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イギリスワーキングホリデー【YMS2024年】|1月抽選の倍率は?

2024年からワーキングホリデーの枠が従来の4倍である6000人に増枠が発表されました。イギリスワーホリ(YMS)の概要からビザ申請方法まで最新の情報を発信しています。まずは年に2回の抽選応募から始めましょう。

  1. 目次

  2. イギリスワーキングホリデーの枠が4倍の6000人に

  3. YMSとは?

  4. YMSの抽選応募方法

  5. イギリスワーホリの申請方法

  6. - YMSの抽選日

  7.  - イギリスワーホリの倍率

  8.  - YMS当選後の流れ

  9. YMSビザの申請方法と費用について

  10. イギリスのワーホリの費用・収入

  11. 実際どれくらい稼げるの?

  12. イギリスワーホリを成功させる秘訣

  13. イギリスワーホリのよくある質問

  14. イギリスワーホリ体験談

イギリスワーキングホリデーの枠が4倍の6000人に

2023年11月7日。2024年からイギリスワーキングホリデー(YMS)の枠が1500人の4倍、6000人に増枠されることが発表されました。

引用:英国のワーキングホリデー、日本人枠4倍6000人に 24年

次回のYMS抽選は2024年1月予定です。

「新しい時代の留学」は抽選日当日にLINEでリマインドメッセージをお送りします。LINEに友だち追加してお待ち下さい!

YMSとは?

イギリスのワーキングホリデーは、Youth Mobility Scheme(通称YMS)と呼ばれるvisaで2年間滞在することができます。

ビザ有効期間

2年間

ビザ取得枠

6000人(2024年最新)

ビザ抽選時期

1月、7月

就労制限

特になし

年齢制限

18歳〜30歳

カナダやオーストラリアのワーキングホリデーが1年間に比べると、2年間滞在できるのはとても魅力的です。イギリスのワーホリは就業制限もなくフルタイムで働くことができます。

しかし、誰でも行けるわけではありません。年間1500人という枠(2024年から6000人)が決められていて、抽選に通らなければいけません。抽選は年に2回、1月と7月にあります。

【ご注意】
現在イギリスでは、ワーキングホリデーという制度はありません。イギリスのワーキングホリデー制度は2008年に廃止されています。上記・下記では、YMSをわかりやすく理解しやすいようにワーホリと謳っていますが、YMSはあくまで就労目的のビザです。

YMSの抽選応募方法

YMSの抽選応募方法は、メール抽選で行われます。やり方は簡単で指定のメールアドレスに名前、生年月日、パスポート番号、電話番号を英語表記で送るだけです。もちろん無料です。

YMSの応募条件は下記のとおりです。

  • 年齢が18歳〜30歳(申請時が30歳であれば渡英が31歳になっても大丈夫です。)

  • 日本国籍とパスポートを持っていること

  • 過去にYMSで渡英経験が無い方

  • 受信可能なe-mailアドレスが必要

YMSの抽選日

次回のYMS抽選は2024年1月予定です。「新しい時代の留学」は抽選日当日にLINEでリマインドメッセージをお送りします。LINEに友だち追加してお待ち下さい!

ちなみにですが、前回の7月抽選日の詳細は以下のとおりです。

【2023年7月】

抽選期間

7月24日(月)23:59〜7月26日(水)23:59(日本時間)

当選発表

7月31日までに当選メール受信

ビザ申請期限

8月30日(水)

Youth Mobility Scheme 2023 (日本国籍者)

2023年YMS7月抽選分の申請スケジュールについてはこちらをご覧ください。

イギリスワーホリの倍率

イギリスワーホリの当選倍率は、約10~15倍です。(新しい時代の留学調べ)

1回で当選する人もいれば、10年連続当選しない人だっています。

嬉しいことに2024年よりYMSの枠が4倍の6000人に増枠されることが発表されました。これを機に、ずっとイギリスに行きたかった人が当選する可能性も上がるでしょう。

YMS当選後の流れ

差出人:YMS Successful on UK in Japan、件名:Youth Mobility Scheme Confirmation on How to Applyで当選のメールが届きます。YMSの抽選に当選した方にはこのようなメールが届きます。

