アイルランドワーホリ体験談|2020年|コロナ禍での挑戦
2020年1月16日から2022年5月31日まで、アイルランドでワーキングホリデーで滞在されるMochaさんの体験談です。Mochaさんは、アイルランドワーホリのビザ発給が止まるギリギリ前に渡航されました。今回の体験談では、アイルランドワーホリをしようと思った理由やキッカケ、現地でどのような生活をされているのか、今後アイルランドワーホリを考えている人へのアドバイスなどを答えていただいています。
新しい時代の留学は、
留学のサポートをすべて無料で提供しています。
最新情報を受け取ろう!
- ワーホリ申請開始日にリマインド
- アイルランド留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる
アイルランドワーホリをしようと思った理由
アイルランドでワーキングホリデーをしようと思った理由は、英語力向上のためです。大学卒業後は事務職員として働いており、休日は元々興味のあった英語を独学で勉強していました。そのなかで一生で一度は英語を使って海外で生活してみたいという夢を抱き始めたのがきっかけです。
ただ、英語環境ではないという以外で仕事に大きな不満はなかったので、せっかく新卒で入った仕事を手放すことに大きなためらいを感じていました。
しかし、挑戦するなら若いうちがいい、自分の人生後悔しないよう好きなようにしなさいという両親の声に背中を押され、一年半日本で勤務した後、海外渡航を決意しました。
アイルランドを選んだ理由は日本人が少ないというところ、緑豊かな国でまったりとした生活をしたいという考えからです。またアイリ ッシュはフレンドリーでおしゃべり好きという国民性も決め手の一つとなりました。
コロナ禍のアイルランドワーホリはどうでしたか?
全てにおいて苦労しました。アイルランドに着いてから2,3か月後に本格的なロックダウンが始まり、やっと職を得たと思ったら数日後にロックダウンでお店が閉店しました。何もできず途方に暮れ、一度日本へ帰ったほどです。
戻ってきてから職を得て働き始めた矢先、銀行口座開設に必要な書類がコロナ禍でなかなか届かず給料が満額受け取れなかったり。 コロナの給付金を受給して働かない人が多くいたので、その分仕事は通常よりも探しやすかったのではないかと感じています。
どの都市で過ごされましたか?
アイルランドに着いてからはゴールウェイやリムリックといった都市を旅行も兼ねて訪問し、どこを生活拠点にするかじっくり考えました。最終的には職探しがしやすく、旅行するにもアクセスが良いという点からダブリンに長期滞在することを決めました。
特にダブリン中心地はお店やバスの本数も多く、便利です。ただ家賃は他の都市と比べて高かったり、安くてもそれなりのデメリットがあったりします。ダブリンの家探しに苦戦する人は私の周りに沢山いて、私も何度も引っ越しをして大変な思いをしたうちの一人です。
どのような所に住んでいますか?
アイルランドに到着してからworkawayという1日4〜5時間ホストのお手伝いをする代わりに、宿泊場所と食事が無料で提供されるサービスを利用して約1ヶ月間ゴールウェイに滞在していました。その後はダブリンに移り、シェアハウスに住み始めました。
最初はダブリン中心地に住んでいましたが便利な反面、家賃が高いため引っ越しを何度かしました。今は中心地から自転車で15分程離れた場所に住んでいます。ランドロード(大家さん)も含めた4人で住んでおり、キッチンとバスルームを皆でシェアしています。
ランドロードはとても優しくてフレンドリーで、私にとってはアイルランドのおじいちゃんのような存在です。週末は一緒にスーパーマーケットや公園へいってピクニックをしたりすることもあります。
会うと沢山話しかけてくれて、困ったときは必ず助けてくれる。この家に住むことができてよかったと心の底から感じています。
※ランドロード(Landlord)とは家主・大家さんのことです。
語学学校には通われましたか?
アイルランドに来てからは、語学学校には通っていません。
なぜ学校には通わなかったのですか?
