#03 I thinkばっかり使ってない? | 別の言い方
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#03 I thinkばっかり使ってない? | 別の言い方

簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する「今日からネイティブ英語」。ライターはToyaさんは、大学卒業後、オーストラリアでサッカー選手として活躍。 帰国後、InstagramやYoutube、TikTokを通して英語学習コンテンツの発信をスタート。 現在では、総SNSフォロワー数28万人越え。 また、英語学習を習慣化するためのオンラインサロンLEARNING ZOOを立ち上げ、自然と学習へのモチベーションが高まるようなコンテンツを発信・定期的なイベントなども企画しています。

I think thatの文法正しく使えてますか?

こんにちは、ライターのとーやです。みなさんは、日常生活で自分の意見を相手に伝える時にどんな表現を使いますか?私が真っ先に思い浮かぶのは「〜だと思う」です。

「それは〜だと思う」「おそらく〜だと思う」「〜は良くないと思う」

ここで問題です。あなたは「〜だと思う」を英語で言えますか?

おそらく大半の方は、thinkと答えるのではないでしょうか。もちろん間違いではないですが、thinkだけではちゃんとした意図が相手には伝わらない場合があります。例えば、「確実に〜だと思う」と言いたい時は、think以外の表現を使います。このように「思う」という表現は、自分の確信度によって表現を使い分けることがポイントです。

I think thatの例文

そもそも、「私は〜だと思う」と英語で正しく言えますか?

  • I think that I should study English.

  • 「私は英語の勉強をするべきだと思う。」

上の文のようにI thinkの後に続けて、that後から自分の言いたい文を付け加えます。thatを用いることで、「英語の勉強をするべきだ」というメインの文がより明確に伝わりますね。

ここで使われるthatは「あの」や「あれ」という意味ではありません。thatのあとに新しい文を続けるだけで、「〜だと思う」という文が簡単に出来上がります。

普段の会話ではもちろん、TOEICやその他の試験でも良く使われる表現になります。是非覚えておきたいポイントです。

thatは省略できる

thatは実は使わなくてもいいんです。実際の会話の中でthatはあまり使われなかったり、試験での長文読解などでも省かれていることがあります。主節の動詞が日常会話でよく使われるthinkやsay、knowなどの場合、thatは省略されることが多いです。

I thinkと同じ意味の英語

私たちの日常会話とは切っても切れない関係にある「思う」という表現。みなさんはthink以外の表現をご存知でしょうか?

毎回、同じI think~だけを使っているそこのあなた。相手に、本当に自分の伝えたいニュアンスで伝わっていないかもしれません。

今回は今日からでもすぐ使えるI think以外の英語表現を3つご紹介します。まずはこの3つを使ってみて下さい。いつも同じフレーズを使っていた自分から卒業しましょう!

今日から使いたい表現3選

I guess|確信度が低い時の言い方

  • I guess it will rain tomorrow.

  • 「おそらく、明日は雨が降ると思う。」

I guess~は、I think~よりも確信度が低い場合の表現です。具体的な根拠はないけど、「(おそらく)〜だと思う」と言いたい時に使います。確証はないけど、何か自分の意見を述べたい時に便利ですね。

口語表現として実際の会話の中ではよく使われますが、文語表現としてはあまり使われないので注意しましょう。

I'm sure|確信度が高い時の言い方

  • I'm sure you can pass the exam.

  • 「絶対、君はテストに受かると思うよ。」

I guess~とは反対に、I'm sure~は確信度が高い表現です。確かな理由があり、自分の意見に自信がある時に使えます。また似た表現として、I certain~や、よりカジュアルなニュアンスとして使われるI bet~といった表現もあります。

I suppose|フォーマルな言い方

  • I suppose the work will be finished by 5 o'clock.

  • 「(多分)5時までには仕事が終わると思います。」

先ほど紹介したI guess~よりも、I suppose~は丁寧な言い方となります。ビジネスシーンやメールでのやり取りの中でも使える表現です。ある程度の根拠はあるけど、確信がない「(多分)〜だと思う」と言いたい場合に使えます。

ネイティブが使う表現4選

ここまでは、今日から使えるthink以外のフレーズを学びました。英語には様々なニュアンスの「思う」という表現方法があり、使い分けが必要になります。

これ以外にも、他に違った言い方が存在します。実際に英語圏の国々でもよく使われている4つの表現をみていきましょう!

I wonder|疑問に思う時の言い方

  • I wonder why you were late.

  • 「なぜあなたが遅刻したのか不思議に思う。」

I wonder~は「〜を疑問に思う」や「〜を不思議に思う」といった場合に使われる表現です。相手に対してや、自分の言いたいことに対して不確かなニュアンスが含まれます。

「相手がなぜ遅刻をしたのか」と疑問に思う場合は上記のような言い方ができます。海外ドラマや映画でもよく聞くフレーズです。

I assume|推測している時の言い方

  • I assumed she was sleeping.

  • 「彼女が寝ているのだと思い込んだ。」

I assume~は、自分の憶測や仮定に基づいて予想している場合の表現です。あくまで推測しているので、確信度はあまり高くありません。I guess~とよく似ているニュアンスがあります。

カジュアルに使われている表現になるので、親しい間柄の友人などに使ってみよう!

I presume|フォーマルな言い方

  • I presumed that he understood the rules.

  • 「彼がルールを理解していると思っていた。」

presumeはassumeと微妙なニュアンスで異なります。assumeは特に根拠がなく思い込んでいる場合ですが、presumeは証拠などに基づいて推測する場合です。

こちらは少し堅い表現になるので、丁寧な言い方をしたい時におすすめです。

I believe|断定的な言い方

  • I believe ghosts exist.

  • 「幽霊は存在すると思う。」

I believe~はthinkに似た表現になりますが、より確信度が高い場合に使われます。

また、話し手の主観的な意思が含まれており、「間違いなく〜だと思う」という断定に近いの言い方です。believeは、「信じる」という意味でも知られていますが、「(間違いなく)〜だと思う」という意味でも是非使ってみてください!

英語での言い方は1つじゃない!

みなさん、いかがでしたか?
今回は「思う」のthink以外の言い方をご紹介しました。英語には日本語と違って表現方法を使い分けしないといけない場面が多々あります。様々な言い方があるので、覚えられるまで少し苦労するかもしれません。

コツコツ継続して英語学習していくことが、相手との良いコミュニケーションに繋がります。これからも一緒に楽しんでいきましょう!