これは2020年時の当選メールです。メールが届いた方のみvisaの申請ができます。メールには当選後の流れが記載されています。

落選の場合もメールが届きます。ビザの抽選日は年に2回あるので、落胆せず次に期待しましょう。

ビザの申請方法と費用

YMSの抽選に当選すれば、ビザ発行プロセスに移ります。ビザ発行までに大きく分けて3つステップがあります。順番に解説していきます。

1, オンライン申請

まず最初にオンラインにて必要な情報を登録します。オンライン申請は時間がかかります。早い人でも1時間、長いと2時間程度です。入力しなければいけない項目はたくさんあるものの、特に重要なのはイギリス入国日、過去10年間の渡航履歴、滞在先住所、申請費用支払です。

イギリス入国日

イギリスへの入国日はオンライン申請日(料金の支払い完了日)から6ヶ月以内に設定しなければいけません。後で変更することはできません。事前にスケジュールを組んでおきましょう。

過去10年間の渡航履歴

ビジネスや旅行でたくさんの国で入国や出国を行っているとかなり時間がかかる作業です。パスポートを見て事前にノートに入国日や出国日をまとめておきましょう。トランジットも入力するので骨の折れる作業です。

滞在先住所

事前にホームステイ先などが決まっていればその住所を記載しましょう。一泊ホテル等も可能です。一時的なホテルからアパートや寮などに引っ越す場合は必ず住所変更を行いましょう。

変更方法は下記からPDFをダウンロードしてイギリス国内で郵送もしくは、オンライン申請もできます。PDFダウンロード、オンライン申請はこちらからできます。

Notification of change of circumstances: form MCC

申請費用の支払い

情報の登録完了後、クレジットカードでオンライン申請料金を支払います。期日はメールに記載されています。ここで料金を支払わないとvisaの申請はできません。当選リストから削除され、当選を取り消されることになるので注意してください。また、申請料金の支払い完了日から90日以内に申請書類を提出しなければいけません

「新しい時代の留学」では、YMS当選者にむけてYMSビザ申請サポートをしております。3つのサポートプランをご用意しているので、ご希望にあったプランを選んで頂けます。また、語学学校(8週間以上)を申込んで頂いたお客様には、無料でビザ申請サポートをしています。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

YMSビザ申請サポート

それでは、オンライン申請後、ビザ申請センターの書類提出の手順をみていきましょう。

2, ビザ申請センター

申請料金の支払いが完了すれば、次はビザ申請センターの来館予約、書類提出と生体認証(指紋)の提出を行います。来館予約はこちらからできます。

申請に必要な書類は以下です。

  • パスポート

  • 資金証明書

  • YMS当選e-mail

  • Apply for a Tier5 visa(YMS申請書)

  • 領収書e-mail(支払い完了メール)

  • 来館予約票

  • パスポート顔写真のカラーコピー(審査後、パスポートを直接受け取りに行く人のみ)

パスポート、資金証明書は原本です。パスポートの期限が1年未満の場合は、オンライン申請前に更新して、新しいパスポート番号で申請を行います。その際は古いパスポート番号や有効期限を記載しなければいけません。万が一、滞在中にパスポート期限が切れても、現地ロンドンの日本大使館で更新できるので問題ありません。資金証明は£2530(40万円以上)をビザ申請料金の支払い日より前の時点で、少なくとも28日間以上規定の資金額を口座に保持していることを証明する必要があります。

その他の申請書類はA4サイズに印刷し提出。ビザ申請センターでは指紋と顔写真をとります。以上を無事に終えて、ビザの審査を待ちます。その後パスポートの受け取りです。YMSビザの審査期間は15日です。平日のみが営業日なので3週間くらいは予定しておきましょう。はやければ7日間で審査が完了する場合もあります。お急ぎの場合は3-5営業日で審査を終了する優先ビザサービスもありますが、数万円かかるため余裕を持って申請のスケジュールを組みましょう。

ビザ申請センターの情報はこちらです。

VFS東京
東京都港区東新橋2丁目3−14

VFS大阪
大阪府大阪市中央区南船場1丁目3−5

3, パスポートの受け取り

ビザ審査完了後、審査完了を通知するメールが届きます。ビザが発行されたパスポートの受け取り方法は、ビザ申請センターに来館または郵送になります。来館する場合、特に予約は不要で営業時間にいけば受け取ることが可能です。家族、友人、留学会社など代理での受け取りもできますが代理人受理の書類が必要です。郵送の場合、ビザ申請時に窓口で申し込むか、ビザ申請の来館予約時にオンラインで申し込む必要があります。

ビザ申請のまとめ

ビザ申請の流れのまとめです。

  • 1, ビザのオンライン申請、料金の支払い

  • 2, ビザ申請に必要な書類を揃える

  • 3, ビザ申請センターの予約

  • 4, ビザ申請センターで書類の提出

  • 5, ビザ発行済のパスポートを受け取る

YMSでイギリスに行くことができれば素晴らしい経験や出会いが待っています!YMS visaの書類不備や申請での手違いが起きないよう事前準備をしっかりしましょう!