語学学校に通うよりかは、仕事を通して生の英語を学びたかったからです。せっかくの自由が効くビザを、勉強に充てるのではなく旅行に費やしたいという点から、語学学校には通いませんでした。
ただ、友達作りという点から短期間でも学校に通った方がよかったのかなと今となって感じてます。職場でも友達はできますが、シフトの関係上、なかなか予定が合わず一緒に出掛けたりすることは私の場合難しかったです。
私はフルタイムで仕事をしており、英語の勉強時間をなかなか確保できませんでした。その結果途中からだれた生活をしてしまいました。英語のモチベーションを保つという面でも、語学学校でなくとも、勉強する場所は探した方がいいと思います。
留学前の英語レベルは?
TOEICで例えると850点くらいだったかと思います。元々、英語を勉強するのが好きで、TOEICの勉強と受験はちょくちょくしていました。ライティングとリーディングはある程度できる状態だったかと思います。
スピーキングに関しては、英語を話す機会が日本で全くなかったため、自分がどのレベルだったかはわかりません。渡航を決めてからは、現地に着いてから困ることのないよう、スピーキングとリスニングをメインに自主的に勉強をしていました。
どのように仕事を探しましたか?
アイルランドでの仕事探しの方法は、CV(履歴書)を持って直接お店に行くか、求人サイトを利用するかがメインです。履歴書を提出してからすぐに連絡が来るところもあれば、1週間経ってからいきなり電話が来たりと、面接にこぎつけるまでに波がありました。
履歴書の書き方や面接、トライアルなど慣れるまで時間がかかりました。回数を重ねるごとに段々コツがつかめてきて、最終的には職探しを面接の段階から楽しめるようになりました。
どんな仕事を経験しましたか?
せっかく外国にきたのだからいろんな仕事を経験してみたいと思い、ファストフード店員、バリスタ、デリアシスタントとさまざまな職種にチャレンジしました。日本と違って短期間で転職する人も多いです。なかでもバリスタとして働いた期間が一番長かったです。
外を歩けばカフェがすぐ目に入るくらいコーヒーのお店が多く、一度はバリスタとして働いてみたいなという思いから応募し、最終的にはいくつかのカフェを転々としました。
働きだして間もない頃はカプチーノ、ラテに適したミルクの作り方などコーヒーマシンの操作に戸惑いましたが、今では簡単なラテアートができるようにまでなりました。
アイルランドの生活はどうですか?
当初はコロナ禍ということもあり、苦労の連続でしたが、今ではこちらでの生活を楽しんでいます。日本と比べて娯楽が少ない分、物足りなさを感じることもありますが、休日は公園に行ったり、山に登ったりとアクティブに過ごしています。緑豊かで自然に触れられる機会が多く、道で動物に出くわすことも珍しくありません。
食事面に関しては、外食をすると日本と比べて非常に高くつきます。ですが、スーパーの食材は安いので、自炊をすればかなり節約ができます。ただ、日本でメジャーな食材は手に入れることが難しいです。日本食料理店もありますが、やはりどことなく海外の味や見た目があって満足できず、日本食が恋しくなることが何度もありました。
今後の予定を教えてください。
一度日本に帰国し、ホリデーを楽しんだ後はアイ ルランドに戻って、今度は学生ビザでの滞在を考えています。アイルランドの大学で勉強することも考えましたが、特にこれといって学びたい科目が今のところあるわけではありません。また大学の費用も安くはないため、ひとまず語学学校に通って今後どうしたいかじっくり考えようと思っています。
英語のレベルは渡航前と比べて上がったと実感していますが、発音や文法など細かいところがまだまだ勉強不足だと痛感することが多いため、さらなる英語のブラッシュアップを目標に、語学学校の比較検討を今現在しております。
これから留学を考えている人にアドバイスを
雨の日が多く傘がさせないほど風が強いこともあるので、日本にいるうちからレイングッズを揃えておくことをおすすめします。こちらでも購入できますが、値段のわりに質が良くない印象です。私自身日本からレインジャケットとレインブーツを持参し、今では必須アイテムとなっています。
また、職探しや家探し、銀行口座開設など現地に着いてからの諸々の手続きが大変です。日本にいる間に下調べしておくことが、アイルランドで生活をする上で重要かなと思います。
その他アイルランドワーホリ体験談はこちらからご覧いただけます。
最新情報を受け取ろう!
- ワーホリ申請開始日にリマインド
- アイルランド留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる