- 中学英語の文法
#07 英語の前置詞とは?イメージとイラストで覚えよう|中学英語の文法
中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「前置詞」を学習していきます。
目次
英語の前置詞とは?
前置詞の使い方
英語の前置詞のおすすめの覚え方
イメージとイラストで覚える前置詞
- to 〜へ
- from 〜から
- at 〜に
- in 〜の中に
- out 〜を外に
- on 〜の上に
- under 〜の下に
- for 〜のために
- of 〜の
- with 〜と(一緒に)
- by/beside 〜のそばに
- about 〜について
- around 〜のまわりを
- up 〜を上に
- down 〜を下に
- into 〜の中へ(入れる)
- away 離れて
- between (2つ)の間
- among (3つ以上)の間
英語の前置詞とは
名詞や代名詞の前に置かれる語
前置詞は、名詞や代名詞の前に置いて、それに対して方向、位置、場所、手段や時などを表す語です。
前置詞の使い方
前置詞の後ろは名詞
前置詞の後には必ず名詞、または名詞のはたらきをする代名詞や動名詞がきます。
前置詞の前は必ず名詞?
違います。前置詞の前ではなく、後に必ず名詞、代名詞、または名詞のかたまりがきます。間違えやすい点なのでおさえておきましょう。
英語の前置詞の覚え方
前置詞は、イメージやイラストで覚えるのがおすすめ!
英語の前置詞をすべて覚えて、使いこなすのはとても難しいです。ひとつひとつの前置詞が持つ意味をイメージやイラストで頭に入れることがおすすめです。
かんたんに、中学英語で習う基本的な前置詞を見ていきましょう。
イメージとイラストで覚える前置詞
to 〜へ
学校へ向かう
go to school
toは「〜へ」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「学校に向かっている方向性」をtoで表しています。
ある方向(到達点)に向かうイメージです。
from 〜から
学校から去る
leave from school
fromは「〜から」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「学校からの方向性」をfromで表しています。
fromはtoと反対に、ある方向(出発点)から向かうイメージです。
at 〜に
家に到着する
arrive at my house
atは「〜に」の意味の前置詞です。イラストでは、「家という場所に」着いたことをatで表しています。
ある一点の場所を指すイメージです。
in 〜の中に
かばんの中の本
books in the bag
inは「〜の中に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「かばんの中に」あることをinで表しています。
なにかの中にあるイメージです。
out 〜を外に
エンジンを(外に)取り出す
take out an engine
outは「〜を外に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「エンジンを外に」取り出すことをoutで表しています。
なにかを外に出す状態がイメージです。
on 〜の上に
机の上の携帯
a phone on the desk
onは「〜の上に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「机の上に」あることをonで表しています。
onは単純に「〜の上に」というイメージではなく、何かの上にくっついているイメージです。
under 〜の下に
机の下の携帯
a phone under the desk
underは「〜の下に」「〜以下の」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「机の下に」あることをunderで表しています。
underはなんらかの範囲下にあるイメージです。たとえば、under maintenanceもメンテナンスの下にある状態という意味で「メンテナンス中」を表します。
for 〜のために
彼女への花
Flowers for her
forは「〜のために」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「彼女のための」花ということをforで表しています。
forのイメージは「〜へ」「〜のために」という方向です。同じ方向のイメージtoとの違いは、ある方向へだんだんと向かう・伝わるイメージです。
of 〜の
テストの結果
a result of the test
ofは「〜の」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、テスト「の」結果をofで表しています。
ofは「あるものの一部」であることを表す所有のイメージです。
with 〜と(一緒に)
彼女は私と(一緒に)いる
She is with me
withは「〜と(一緒に)」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、彼女が「私と一緒にいる」ことをwithで表しています。
「一緒」であること、つまり同時がイメージです。
by/beside 〜のそばに
川のそばに座る
sit by/beside the river
byは「〜のそばに」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「川のそばに」をbyで表しています。同じく、前置詞besideも同じく「〜のそばに」の意味を持ちます。
byとbesideは距離・間隔が近いところにあるイメージです。
about 〜について
犬について心配する
worry about a dog
aboutは「〜について」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「犬について」をaboutで表しています。
「〜について」や「およそ」というあるものの周り・周辺を表すイメージです。
around 〜のまわりを
世界中を旅する
travel around the world
aroundは「〜のまわりを」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「世界のまわりを」つまり、「世界中」をaroundで表しています。
あるものの周りをぐるっと回るイメージです。
up 〜を上に
箱を持ち上げる
bring up a box
upは「〜を上に」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「箱を上に」持ち上げていることをupで表しています。
upは上に向かうイメージ、またある運動が完了に向かうイメージです。
down 〜を下に
ラケットを振り下ろす
swing down the racket
*swing 振る
*racket テニスなどのラケット
downは「〜を下に」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「ラケットを下に」振り下ろしいることをdownで表しています。
downは下に向かうイメージ、またある運動が停止に向かうイメージです。
into 〜の中へ(入れる)
コップの中にコーヒーを注ぐ
pour coffee into the cup
intoは「〜の中へ(入れる)」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「コップの中に」コーヒを注いでいることをintoで表しています。
「中にある」イメージのin、「方向」を表すイメージのtoがひとつになり、中へ入れるがintoのイメージです。
away 離れて
私から離れている
stay away from me
awayは「離れて」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、犬が私から「離れている」状態をawayで表しています。stay awayで「離れる」と訳すことができます。
どこかに遠く離れていくイメージです。
between (2つ)の間
りんごとバナナの間から選ぶ
chose between an apple and a banana
betweenは「(2つ)の間」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、りんごとバナナ、「この2つの間」をbetweenで表しています。
ある2つのものの間を表すイメージです。
among (3つ以上)の間
ダンス、ミュージック、アートの間から選ぶ
select among Dance, Music and Art
amongは「(3つ以上)の間」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、ダンス、ミュージック、アート、「この3つの間」をamongで表しています。
betweenとは違い3つ以上のもの、いろんなものの間を表すイメージです。
前置詞のより詳しい使い分け
以下の記事では前置詞のより詳しい使い分けを紹介しています。理解度を深めるためにぜひ読んでみてください。
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