「新しい時代の留学」ではYMSビザ申請のサポートから留学先の手配までを手数料無料でサポートしています。お悩みの方はお気軽にLINEまたはコンタクトフォームからお問い合わせください。

イギリスワーホリの費用・収入

それでは、YMSにかかる費用と収入をみていきます。下記の表は最初の3ヶ月間を語学学校で勉強する期間とし、就労期間を計20ヶ月として計算したロンドン生活2年間の費用と収入の一例です。

2年間、イギリスで働ける経験と英語力がつくと考えるとYMSはお金以上の魅力があります。渡航後すぐに仕事を始めることができれば、イギリスでの生活費を早い段階から稼ぐことができますし、ルームシェアなど家賃を抑える方法はたくさんあります。

事前に十分な英語力を準備して渡英すれば、より条件のいい収入も見込めるでしょう。一般的な留学エージェントを通して行く場合、あくまで目安ですが初期費用で約100万円前後が必要です。申請料金、渡航費、最初の数ヶ月の家賃、語学学校の学費が初期費用となります。渡英前にかかる費用や渡英後の費用などを下記で詳しく紹介します。

ビザ申請費用

イギリスワーホリのvisa(YMS)にかかる申請費用は約20万円です。詳細は下記のとおりです。

ビザ申請料金:£259(約4万4000円)
NHS保険料:£940(約16万円)
合計:£1199(約20万4000円)

大阪のビザ申請センターを利用する場合、別途£55(約9300円)がかかります。

渡航費

往復で直通は15万円以上、乗継便であれば10万円以内に抑えることもできます。時期によって航空券の価格は変動します。安い時期は1月・2月、反対に高い時期は7月・8月です。 

家賃

ロンドンの家賃の平均額は月£857(約14万円)です。イギリス全土の平均は月£626(約10万円)となっています。ロンドンの家賃は高騰していますが、友人とフラットを共有するフラットシェア、部屋をシェアするルームシェアで家賃を半額まで抑えることもできます。

Average Rent in London
Average Rent in the UK

生活費(交通費、通信費など)

通信費は月£10(約1700円)前後のプランから選択できます。毎日、バスや電車を使う場合は1週間、または1ヶ月間乗り放題のパスを購入しておけば交通費の節約にもなります。だいたい1ヶ月£100(約17000円)前後になるでしょう。

友達と出かけたり、ショッピングするコストを含めるとイギリスでの生活費は目安で1ヶ月あたり3~4万円ほどでしょう。

食費(スーパー、レストラン)

イギリスで野菜や果物などの食料品は日本よりも安い価格で買うことができます。毎日、お弁当を作ったり、自炊をすれば月の食費を£150(約25000円)以下に抑られるでしょう。

外食する場合はランチでも£10前後、ディナーだと£25前後が目安です。ランチタイムには、スーパー、テイクアウトストアでmeal dealという£5以下のランチセットが提供されています。

近年のイギリスのレストランはほとんどがキャッシュレスなので、チップの文化は薄れつつあり、12.5%のサービス料金としてレシートに追加されることがほとんどです。自炊と外食をあわせて目安で3万円前後でしょう。

実際どれくらい稼げるの?

ワーホリなので実際どれくらい稼げるかが重要ですよね。

イギリスのワーホリでは、アルバイトだけでなく現地企業に就職することもできます。2年しか滞在できないのに正社員なんて私には無理だ、、、と諦めないでください。欧米では、日本のように一つの企業に長く勤める文化はないので、1年でも雇ってくれる企業はあります。数年で転職することは、欧米ではごく一般的です。

アルバイト、正社員どちらにしても必要なのは英語力です。事前準備でしっかりと英語力をつけてから行くことをオススメします。

イギリスワーホリでアルバイト

1日 8時間 × 5日間 = 週40時間
時給 £9.5 × 週40時間 = £380

1ヶ月の給与(4週間と5週間の場合)

£380 × 4週間 = £1520(約26万円)
£380 × 5週間 = £1900(約32万円)

イギリスの最低賃金£9.5(23歳以上)で計算しています。21〜22歳は£9.18、18〜20歳は£6.83です。フルタイムで働ければ十分生活できます。

The National Minimum Wage in 2022

イギリスワーホリで正社員として働く

現地企業に正社員として働くことができれば、年収は£20,000(約340万円)〜£25,000(約425万円)になります。職種や就労経験、英語力によって給料は変動します。現地企業で働くことを考えると事前の英語力の準備が非常に重要です。

