【保護者向け】子供・小学生はオンライン英会話を毎日受けるべきか
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【保護者向け】子供・小学生はオンライン英会話を毎日受けるべきか

オンライン英会話って本当に効果があるの?レッスンを毎日受けたら英語が嫌いになる?子供にとって英語学習の本当の意味や効果とは?子供に楽しんで英語学習をしてほしいと考える保護者の皆さんが気をつけなければいけないポイントなど。また最近よく聞くフォニックスって本当に子供に効果があるのかなどを紹介しています。

子供・小学生はオンライン英会話を毎日受けるべき?

結論、毎日受けることができる環境・体制が整っているのであればもちろん毎日受けたほうが良いです。少しでも英語に触れる時間を増やすことは英語学習にとって効果的であり重要です。しかし、子供が毎日喜んで受けてくれるようになるまで苦労する保護者の方も多いはずです。今回は、子供が英語学習をする上で気をつけておきたい事を紹介していきます。

なぜ子供にオンライン英会話を受けさせていますか?

多くの保護者はこの質問に対して、バイリンガルになってほしい、英語を喋れるようになると社会的に有利だから、などの意見がほとんどでしょう。コロナ禍において、オンライン英会話は対面での英会話教室に通うリスクを考えると良い手段です。また、価格も安価です。最近では定額制の家族で受け放題・24時間レッスン受け放題など様々なサービスが存在します。



オンライン英会話を活用し、子供に英語を学習させたい。これは間違いではありません。ですが、子供は最初から英語を話せるようになりたいと思い学習を始める子はほとんどいません。小学生2, 3年生以上ならまだしも、ちいさい子供にとってオンライン英会話は英語学習ではありません。そこで、子供が自ら楽しんで英語学習をできるように、英語をどう位置付けるのが良いかを見ていきましょう。

受講の頻度は子供が「楽しく受ける」ことが大前提

毎日オンライン英会話を受けることにこだわるよりも、子供が楽しんで英語に向き合える環境作りが必要です。通常の英会話教室では、友達ができたり先生と対面で話すことができます。一方、オンライン英会話は自宅で受けるので英語を共有できる相手がいません。

そこで保護者の皆様の出番です。子供と同じ目線で一緒に英語を学んでいくことが子供にとって大きな意味を持ちます。朝ごはんのりんごに「What’s this?」と聞いてあげるだけで子供は「Apple!!」と言ってくれます。私は英語の発音が下手だから、、、なんて気にする必要はありません。

子供にとってお母さん・お父さんの声は一番安心するからです。他にも絵本を読んであげたり動画をみて一緒に発音してあげる。簡単なことで構いません。保護者ではなく一緒に英語を学習するパートナーになってあげることが重要です。

子供・小学生における英語のインプット・アウトプットについて

インプットは「質と量」。
アウトプットは「適切な機会」を与えてあげることを意識しましょう。

インプットの「質と量」は動画コンテンツや英会話(オンラインを含む)が有効的です。アウトプットの「適切な機会」は上記でも紹介したように子供・小学生にとっては保護者の協力が必要不可欠です。

オンライン英会話を受ける子供・小学生にとっての効果とは

子供・小学生にとってオンライン英会話を受けることの効果は必ずしも本人の英語力の向上だけではありません。英語の成長は本人のやる気や環境などで個人差がでることが多く、保護者が不安になることも少なくありません。

子供・小学生にとってオンライン英会話は学びよりも遊びとして捉え、楽しんでいる子のほうが英語力向上の傾向が見られます。

子供が英語学習を楽しむ為には、自分は英語が「できる」という実感こそが、子供の自信を育てます。自分は英語が「できる」という実感こそが、オンライン英会話を受ける子供・小学生にとっての一番の効果です。

子供がバイリンガルになってほしいと考える保護者は間違っている?

バイリンガルになることだけが英語学習の目的ではありません。幼少期から英語に触れる、英語を身近なものにする、英語で学ぶことを当たり前にすることで子供の脳は英語に順応します。ある物事に対して、自分はなぜそう思うのか、言いたいこと・伝えたいことはなんだろうと考え、それを英語という言語で構造し、言葉で発する能力は「論理的思考能力」を飛躍的に成長させてくれます。

バイリンガルになってほしいと望むことは悪いことではありませんが、過度なプレッシャーや期待は逆効果だということを覚えておきましょう。温かく見守る、褒める、応援する、保護者から英語学習パートナーになることが重要です。

英語学習アプローチ、フォニックスとは?

フォニックスとは、英語を正しく発音し、知らない単語や英文を正しく読み書きできるようになる子供達向けの英語学習方法です。

なぜフォニックスから学ぶべきなのか

フォニックスは、英語の4技能(reading, writting, speaking, listening)すべてによい効果をもたらします。上記でも紹介しましたが、英語を正しく発音できることで知らない単語もキチンと読むことができるようになり、英語学習をより効率的にしてくれます。実際、フォニックスカリキュラムは英語圏でも行われています。

少し昔ですが1999年、アメリカではフォニックスよりも※ホールランゲージアプローチの教育法が主流でした。それが原因でアメリカの小学4年生の約70%の生徒が英語が正しく読めないというレポートが出ています。その後、英語圏でもフォニックスの学習が主流になり始めました。このように、フォニックスは英語学習にとって強力な力を発揮します。

(参照:フォニックスの重要性と日本の英語教育におけるその役割

(※ホールランゲージアプローチ:単語の意味に集中するという、綴りや読み方は自然学習する英語学習方法。フォニックスと比べられることが多い学習法)

フォニックスのメリット・デメリット

はじめに、自信を持って言います。フォニックスにデメリットはありません。

メリットは上記でも紹介しましたが、英語を正しく読む・発音する・書くスキルを手に入れることができます。日本人は、世界的に見てこのスキルが劣っています。更に音による英語アプローチはある一定の年齢をさかいにかなり難しくなります。ですので、もし子供に英語を学ばせてあげたいと考える保護者には、フォニックス学習方法を強くおすすめします。YouTubeに良いコンテンツがあるのでご紹介します。中でもPhonics Song, Phonics song2は世界的にも有名です。

おすすめフォニックスYouTube

Kids TV 123

まとめ

・オンライン英会話を受ける意味
・子供にとって英語学習とは何のためにあるのか
・保護者はどのように子供をサポートするべきか

上記の点をご紹介しました。また、フォニックスの重要性や効果もご紹介しましたが、今回の内容は、ほんの一部です。フォニックスに関しては、別の記事で詳しく説明・解説していきます。

英語に限らず、第二言語習得を通じて論理的に物事を考えれるようになってほしい。尚且、英語を通じて国際的に活躍できる子供になってほしいと考えている保護者の方は、大変素晴らしいと思います。

子供たちが将来、英語とうまく付き合っていくために。まずは英語を身近に、好きに、そして「できる」を増やしてあげてください。

好きこそものの上手なれ」です。

この記事を書いた人

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