
ROワーホリ|カナダセカンドビザの申請方法や条件、特徴について
ワーキングホリデーは通常30歳までが対象ですが、カナダには35歳まで申請可能なROワーホリ(セカンドワーホリ)と呼ばれる制度があります。この記事ではROワーホリの特徴、通常のワーホリとの違い、申請方法について分かりやすく解説します。

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RO(セカンド)ワーホリの特徴
ROワーホリには、以下のような特徴があります。
ROワーホリの特徴
35歳まで申請可能
ワーホリ経験の有無は問われない
定員が少なく、倍率が高い
ROまたは提携機関を通じた申請が必要
就労経験が永住権申請に活かせる
最大の特徴 は、年齢制限が35歳まで引き上げられている点です。また、過去にワーホリを利用したことがある方でも申請が可能で、初めての方だけでなく2度目以降の滞在を考えている方にも向いています。ROワーホリでの就労経験は、将来的に永住権を目指す際の実務経験としてカウントされる点も魅力です。
一方で、通常のワーホリとは異なり募集枠が非常に少なく、いつでも自由に申し込める制度ではないため、取得難易度が高い点には注意が必要です。
ROワーホリの申請条件
ROワーホリビザの主な申請条件は以下の通りです。
ROワーホリの申請条件
カナダに入国できる資格があること
有効なパスポートを所持していること
最低$2,500相当の資金を有していること
往復航空券、または相当の資金があること
滞在期間をカバーする医療保険に加入していること
犯罪歴やカナダでの違法滞在歴がないこと
申請時の年齢が18歳以上35歳以下であること
扶養家族が同行しないこと
通常のワーホリとの違い
ROワーホリと通常のワーホリは、就労・就学・長期滞在が可能という点では共通していますが、いくつかの違いがあります。
項目 | 通常のワーホリ | ROワーホリ |
|---|---|---|
年齢制限 | 30歳まで | 35歳まで |
申請方法 | 個人申請が可能 | RO・提携機関経由のみ |
募集時期 | 例年12月中旬以降 | 不定期 |
募集人数 | 6500人 | 非常に少ない |
取得難易度 | 早めに申請すれば問題なし | 高い |
最も大きな特徴は、通常のワーホリでは対象外となる35歳まで申請できる点です。その一方、募集時期がランダムで申請可能枠が少なく、取得難易度が高い点には注意が必要です。
ROワーホリの募集時期とタイミング
ROワーホリは、毎年決まった時期に募集される制度ではありません。ROや提携機関ごとに募集時期が異なり、募集から短期間で締め切られることもあります。そのため、募集が出たタイミングですぐに動けるかどうかが非常に重要です。特に定員が少ないため、数日〜数週間で募集が終了してしまうことも珍しくありません。
検討している方は、早めに情報を集めて募集開始に備えて準備しておくことがポイントです。語学学校のRO枠や留学エージェントを通じた申請では、募集情報が公開され次第案内を受けられる場合もあるため、タイミングを逃しにくくなります。

ROワーホリの申請方法

ROワーホリの申 請方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
自分でRO団体に申し込む
RO団体と直接やり取りをしながら申請を進める方法です。3つの方法の中で、最も費用を抑えられるのが特徴です。
メリット |
|---|
・費用を抑えられる |
デメリット |
|---|
・全て英語対応で手続きが複雑 |
RO対象の留学エージェントを利用
RO団体から申請枠を譲り受けている一部の日系留学エージェントを利用する方法もあります。日本語で相談や手続きを進められる点や、あらかじめ応募枠が確保されている点がメリットです。一方で、自分で申請する場合と比べるとビザ申請費のみでも高額になる可能性があります。
メリット |
|---|
・最新のRO枠情報を案内してもらえる |
デメリット |
|---|
・個人で申請するより費用が大幅に高くなる |
語学学校のRO枠を利用(新制度)
2024年5月からカナダの一部の語学学校を通じて、語学学校の申込みとセットでROワーホリを申請できる制度がスタートしました。
この制度は特定のエージェントに限定されることなく、基本的にはどのエージェントでも取り扱いが可能です。このパッケージには通常、語学学校約3か月分のコース費用が含まれています。
メリット |
|---|
・RO枠があらかじめ確保されている |
デメリット |
|---|
・語学学校が不要な方には向かない |
* 学校や時期によって条件や費用は異なります。
ビザ取得費用の比較
ROワーホリの申請方法によって、かかる費用の目安は大きく異なります。もっとも費用を抑えられるのは、ROに直接申し込む方法です。一方、語学学校に通いたい方には、語学学校のRO枠を利用する方法が向いています。
ビザ取得の難易度や申請にかかる費用、語学学校の利用有無などを踏まえて、自分に合った申請方法を選びましょう。
申請方法 | 費用の目安 |
|---|---|
自分でROに直接申し込む | 約$1,500~ |
RO対象の留学エージェントを利用 | 約$5,000~ |
語学学校のRO枠を利用する | 約$5,215~ |
ROワーホリはどんな人におすすめ?
ROワーホリは、通常のワーキングホリデーでは条件が合わなかった方にとって有力な選択肢です。
こんな人におすすめ
30代でカナダのワーホリを検討している方
年齢制限で通常のワーホリを申請できない方
過去にカナダワーホリ経験があり、再渡航を考えている方
将来的にカナダでの就労や永住権も視野に入れている方
ROワーホリは上記のポイントで挙げたように選択肢が広がる制度ですが、募集人数が限られているうえ、募集年度によって条件が変更されることもあります。気になっている場合は、早めに情報を押さえて準備を進めておくと安心です。

ROワーホリ以外で30代以降でも挑戦できる留学

年齢制限のあるワーホリやROワーホリ以外にも、30代以降で挑戦できる留学・海外滞在の方法はいくつかあります。目的や滞在期間に合わせて、以下のような選択肢を検討することが可能です。
語学留学
年齢制限がなく、最も柔軟に利用できる留学方法です。語学力向上に加え、現地生活を体験しながら将来的な就労やキャリアアップを目的として渡航する方もいます。
また、6ヶ月以内の滞在であれば学生ビザの申請は不要で、比較的気軽に挑戦できる点も魅力です。カナダ国内のさまざまな都市から、自分の目的やライフスタイルに合った滞在先を選ぶことができます。
Co-op留学
専門分野の勉強と有給インターンがセットになったプログラムです。英語力に加えて実務経験も積めるため、キャリアアップや海外就職を視野に入れている30代の方に人気があります。
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