イギリス企業の給与体系や福利厚生は日本企業とは少し異なります。基本的に年俸制になり月給ではありません。年俸を12ヶ月で割り、毎月同じ額が給与として振り込まれます。残業も基本的にありません。さらに入社と同時に10~20日の有給が与えられるので、有給を利用してヨーロッパ旅行や日本に一時帰国することもできます。

イギリスワーホリを成功させる秘訣

イギリスワーホリを成功させる秘訣は英語力です。どれだけ渡航前に英語力をつけてから行けるかで、2年間でできることが大幅に変わります。

現地に着いて、語学学校に行けば英語が喋れるようになると考えるのは危険です。渡航前からYMSで実現したい目標を決め、英語の学習は進めておきましょう。

事前にしっかりとした英語力を身につけて行けば、現地でできる友達・恋人との会話の実現。現地企業への就職も視野に入れることができます。どちらにせよ、英語の学習は早いにこしたことはありません。

イギリスワーホリのよくある質問

ビザの手続きは一人でできますか?

手順を確認しながら進めれば一人でできます。しかし、少し複雑なのも事実です。「新しい時代の留学」ではYMSビザ申請のサポートから留学先の手配までを手数料無料でサポートしています。お悩みの方はお気軽にLINEまたはコンタクトフォームからお問い合わせください。

どれくらいの英語力が必要ですか?

YMS visaに必要な英語力はありません。しかし、イギリスでワーキングホリデーを成功させるには英語力は必要不可欠です。求められる英語レベルは、働く環境などによって異なりますが、渡英前に日常会話レベルまでは出来るようになっていることをオススメします。

イギリス英語ってアメリカ英語と違いますか?

発音やスペル、言い回しなどイギリス英語とアメリカ英語は異なります。日本の学校教育ではアメリカ英語に聞き慣れているので、イギリス英語は聞き馴染みがないかもしれません。ワーホリで人気のオーストラリアは、イギリス英語に近く、カナダはアメリカ英語に近い印象です。就職、転職にどちらが有利などはないので、好きな英語を学びましょう。

事前準備はいつからしたほうがいいですか?

資金や英語の準備も含め、最低でも6ヶ月前からは準備しましょう。YMSの場合は抽選が年に2回しかないので、イギリス留学に興味のある方は長期的に計画を作る必要があります。ワーホリや留学が成功するかどうかは事前準備が鍵になります。

現地での仕事ってすぐに見つかりますか?

今までにYMSの方をサポートさせていただきましたが、みなさん、職探しから1ヶ月以内には就労を開始されています。英語での履歴書の用意やインタビューの練習を学校の友人や先生、知り合いとすることがおすすめです。英語力がないからといって、全く働けないというわけではありません。チャレンジ精神が評価される国なので、アクションを積極的に起こしましょう。

オススメの都市はどこですか?

イギリスはどこの街も特徴があり素晴らしいです。都会が好きな人、たくさんの人に出会いたい人はロンドンやマンチェスターなど主要都市がおすすめです。のんびりとその場所を満喫したい人には湖水地方やブライトンなどの海岸沿いもいいですね。ロンドンから北に行くと英語のアクセントもかなり違うので、好きななまりで選ぶのもありです。

治安は大丈夫ですか?

ヨーロッパの中ではイギリスは治安の良い国です。特にここ数十年はイギリスにはたくさんの国籍の人が住むようになりました。日本人だからといった差別などもなく、多様性にあふれるcosmopolitan(国際的な)な国です。しかし、日本のように落とした財布が毎回交番に届けられるわけではありません。貴重品の管理は徹底しましょう!

物価は日本と比べて高いですか?

日々の交通費やレストランでの外食は日本よりも高い印象です。家賃も東京と同じくらい高いです。しかし、食料品は安く購入できるものも多く、通信費は日本よりも安いので、うまく節約することができます。

イギリスワーホリ体験談

「新しい時代の留学」では、2020年10月からYMSビザでイギリスに行かれている方の体験談を連載しています。2020年1月のYMSに当選されましたが、コロナ禍で例年とは違った体験をされています。コロナ禍でも諦めたくないと考える方にとって、非常に明るい体験談です。現在もイギリスに滞在中で、現地でワクチン接種をされたり、BRPカード・口座開設・NIナンバー取得など渡英後に必要な情報もここで見ることができます。是非ご覧ください。

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