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#38 Phrasal verbs(句動詞、群動詞)を覚えよう!|中学英語の文法

中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「Phrasal verbs(句動詞、群動詞)」を学習していきます。

  1. 目次

  2. Phrasal verbs(フレーザルバーブ)って?

  3.  - なぜPhrasal verbsが大事なのか?

  4. 中学校で習う句動詞の一覧+α

  5.  - goの句動詞

  6.  - comeの句動詞 

  7.  - takeの句動詞

  8.  - getの句動詞

  9.  - lookの句動詞

  10.  - makeの句動詞

  11.  - callの句動詞

  12.  - その他、よく使う句動詞

 

Phrasal verbs(フレーザルバーブ)って?

Phrasal verbs(フレーザルバーブ)って聞いたことはありますか?

Don’t give up!「諦めるな!」

Can I turn the music down?「音楽の音を下げてもいい?」

これらの文には、フレーザルバーブが使われています。give up「諦める」turn down「音を下げる」など、英語の単語と単語をつなげて新しい意味を持つ動詞のまとまりを句動詞または群動詞と言います。この句動詞、群動詞がPhrasal verbsです。

なぜPhrasal verbsが大事なのか?

このフレーザルバーブを使うことで、特に会話の中ではより英語らしい表現ができます。

A : We will postpone the event.

B : We will put off the event.

どちらも「私達はイベントを延期します。」という意味の文です。

postpone「延期する」(←動詞)
put off「延期する」(←句動詞)

同じ意味の文ですが、postponeは固いイメージで、日常会話ではput offの方がより英語らしい自然な表現ができます。

中学校で習う句動詞の一覧+α

英語にはたくさんのフレーザルバーブがあります。より多くの使い方を知ってるほど、より英語らしい表現ができるでしょう。今回の記事では、中学校3年間で習う基本的な句動詞と便利なフレーザルバーブを紹介します。その他のフレーザルバーブは後日まとめたものを用意する予定です。

goの句動詞

go out with「付き合う」「出かける(特別な人と)」

I am going out with him.
「彼と付き合っています。」

go outで「出かける」という意味で、withがつくと「付き合う」という意味になります。時間や場所など文脈によって「デートに出かける」という意味でも使うことができます。

I went out with him 2 weeks ago.
「2週間前に彼とデートに出かけました。」

go away「立ち去る」

Go away with leaving the key!
「鍵を置いて出て行け!」

comeの句動詞 

come up with「思いつく」

I’ve come up with a great idea!
「めっちゃいいこと思いついた!」

I'veはI haveですね。

come across 「出くわす」

I came across a lovely girl last month.
「先月、素敵な女性に偶然会ったんだ。」

takeの句動詞

take care of「〜の世話をする」

Please take care of my son.
「息子の世話をよろしくお願いします。」

Take care!の一言で、「お気をつけて!」という意味でとてもよく使われます。

take after 「似ている」

He really takes after his father.
「彼はお父さんに本当によく似ている。」

take part in「参加する」

Can I take part in your class?
「あなたの授業に参加してもいいですか?」

take off 「脱ぐ」「離陸する」

It’s a Japanese tradition to take off shoes.
「靴を脱ぐことは日本の伝統です。」

「脱ぐ」という意味でなく、飛行機が「離陸する」というときにも使われます。どちらも「離れる」というイメージですね。

Our plane will take off shortly.
「まもなく飛行機は離陸します。」

getの句動詞 

get on「乗る」

I get on a train at 7 am every morning.
「毎朝7時に電車に乗ります。」

take onでも「(乗り物に)乗る」という意味で使うことができます。

get off「降りる」

We’ll get off at the next bus stop.
「次のバス停で降ります。」

take offでも「(乗り物から)降りる」という意味で使うことができます。

get up「起きる」

I got up at 6 am in the morning.
「今朝6時に起きた。」

get over「乗り越える、克服する」

How will you get over this problem?
「この問題をどうやって乗り越えるんだ?」

「乗り越える」はovercomeという動詞で表すこともできます。

get along with 「〜とうまくやっていく」

It is not easy to get along with any type of person.
「どんな人ともうまくやっていくのは簡単ではない。」

get rid of 「〜を取り除く」

You need to get rid of all the problems.
「すべての問題をなくす必要があるね。」

lookの句動詞 

look for「探す」

I am looking for someone sweet.
「私は素敵な人を探してるんだ。」

look after「面倒をみる」

Please look after my son.
「息子をよろしくお願いします。」

take care ofと同じ使い方ができます。かばんや携帯などを見守ってほしいときも使うことができます。

Please look after my phone.
「携帯、ちょっと見てて。」

look forward to「楽しみにする」

I am looking forward to working with you.
「あなたと働けることを楽しみにしています。」

look forward to doing、動詞のing形になることを注意しましょう。

look like「〜のように見える」

You look like a gang star.
「ギャングスターみたいだね。」

look likeのあとは名詞が来ます。「幸せそうだね」など形容詞がくる場合は、likeは必要ありません。

You look happy.
「幸せそうだね」

makeの句動詞 

make up「化粧をする」「でっちあげる」

I need to make up now.
「化粧をしないといけない。」

日本語でも「メイクアップ」って言いますよね。それだけでなく「でっちあげる」という意味もあります。

He made up a story.
「彼は話をでっちあげた。」

make out「理解する」

We can’t make out what he thinks.
「彼が何を考えているか理解することはできない。」

callの句動詞 

call off「中止する」

We had to call off the event due to the covid-19.
「コロナウイルスのせいでイベントを中止せざるをえなかった。」
*due to 〜のせいで

call on「訪れる」

My brother called on me last weekend.
「先週末、弟が訪れてきた。」

その他、よく使う句動詞 

give up「諦める」

I am not gonna give up studying English.
「英語の勉強は諦めないぞ。」

gonnaはgoing toの短縮ですね。

break up「別れる」

I heard Nancy and Ken broke up last week.
「先週、ナンシーとケンが別れたと聞いた。」

speak to「〜に話しかける」

A stranger spoke to me on the street.
「知らない人が道で話しかけてきた。」

carry out 「実行する」

Let’s carry out our promise!
「私達の約束を実行しよう!」

keep in touch「連絡を取り合う」

Even if you go back to Japan, we need to keep in touch!
「例え日本に帰っても、連絡取るんだよ!」

Even ifは「例え〜でも」という意味です。

pay attention to 「〜に注意を払う」

Pay attention to everything the teacher says!
「先生の言うこと全てに注意を払ってください!」

put off「延期する」

The 2020 Olympics were put off due to the covid-19.
「2020年のオリンピックはコロナウイルスのせいで延期された。」

were putは受け身の形ですね。

run out of 「使い果たす」

We ran out of money.
「私達はお金を使い果たした。」 

runの過去形はranですね。

show around「案内して回る」

I’m gonna show you around the school.
「学校を案内するよ。」

throw away「捨てる」

I don’t need this T-shirt, so you can throw it away.
「このTシャツいらないから捨てていいよ。」

turn up/down「大きくする小さくする」

Can I turn the music up?
「音楽の音を上げてもいい?」

You should turn the music down.
「音楽小さくしたほうがいいよ。」

turn on/off「つける/消す」

Can you turn on some music?
「音楽かけてくれない?」

Can I turn off the TV?
「テレビ消してもいい?」

work out「うまくいく」

It all worked out as we planned.
「私達の計画どおりにすべてうまくいった。」

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