ワーホリで4ヶ月の語学学校を終えて(パース)|オーストラリア体験談
2023年12月からオーストラリアワーキングホリデーに行ったSさん。行き先は西オーストラリア州のPerth(パース)。「新しい時代の留学」と、4ヶ月間の語学学校、3ヶ月のホームステイの留学プランを決定しました。オーストラリアのワーホリでの生活について、またパースの魅力について、これから留学する人へのアドバイスをいただきました。
最新情報を受け取ろう!
- ワーホリ最新情報をアップデート
- オーストラリア留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる
オーストラリア、パースへワーホリ
はじめての留学先はオーストラリア、パース。4ヶ月の語学学校とホームステイを申し込みSさんのワーキングホリデーはスタートしました。
――まずはオーストラリアに留学しようと思った理由を教えてください。
社会人になり、休暇のたびに海外旅行に行くのは好きでしたが、留学して”住む”となると、しっかり情報収集できる国が良かったです。オーストラリアはビザの発給数に制限がないこと、治安が安定していること、日本との時差が少ないこと、オーストラリアに渡豪している日本人が他国に比べて多く、情報収集がしやすかったことなどをふまえて、オーストラリアに留学しようと思いました。
――Perth(パース)を選んだのはなぜですか?
私は個人的に夕日が好きです。そして大都会より、程よく都会でありながら日本人が少ない地域がよかったので、パースを選びました。
――4ヶ月間語学学校に行ってみての素直な感想を教えて下さい
社会人になり、何年も座学を受けていなかったので、学校に行って英語力が向上するのか、友達ができるのか不安でした。クラスメイトはみんな”英語を学びたい”という志が強く、高校生や大学生のクラスメイトの多くは、語学学校で学んだあと、現地の大学に入りたいと考えている子たちが多かったので、私もモチベーション高く一緒に学ぶことができました。入学当初は私が下から2番目のクラスに入ったこともあり、クラスメイトと上手く話すことができませんでしたが、少しずつ私自身も英語で話すことに慣れ、最終的には多くの友達ができ、クラスもスムーズにレベルアップすることができました。パースには他の地域に比べて日本人が少ないこともあり、語学学校には10人以下程度しかおらず、タイミングによっては、クラスに日本人は私1人ということもありました。オーストラリアのワーキングホリデー制度で通学できるのは最大17週間と制限がありますが、私はMAX17週間通って本当によかったと思っています。
――留学前の英語力はどの程度でしたか?
渡豪する約1年前から独学で中学英文法から学び直しました。オンラインコーチングサービスやオンライン英会話、近所の英会話教室に通うなど色々試し、文法の基礎を学ぶことはできました。ですが、日本人特有の”文法の基礎はできるけど話せない”という典型的なタイプになってしまい、”失敗を恐れて積極的に話せない”という状況で渡豪しました。
Perth(パース)での暮らし
――パースではどのように過ごしていましたか?
パースの街はコンパクトで、交通網もしっかりしており、海までバス1本で行けるようなところです。学校終わりに友達と街を散策して、いろんなカフェに行ったり、ビーチへ夕日を見に行ったりしていました。またSNSで知り合った現地に住む同世代の日本人永住者の方と仲良くなったり、現地のオーストラリア人の友人ができたり、現地の遊び方なども経験させてもらえて、貴重な経験ができました。また語学学校での学習以外に近所の教会で開催されていた英語学習のMeet upに参加するなど、積極的に現地の方と関わる機会を作り、様々な方のアクセントに慣れるように過ごしていました。
――パースでのホームステイについて教えてください。
私は渡豪してすぐに家探しをする自信も英語力も無く、環境に慣れてから家探しができるように3ヶ月間(12週間)ホームステイを申し込んでいました。結論としてホームステイをして本当によかったです。私がお世話になったご家族は、お孫さんがたくさんいらっしゃる祖父母世代のご夫婦でした。オーストラリアの現地の生活を経験したかった私としては、現地の大きなお家で生活することができ、パースの郊外だったため、バスと電車に乗って学校に行くという経験ができました。またホストファミリーの子供さんや、お孫さんたちと夏のクリスマスやお正月といったイベントも経験することもできましたし、日本との文化の違いを体験することができました。私がお世話になっていた家はビーチまで徒歩20分程度の距離にあったため、散歩に最適で夕日が好きな私にとってはとても素敵な環境で、楽しい3ヶ月となりました。
――ホームステイ後の家探しはどのようにされましたか?
家探しについては、出発前に情報収集している段階で、現地での家探しが難航している人が多かったので、私も不安がありました。ホームステイ後の滞在方法を検討している中で、デミペア・オーペア(家族の手伝い、子育てを手伝うことで滞在費用が無料という制度)という言葉を知り、渡豪前から現地の家族と連絡を取り、出発前にホームステイ12週間後の滞在先を決めてから渡豪しました。事前に家は決まっていましたが渡豪後、キャンセルされたりと、現地の洗礼をしっかり受けました。でも”こういうことも起こるだろう”というマインドでいたので、スムーズに次の家探しができました。結局12週間のホームステイ後、デミペアとして語学学校に通いながら働かせていただきました。
――到着後、すぐにお仕事をはじめられましたか?
いえ、渡豪後すぐは前述したように”失敗を恐れて積極的に話せない”状況でしたし、12週間後にはデミペアとして働く予定だったため、働きませんでした。