イギリス留学に向いている人・向いていない人とは?あなたはどっち?
留学を検討するとき、その国や都市が自分に合うのか心配になるはずです。今回はイギリス留学に向いている人、向いていない人を解説します。イギリス留学があなたに合っているか確認できるでしょう。ロンドンと地方都市の違いや、気候、ビザについても詳しく触れているので、イギリスでの留学生活をイメージしやすくなるはずです。
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そもそもイギリスってどんな国?
イギリスは日本の約2/3の面積で、人口は約7,000万人(2024年時点)です。首都ロンドンには約1,000万人(2024年時点)が住んでおり、日本の東京と同様に、首都に人口が集中しています。日本の面積や人口と比較すると、やや小さい国です。
日本で「イギリス」と聞くと、ロンドンを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ロンドンはイギリス全体およびイングランドの首都です。イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国で構成されており、正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」です。
イングランドは、英語が生まれた地であり、留学先として世界中で人気があります。歴史的には、伊藤博文や夏目漱石といった著名な人物がイギリスに留学したほか、天皇陛下もイギリスで学ばれました。ちなみに、English(英語)という言葉は、England(イングランド)に由来しています。
2020年のEU脱退以降、イギリスはEU加入前に使われていたポンド(£)を引き続き通貨として使用しています。2024年9月時点では、£1 = 190円程度です。
イギリス留学に向いている人
歴史、文化や芸術に興味がある
歴史からも紐解けるように、イギリスは政治、文学、科学、音楽などの多方面で世界に大きな影響を与えてきました。現代に至るまで、古い建築物や城、大学などがその歴史を物語っています。
文学、演劇、音楽では、多くの有名な文化人を輩出しています。シェイクスピア、ビートルズ、ハリー・ポッターな どがその一例です。特にロンドンには有名な劇場や美術館が多く、常に新しい文化やアートが生まれています。歴史に興味がある、文化や芸術に触れてみたい、と考える学生はイギリス留学に向いているでしょう。
英語を伸ばす意欲がある
文部科学省の調査では留学生数の多い国・地域として、1位はアメリカ、2位カナダ、3位オーストラリアとイギリスはトップ3にランキングしていません。実際、語学学校や大学では日本人の国籍比率は低く、英語環境に身を置くことができます。
日本人が少ない環境での留学は良し悪しがありますが、せっかくの留学なのに国際交流も少なく、英語が伸びないというケースは極端に少なくなります。英語環境に浸ることで、英語力を伸ばす機会がたくさんあります。英語スキルを徹底的に磨きたい学生には、イギリスは理想的な国です。
「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について:文部科学省
柔軟で社交的である
イギリスはヨーロッパ諸国をはじめ、世界中から多くの留学生が集まります。日本人の数がそれほど多くないため、日本語に頼ることが難しく、英語で情報収集をしなければならない場面もあるかもしれません。思い描いていた環境と異なったり、聞いていた話と違ったり、同じ質問をしても皆が異なる答えをしたりと、「あれ??」と感じることもあるでしょう。しかし、そのような状況にも柔軟に対応することで、海外生活を実りある経験に変えることができます。
最初は英 語を話すことに緊張したり、恥ずかしく感じたりするかもしれませんが、オープンマインドで積極的にコミュニケーションを取る姿勢があれば、イギリスでの留学生活を充実させることができるでしょう。
ダイバーシティを感じたい
イギリスは様々なバックグラウンドを持つ人が暮らしています。多文化が共存する国での生活は多様性への理解を深めることができるでしょう。特にロンドンはマルチカルチュラルです。世界中からの留学生や移住者が集まっているので、異なる文化や習慣に触れることができます。国際的な視野を広げることができるので、自分の将来を考える良いキッカケになるでしょう。
