イギリスから日本 一時帰国レポート(1月13日)
こんにちは、ガチャです。YMS(Youth Mobility Scheme≒ワーホリ)Visaで2020年9月15日からロンドンで生活しています。
2021年1月5日、イギリス全土で3度目となるロックダウンが発令されました。これを受けて、筆者は一時帰国を決断。1月9日に日本へ帰国しました。政府指定ホテルでの隔離(3日間)を終えて、現在は都内ホテルで自主隔離中です。
帰国に際しては、日々状況が変わる中で情報も少なく、ストレスが溜まることも非常に多かったです。今回は私の体験を詳しくまとめていきますので、これから帰国を考えている方などの助けに少しでもなればと思います。
(この記事は2021年1月13日時点で の情報をもとに書いています。)
新しい時代の留学は、
留学のサポートをすべて無料で提供しています。
最新情報を受け取ろう!
- YMSの最新申請状況をアップデート
- イギリス留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる
陰 性証明
イギリスからの帰国者は、出国前72時間以内の検査証明が求められました。
検査の予約
私はヒースロー空港内に設置されているテストセンターでLAMPテスト(簡易PCR検査)を受けました。費用はPCR検査£99、LAMP検査£79。ロンドン市内のクリニックや薬局でも検査を受けられますが、£150〜250程するのでヒースローは比較的安いです。PCRは48時間以内、LAMPは90分以内に検査結果が出ます。特に理由が無ければLAMP検査で問題ないと思います。
ちなみに検査場所はTerminal2・5のどちらかを選びます。私はT5を選択しました。T5テストセンターの設置場所はレベル0、Arrivalゾーンの端っこです。
検査当日の流れ
1月8日13時45分発の飛行機を予約したので、前日7日の夕方にテストを受けに空港に行きました。LAMP検査だと90分以内に結果が出るので当日の早い時間でも大丈夫だと思うのですが、さすがに何かあると怖かったので前日にしました。 (一応、予約サイトにも出発前日までに検査を受けておくよう書いてあります)
予約時間は16時45分〜17時。少し早い16時30分ごろに到着しましたが、スタッフは受付の列に並ばせてくれました。行列は15人程。混雑している様子はありません。受付は3箇所あり、10分ほどの待ちでたどり着きました。この受付では予約番号、メールアドレス、パスポートを確認されます。バーコードを受け取り、簡易プレハブのような検査センター内へ。
センター内は約10の小さな部屋に分かれており、それぞれがカーテンで仕切られています。並ぶことなくその中の1つに案内されました。検査してくれたのは30歳くらいのお兄さん。おそらくインド系。「どこに行くの?」「日本だよ」「お、いいね」的な会話をして、いざ検査です。
綿棒のようなもので、両鼻をそれぞれ7秒ずつグリグリされました。日本で受けるインフルエンザの検査ほど奥に突っ込まれることはなく、少し痛くてくすぐったいくらいでした。
検査が終了すると、パスポートにバーコードを貼ってもらい、オールダン。検査室内にいたのはせいぜい2分ほどでした。検査結果が出るまでは約90分かかりますが、結果はメールで受け取ることができるのでそのまま帰宅。空港にいた時間は30分程度。とてもスムーズでした。
その後、検査から約65分後に結果のメールが届きました。陰性です。これで一安心。翌日の出発に備えます。
イギリス出国
出国前の手続き
1月8日、いよいよイギリスを脱出します。飛行機は13時45分発。British Airwaysの便です。ヒースロー空港には11時45分ごろ到着しました。
チェックインカウンターに並ぶ前に、昨日の検査結果(陰性証明)をプリントアウトしてもらいます。イギリス出国、日本入国の際に紙ベースでの証明が必要となります。この受付は検査センターのすぐ隣。検査前か後に確認してみて下さい。
それから出国ゾーンのチェックイン行列に接続。ヒースローから各国主要都市に向かうBritish Airwaysの便は普通に飛んでいるようで、思ったより混雑していました。それにこの行列、なかなか進まない。向かう国によって出国前に必要な手続きが色々とあるようで、チェックインまでは1時間ほど掛かりました。
私(日本人)がチェックイン時に提示を求められたのは、パスポートと陰性証明(紙で)に加えて、厚労省の「質問表Web」に回答することで得られるQRコード。これを知らなかったので少し時間がかかり、受付のお姉さんに迷惑を掛けてしまいました。申し訳ない。
それでも無事にチェックインを終え、チケットをゲット。その後の荷物検査等は特に通常時と違う点はありませんでした。空港内は基本的にガラガラですが、ショップやカフェは意外とオープンしていました。イートインも可です。ただ私はあまり時間が無かったので、そのまま搭乗ゲートに向かいました。
飛行機
飛行機に乗り込みます。乗客は約30人。日本人とイギリス人が半々くらいでしょうか。本当にガラガラです。もちろん私の座る列に他の乗客はいません。ほぼ定刻通り出発。
離陸後、乗務員から「日本入国に際する誓約書」など5枚の紙を渡されます。日本語の文章ですので普通に読んで記入すれば大丈夫です。
(JAL便で帰った知り合いは、この誓約書などをチェックイン時に受け取ったと言っていました。航空会社によって手続きに多少の違いはあるかもしれません。)
日本入国
入国手続
飛行機はほぼ定刻通り、1月9日10時45分(日本時間)に羽田空港に到着しました。着陸後も検疫の案内があるまで席で待機です。
飛行機を降りてからは、全て職員の誘導に従って移動します。最初に検疫側の目印として黄緑色のリストバンドを渡されました。その後は何箇所かカウンターが設置されており、その都度、陰性証明や飛行機内で受け取った各書類の確認などが行われます。作業も日々変わっているようで、検疫官の方も大変そうでした。