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#12 「ちょっと待って」って英語で?l ネイティブフレーズ

大学卒業後、サッカー選手としてオーストラリアへ留学し、実際にネイティブのプレーヤーたちに混じりながら海外生活を送っていた経験を活かし、現在は日本国内でオンライン英会話講師として活動しているToyaさん。開設からわずか6ヶ月で、すでに3000人のフォロワーをもつInstagram「英語学習コーチTOYA」では、”学校では教えてくれない英語表現”や”実践率100%の瞬間英作文”を毎日配信中。簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する新連載「今日からネイティブ英語」

  1. 目次

  2. 「ちょっと待って!」って言いたかった時ありますよね?

  3. ネイティブフレーズ13選

  4. one secondとtwo secondsの違いは?

「ちょっと待って!」って言いたかった時ありますよね?

こんにちは、ライターのとーやです。例えば、あなたがオンラインレッスン中に言いたいことを英語で言えない時。「ちょっと待って」と言いたいですよね。

または、誰かを呼び止める時。Excuse me. 「すみません」だけでなく、「ちょっと待ってください」と言いたくなりますよね。

この「ちょっと待って」を英語でパッと言えますか?

上記の例以外にも「ちょっと待って」という表現は様々な場面で使われます。今回は、そんなときに使える便利なネイティブフレーズをご紹介します。自然に使える英語を覚えて、スムーズなコミュニケーションを取れるようになりましょう!

ネイティブフレーズ13選

  1. ネイティブフレーズ13選

  2. Give me a second.|ネイティブご用達の「ちょっと待って。」

  3. Just a moment.|とりあえず使っとけの「ちょっと待ってね。」

  4. One moment.|簡単に使える「ちょっとだけ待って。」

  5. Just wait.|本当に待ってほしい時の「待って。」

  6. Let me see...|短い間を埋めたい時の「えっとね。。」

  7. Hey!|人を呼ぶ時の「ちょっと!」

  8. Hold on.|超便利な「ちょっと待ってね。」

  9. Could you just give me a moment?|丁寧な言い方「少しお待ちください。」

  10. We'll contact you shortly.|メールでの「少々お待ちください。」

  11. Please give me a moment.|電話での「少々お待ちください。」

  12. I'll be right with you.|接客中の「すぐに戻ります。」

  13. Could you wait for a while?|ビジネスシーンでの「少し待っていただけますか?」

  14. Wait up!|ネイティブっぽい「ちょいまち!」

Give me a second.|ネイティブご用達の「ちょっと待って。」

  • Give me a second.

  • 「ちょっと待って。」

Give me a second.は直訳すると「私に1秒ください。」です。実際の会話中には、secondは1秒ではなく「少しの間(ま)」という意味を表します。親しい間柄の友達や家族に対してはGive me a sec.と省略して言う場合もあります。

Just a moment.|とりあえず使っとけの「ちょっと待ってね。」

  • Just a moment.

  • 「ちょっと待ってね。」

momentも同様に「少しの間」という意味を表します。この表現を使うと「すぐ戻る」というニュアンスを含みます。なので本当に少しの間だけ待たせる場合に使いましょう。

Justの代わりに、Waitを使ってもOKです。その場合のWait a moment.は、少しカジュアルな言い方です。

One moment.|簡単に使える「ちょっとだけ待って。」

  • One moment.

  • 「ちょっとだけ待って。」

Just a moment.と同じ使い方ができる表現としてOne moment. があります。momentを second 、minuteに代えて、One second.やOne minute.と言うこともできます。

  • One second.

  • 「ちょっと待って。」

  • One minute.

  • 「少し待って。」

Just wait.|本当に待ってほしい時の「待って。」

  • Just wait.

  • 「待って。」

Just wait.を直訳すると「ただ待ってて。」という意味です。会話文の中では、相手に対して本当に待ってほしい時の「待って」を強調できるフレーズです。

Let me see...|短い間を埋めたい時の「えっとね。。」

  • Let me see...