観光や娯楽も楽しみたい
イギリスには、観光地や娯楽がたくさんあります。有名な観光スポット、アクティビティやナイトライフ、歴史的な名所や自然の美しい景色などがあります。学業だけでなく、観光や娯楽を楽しみたい学生にもイギリス留学は最適です。特にロンドンは留学期間で飽きることのないくらい充実しています。
イギリス留学が向いていない人
温暖な気候は求めている
条件として、常夏や温かい気候を譲れない人はイギリス留学に向いてないかもしれません。イギリスは日本よりは低いものの一年を通じて湿度が高く、特に冬は冷え込みます。年間を通して曇りがちで、日照時間も短め。ですが、6月から9月はとても日照時間も長く、過ごしやすい天候が続きます。このシーズンは、みんな外にでて、夏を これでもかと楽しみます。寒いのが苦手な人は夏にイギリス留学を検討しましょう。
日本人コミュニティが豊富な環境を求める
イギリスはロンドン以外、日本人コミュニティがアメリカ、カナダ、オーストラリアのように発展していません。日本人の少ない環境で自立して生活したい方には魅力的ですが、絶対的な安心感を求める方には向かないかもしれません。日本語でのサポートが欠かせないと感じる人は日本人スタッフがいる学校を選択されると良いでしょう。
費用にシビアな制限がある
イギリスは学費や生活費がカナダやオーストラリアに比べると高いです。特にロンドンは物価が高く、とにかく費用を抑えたいと考えている人は、他の都市や国を検討した方が良いかもしれません。マンチェスターやブライトンはコストパフォーマンスが良く、人気の留学先です。
イギリス留学で知っておくべきこと
ロンドンとそれ以外の都市は全くの別物
イギリス留学といえば、まずロンドンを思い浮かべるかもしれません。ロンドンはイギリス国内でも特別な都市で、日本の東京に似た位置づけと考えるとイメージしやすいです。世界有数の大都市のロンドンは、多様な文化と活気に満ちて留学生活で飽きることはないでしょう。一方で、ロンドン以外の都市は、落ち着いた雰囲気を持っていて、それぞれの都市独自の魅力があります。地方都市は物価が比較的安く、地元のコミュニティに溶け 込みやすいという利点もあります。自分の生活スタイルや性格、予算に合わせて、最適な都市を選ぶことが大切です。
語学留学は6〜9月がピークシーズン
大学や高校の交換留学・正規留学は9月や1月の入学が一般的ですが、イギリス語学留学のピークシーズンは6〜9月です。夏休みを利用してヨーロッパを中心に世界中から学生が集まります。語学学校は非常に賑わい、毎日アクティビティが開催されます。天候もよく、快適に過ごせるので活気ある留学生活を送ることができるでしょう。
ただし、注意点が2つあります。1つ目は宿泊施設(ホームステイや学生寮)が早期に埋まってしまうこと。2つ目は航空券の価格が高騰することです。夏にイギリス留学を計画する際は、混雑や費用に注意し、早めに手配を進めることが大切です。
半年未満の留学はビザ不要
イギリスでは、半年未満の短期留学であれば、ビザ申請は不要です。入国は、e-gate(自動入国システム)を使用します。基本的にビザ審査官と話すことはありませんが、万が一、話すことになれば下記書類が必要です。
半年未満の短期留学に必要な書類
パスポート
イギリス出国時の航空券
*入学許可書
*イギリスでの滞在先がわかるもの
*滞在期間の資金証明
* 入国審査官によって提示する必要がない場合もあります。
日本帰国の航空券は必ず用意してください。これがないとイギリスに長期滞在すると勘違いされ、入国を拒否されるケースもあります。
大学は3年間、大学院は1年間
イギリスの学部課程は通常3年間、大学院は1年間と短期間で修了できるのが特徴です。(専攻のよって例外もあります)短期間で学位を取得できる反面、とても忙しい学生生活になります。クラスは過密で課題も多いのでしっかりとした時間管理が求められます。
ワーキングホリデーは2年間
イギリスには、YMS(Youth Mobility Scheme)というワーキングホリデービザがあります。(実際はワーホリビザではないです。)他の英語圏のワーキングホリデー協定国が1年であるのに対し、イギリスは2年間滞在可能です。就労制限もなく、しっかりとした計画と目標設定があれば、キャリアチェンジやキャリアアップを目指すことも期待できます。
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