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#07 英語の前置詞とは?イメージとイラストで覚えよう|中学英語の文法

中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「前置詞」を学習していきます。

#06 英語の副詞とは?位置とその使い方|中学英語の文法

  1. 目次

  2. 英語の前置詞とは?

  3. 前置詞の使い方

  4. 英語の前置詞のおすすめの覚え方

  5. イメージとイラストで覚える前置詞

  6. - to 〜へ

  7. - from 〜から

  8. - at 〜に

  9. - in 〜の中に

  10. - out 〜を外に

  11. - on 〜の上に

  12. - under 〜の下に

  13. - for 〜のために

  14. - of 〜の

  15. - with 〜と(一緒に)

  16. - by/beside 〜のそばに

  17. - about 〜について

  18. - around 〜のまわりを

  19. - up 〜を上に

  20. - down 〜を下に

  21. - into 〜の中へ(入れる)

  22. - away 離れて

  23. - between (2つ)の間

  24. - among (3つ以上)の間

英語の前置詞とは

名詞や代名詞の前に置かれる語

前置詞は、名詞や代名詞の前に置いて、それに対して方向、位置、場所、手段や時などを表す語です。

前置詞の使い方

前置詞の後ろは名詞

前置詞の後には必ず名詞、または名詞のはたらきをする代名詞や動名詞がきます。

前置詞の前は必ず名詞?

違います。前置詞の前ではなく、後に必ず名詞、代名詞、または名詞のかたまりがきます。間違えやすい点なのでおさえておきましょう。

英語の前置詞の覚え方

前置詞は、イメージやイラストで覚えるのがおすすめ!

英語の前置詞をすべて覚えて、使いこなすのはとても難しいです。ひとつひとつの前置詞が持つ意味をイメージやイラストで頭に入れることがおすすめです。

かんたんに、中学英語で習う基本的な前置詞を見ていきましょう。

イメージとイラストで覚える前置詞

to 〜へ

学校向かう
go to school

toは「〜へ」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「学校に向かっている方向性」をtoで表しています。

ある方向(到達点)に向かうイメージです。

from 〜から

学校から去る
leave from school

fromは「〜から」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「学校からの方向性」をfromで表しています。

fromはtoと反対に、ある方向(出発点)から向かうイメージです。

at 〜に

到着する
arrive at my house

atは「〜に」の意味の前置詞です。イラストでは、「家という場所に」着いたことをatで表しています。

ある一点の場所を指すイメージです。

in 〜の中に

かばんの中の
books in the bag

inは「〜の中に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「かばんの中に」あることをinで表しています。

なにかの中にあるイメージです。

out 〜を外に

エンジンを(外に)取り出す
take out an engine

outは「〜を外に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「エンジンを外に」取り出すことをoutで表しています。

なにかを外に出す状態がイメージです。

on 〜の上に

の上の携帯
a phone on the desk

onは「〜の上に」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「机の上に」あることをonで表しています。

onは単純に「〜の上に」というイメージではなく、何かの上にくっついているイメージです。

under 〜の下に

の下の携帯
a phone under the desk

underは「〜の下に」「〜以下の」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「机の下に」あることをunderで表しています。

underはなんらかの範囲下にあるイメージです。たとえば、under maintenanceもメンテナンスの下にある状態という意味で「メンテナンス中」を表します。

for 〜のために

彼女への
Flowers for her

forは「〜のために」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「彼女のための」花ということをforで表しています。

forのイメージは「〜へ」「〜のために」という方向です。同じ方向のイメージtoとの違いは、ある方向へだんだんと向かう・伝わるイメージです。

of 〜の

テスト結果
a result of the test


ofは「〜の」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、テスト「の」結果をofで表しています。

ofは「あるものの一部」であることを表す所有のイメージです。

with 〜と(一緒に)

彼女は私と(一緒に)いる
She is with me

withは「〜と(一緒に)」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、彼女が「私と一緒にいる」ことをwithで表しています。

「一緒」であること、つまり同時がイメージです。

by/beside 〜のそばに

のそばに座る
sit by/beside the river

byは「〜のそばに」の意味を持つ前置詞です。イラストでは、「川のそばに」をbyで表しています。同じく、前置詞besideも同じく「〜のそばに」の意味を持ちます。

byとbesideは距離・間隔が近いところにあるイメージです。

about 〜について

について心配する
worry about a dog

aboutは「〜について」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「犬について」をaboutで表しています。

「〜について」や「およそ」というあるものの周り・周辺を表すイメージです。

around 〜のまわりを

世界中を旅する
travel around the world

aroundは「〜のまわりを」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「世界のまわりを」つまり、「世界中」をaroundで表しています。

あるものの周りをぐるっと回るイメージです。

up 〜を上に

箱を持ち上げる
bring up a box

upは「〜を上に」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「箱を上に」持ち上げていることをupで表しています。

upは上に向かうイメージ、またある運動が完了に向かうイメージです。

down 〜を下に

ラケットを振り下ろす
swing down the racket

*swing 振る
*racket テニスなどのラケット

downは「〜を下に」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「ラケットを下に」振り下ろしいることをdownで表しています。

downは下に向かうイメージ、またある運動が停止に向かうイメージです。

into 〜の中へ(入れる)

コップの中にコーヒーを注ぐ
pour coffee into the cup

intoは「〜の中へ(入れる)」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、「コップの中に」コーヒを注いでいることをintoで表しています。

「中にある」イメージのin、「方向」を表すイメージのtoがひとつになり、中へ入れるがintoのイメージです。

away 離れて

私から離れている
stay away from me

awayは「離れて」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、犬が私から「離れている」状態をawayで表しています。stay awayで「離れる」と訳すことができます。

どこかに遠く離れていくイメージです。

between (2つ)の間

りんごとバナナの間から選ぶ
chose between an apple and a banana

betweenは「(2つ)の間」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、りんごとバナナ、「この2つの間」をbetweenで表しています。

ある2つのものの間を表すイメージです。

among (3つ以上)の間

ダンス、ミュージック、アートの間から選ぶ
select among Dance, Music and Art

amongは「(3つ以上)の間」という意味を持つ前置詞です。イラストでは、ダンス、ミュージック、アート、「この3つの間」をamongで表しています。

betweenとは違い3つ以上のもの、いろんなものの間を表すイメージです。

前置詞のより詳しい使い分け

以下の記事では前置詞のより詳しい使い分けを紹介しています。理解度を深めるためにぜひ読んでみてください。

#40 前置詞の使い分け|時間・期間・期限|中学英語の文法

#41 前置詞の使い分け|場所・方向|中学英語の文法

#42 前置詞の使い分け|手段・所属|中学英語の文法

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