  • 「えっとね。。」

言いたいことを考える時や、言葉に詰まってしまう時。そんな時に使える便利なフレーズの Let me see。「少し(私に)考えさせて」という意味でよく使われます。Let me ~は「私に〜させて」という意味を表しましたね。

会話の間をスムーズに繋ぐことができる、まさにネイティブっぽい表現ですね。

Hey!|人を呼ぶ時の「ちょっと!」

  • Hey!

  • 「ちょっと!」

Hey!は誰かを呼び止める場合や咄嗟に出せる「待って!」です。カジュアルな表現なので、目上の人に対してや、フォーマルな場ではあまり使われません。

Hold on.|超便利な「ちょっと待ってね。」

  • Hold on.

  • 「ちょっと待ってね。」

Hold on.は「その場を動かずに待っててね。」というニュアンスで使われます。ほんの一瞬だけ時間がほしい時、相手に待ってほしい時とても便利な表現です。ネイティブがよく使う表現の代表的なフレーズですね。

Could you just give me a moment?|丁寧な言い方「少しお待ちください。」

  • Could you give me a moment?

  • 「少しお待ちください。」

Could you ~?は「〜して頂けますか?」という丁寧な意味を表します。日本語での敬語にあたる言い方です。「少しお待ちください」のみならず、様々な状況において使える表現です。

We'll contact you shortly.|メールでの「少々お待ちください。」

  • We'll contact you shortly.

  • 「すぐにご連絡いたします。」

「すぐにご連絡いたしますので、少々お待ちください。」という意味で使うことができます。shortlyは「間もなく」という意味の副詞です。

この表現はビジネスにおけるメールでのやり取りのなかでとてもよく使われます。目上の人やフォーマルな場合で、相手に返信をする際は是非使ってみたいフレーズですね。

Please give me a moment.|電話での「少々お待ちください。」

  • Please give me a moment.

  • 「少々お待ち下さい。」

上記の表現と同様に、丁寧な言い方をする際に使われるPleaseを含みます。特に、電話でのやり取り中に使うことが多いです。Pleaseも色々な状況にて使うことができるのでとても便利な表現です。

I'll be right with you.|接客中の「すぐに戻ります。」

  • I'll be right with you.

  • 「すぐに戻ります。」

例えば、あなたがお客様に接客中の時。他の業務も重なっているので、相手に少しの間待ってほしい時にこの表現が使えます。「少々お待ちください。」「すぐに戻ります。」というニュアンスで使うことができる英語表現です。

Could you wait for a while?|ビジネスシーンでの「少し待っていただけますか?

  • Could you wait for a while?

  • 「少し待っていただけますか?」

「しばらくお待ちください」というニュアンスで使われるこのフレーズ。for a whileで、「少しの間」や「しばらく」を表します。先程もご紹介したCould you ~?という表現を使っていますね。

Wait up!|ネイティブっぽい「ちょいまち!」

  • Wait up!

  • 「ちょいまち!」

相手に待ってほしい時や、自分のペースに合わせてほしい時。カジュアルな表現として、ネイティブがよく使うフレーズですね。「ちょっと待って。」と気軽に言いたい時に使えるので、是非マネして使ってみましょう!

one secondとtwo secondsの違いは?

前述のone secondは、two secondsやten secondsのようにいろんな秒数で使われます。これはカジュアルな意味合いで使われる「ちょっと待って」の意味の表現です。One minute, two minutesとminuteで表現されることもあります。

second, minuteやmomentはどれも「少しの間」という意味で、それほど差はありません。日本語でいう「1秒待って」、「10秒待って」、「1分待って」のように感覚的な時間で使い分けてみましょう。

主にイギリスで使われているので、聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。意味としては、one momentと同じになるので合わせて覚えましょう。

あなたは咄嗟に口から英語が出ますか?

いかがでしたか?今回は、「ちょっと待っての英語表現」をご紹介しました。みなさんは、「ちょっと待って」と英語で咄嗟に言うことができますか?

実際の日常会話では、今回のような会話と会話を繋ぐ役割のフレーズを使うことがすごく多いです。相手とのスムーズなコミュニケーションを取るためには、このような表現を覚えていくことは必須です。

もちろん、基礎的な文法や単語を覚えていくことは大切です。しかし、「ちょっと待って」のように「生きた英語」を学ぶことも必要です。これからも一緒に使える英語を学習していきましょう!

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