断せず、受講するコースがESTAで認められているかを事前に確認しましょう。

F-1ビザ申請の流れ
F-1ビザが必要な場合は、基本的に以下のような流れで手続きを進めます。
F-1ビザ申請の流れ
① 学校を決めて申し込む
② I-20を受け取る
③ SEVIS I-901 Feeを支払う
④ DS-160を申請する
⑤ ビザ面接を受ける
⑥ ビザ発給
審査が終わり、問題がなければビザが発給されます。
ビザの申請には時間がかかる場合もあるため、出発直前ではなく、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。
F-1ビザの申請費
F-1ビザに関係する主な費用は以下のとおりです。
項目 | 費用(USD) |
|---|---|
ビザ申請料 | 185ドル |
SEVIS I-901 Fee | 350ドル |
合計 | 535ドル |
※2026年9月時点の情報です。料金は変更される可能性があるため、申請する際は最新情報をご確認ください。
アメリカ留学の費用
アメリカ留学は、他の人気留学先と比較しても費用が高くなりやすい傾向があります。特にニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市では、家賃や生活費も高くなります。
以下は語学学校に通い、ホームステイを利用する場合のおおよその費用です。
1ヶ月の留学費用|約52万円〜
項目 | 費用 |
|---|---|
航空券 | 約10~15万円 |
海外旅行保険 | 約1万〜2万円 |
ESTA申請費 | 約0.6万円(ESTA) |
学校費用(午前コース) | 約12~18万円 |
滞在費(ホームステイ) | 約25~30万円 |
現地生活費 | 約3~5万円 |
合計 | 約52~71万円 |
2ヶ月の留学費用|約94万円〜
項目 | 費用 |
|---|---|
航空券 | 約10~15万円 |
海外旅行保険 | 約3~4万円 |
ESTA申請費 | 約0.6万円(ESTA) |
学校費用(午前コース) | 約24~36万円 |
滞在費(ホームステイ) | 約50~60万円 |
現地生活費 | 約6~10万円 |
合計 | 約94~126万円 |
3ヶ月の留学費用|約136万円〜
項目 | 費用 |
|---|---|
航空券 | 約10~15万円 |
海外旅行保険 | 約5~7万円 |
ESTA申請費 | 約0.6万円(ESTA) |
学校費用(午前コース) | 約36~54万円 |
滞在費(ホームステイ) | 約75~90万円 |
現地生活費 | 約9~15万円 |
合計 | 約136~182万円 |
6ヶ月の留学費用|約261万円〜
項目 | 費用 |
|---|---|
航空券 | 約10~15万円 |
海外旅行保険 | 約10~15万円 |
ビザ申請費(F-1ビザ+SEVIS費用) | 約8万円(F-1) |
学校費用(午前コース) | 約65~100万円 |
滞在費(ホームステイ) | 約150~180万円 |
現地生活費 | 約18~30万円 |
合計 | 約261~348万円 |

アメリカ留学おすすめの都市
アメリカは都市によって雰囲気や気候、生活費が大きく異なります。都会で刺激の多い生活をしたいのか、落ち着いた環境で勉強したいのかなど、自分の希望に合わせて都市を選ぶとよいでしょう。
ニューヨーク

ニューヨークはアメリカを代表する大都市のひとつです。世界中から人が集まるため、多国籍な環境で生活できることが大きな魅力です。タイムズスクエアやマンハッタンの高層ビル、セントラルパークなど、映画やドラマで見たことのある場所を実際に訪れることもできます。
語学学校に通いながら、休日は美術館やミュージカル、スポーツ観戦などを楽しむこともできます。大都会で刺激のある留学生活を送りたい方におすすめです。
ロサンゼルス

ロサンゼルスは、温暖な気候と開放的な雰囲気が魅力の都市です。ハリウッドや映画、音楽などのエンターテインメントが有名で、ビーチや観光スポットも多くあります。
日本人にも馴染みのある都市なので、初めての海外生活でも比較的イメージしやすいでしょう。暖かい場所で生活したい方や、勉強だけでなくアメリカらしい生活も楽しみたい方に向いています。
サンフランシスコ

サンフランシスコは、ゴールデンゲートブリッジや坂道の多い街並みで知られる都市です。IT企業が集まるシリコンバレーにも近く、ITやスタートアップなどに興味がある方にも人気があります。公共交通機関が利用しやすく、車がなくても生活しやすいエリアがあることも特徴です。
サンディエゴ

カリフォルニア南部 に位置するサンディエゴは、温暖な気候とビーチが魅力の都市です。ロサンゼルスと比べると落ち着いた雰囲気があり、勉強と海外生活の両方を楽しみたい方におすすめです。海が好きな方や、比較的ゆったりした環境で英語を学びたい方にも向いています。
ボストン

ボストンは、ハーバード大学やMITなど、多くの大学が集まるアカデミックな都市です。歴史のある街並みと学生街としての雰囲気があり、勉強に集中しやすい環境を求めている方にも人気があります。大学進学を考えている方や、教育環境を重視したい方にもおすすめです。
シアトル

シアトルは、IT企業やコーヒー文化で知られる都市です。都会としての利便性がありながら、自然も身近に感じられるのが特徴です。ニューヨークやロサンゼルスのような大都市とは少し違った、落ち着いたアメリカ生活を送りたい方におすすめです。
アメリカ留学中に働ける?
アメリカ留学では、ワーホリのように自由にアルバイトをすることはできません。
F-1ビザの場合、一定の条件を満たせばキャンパス内での就労が認められる場合があります。ただし、語学学校に通いながらレストランやカフェなどで自由にアルバイトをすることは基本 的にできません。
アメリカにワーホリ制度はある?
現在、日本人が利用できる一般的なワーホリ制度はアメリカにはありません。そのため、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどのように、ワーホリビザを利用して働きながら長期間海外で生活するという方法はできません。海外で働きながら英語を学びたい方は、ワーホリ制度のある国や学生ビザで働ける国も候補に入れて比較してみるとよいでしょう。
一方で、アメリカの文化や英語をしっかり学びたい方や、大学・専門分野の勉強をしたい方にとっては、アメリカならではの留学の魅力があります。
アメリカ留学のメリット・デメリット
アメリカ留学には多くの魅力がありますが、留学前に知っておきたい注意点もあります。
アメリカ留学のメリット・デメリット
メリット
本場のアメリカ英語を学べる
世界中から学生が集まる環境で学べる
都市や学校の選択肢が多い
大学や教育機関の選択肢が豊富
アメリカならではの文化やエンターテインメントを楽しめる
英語と専門分野を一緒に学べる
デメリット
留学費用が高くなりやすい
都市やエリアによって治安に差がある
F-1ビザでは自由なアルバイトができない
地域によっては車が必要になる
医療費など、日本とは異なる生活費も考えておく必要がある
アメリカは都市によって留学生活が大きく変わります。大都会で刺激のある生活を送りたい方、ビーチの近くで暮らしたい方、勉強に集中できる環境を選びたい方など、それぞれに合った都市があります。
留学期間や予算だけでなく、どんな生活をしたいのか、何を学びたいのかまで考えて、自分に合った都市や学校を選ぶことが大切です。
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