イギリスの大学院へ!費用・IELTS・出願書類・GPAなどの概要
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イギリスの大学院へ!費用・IELTS・出願書類・GPAなどの概要

イギリスでは、今年から大学院卒業後2・3年間就労できるビザが発表されました。これによって更に魅力的となったイギリス大学院留学。この記事ではイギリス大学院進学の概要や授業料・寮費などの費用、出願書類やIELTSスコアをご紹介しています。また、イギリス大学院の選択から出願、さらには在学中までイギリス大学院卒業の専属コンサルタントが無料でサポートいたします。

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イギリスの大学院とは?

イギリスの大学院は、ほとんどが国立です。管理体制が政府の為、教育水準や研究の質が高いので、世界トップレベルで学ぶことができます。通常大学院は2年間ですが、イギリスでは1年間で修了するコースが多いので学費を抑えることができます。(コース、プログラムによっては2、3年です。)1年間と期間が短い為、夏休みなどの長期休暇はありません。入学は9月が一般的です。

また、入学後すぐに専門的な授業を受けるためしっかりとした基礎知識や事前準備が必要です。英語力に不安がある留学生には、大学院に進学できるように準備コースが用意されています。

本記事では、イギリス大学院のメリットや費用、出願方法や必要な英語レベルなどをご紹介します。この記事を読めば、イギリス大学院留学のイメージを掴むことができます。

イギリス大学院のメリット

イギリスの大学院のメリットをご紹介します。

世界とのコネクション

イギリスの大学院には、世界中から優秀な生徒が学びに来ます。授業内での交流だけでなく、授業外でも様々な行事やイベントに参加し、世界中に繋がりを持つことができます。キャリアアップのために修士号を取得する優秀な友人たちは、卒業後のキャリア・ビジネスにおいてもとても大きな財産になります。

専門知識を身につけ収入が上がる

大学院で修士号や博士号を取得すれば、その分野の専門家として自分に合った仕事を見つけられる可能性が高く、大学卒業の学士号よりも平均年収が上がります。

修士号を1年で取得し、卒業後現地で働ける

イギリスの大学院の多くのコースは1年間です。アメリカやカナダ、オーストラリアの大学院に比べ、イギリスの大学院は、1年で卒業することができるので学費、滞在費を抑えることができます。(専攻するコース・プログラムによっては2年、3年かかります。)

今までは大学や大学院卒業後、就労ビザを取得する為の会社(スポンサー)を見つけるのが大変と多くの学生が悩んでいましたが、Graduate visaで大学院卒業後、2〜3年間の就労が可能になりました。国際的なキャリアを目指す人達にとって、かなり嬉しいニュースですね。

上記以外にも、教育レベルが高いことであったり、多様性あふれる環境での留学はキャリア形成において非常にメリットになります。

英語力が不安でも準備コースで入学できる

英語力が不足していても、各大学が用意する準備コースを利用して入学することができます。Pre-Masters course(プリマスターズコース)とPre-sessional course(プリセッショナルコース)をご紹介します。

Pre-Masters course

Pre-Mastersは、英語力の向上や、大学院で必要なリサーチ力、アカデミックなライティングなどのスキルを磨く留学生向けのプログラム。コースの期間は、大学によって異なります。大学院でしっかり授業についていくための英語力とスキルを大幅に向上させる留学生向けのコースプログラムです。

Pre-sessional course

イギリスの大学院の入学を予定しているが、英語力の要件を満たしていない留学生のための集中コース。コースを修了すると、IELTSを必要とせずに大学院に進学できる場合もあります。Pre-Master courseよりは期間が短いです。

修了後は2~3年間、現地就労ができる

上記でも紹介しましたが、大学・大学院卒業後は2〜3年の間、現地で就労できるGraduate visaがあります。大学でのコース修了後すぐに申請でき、卒業証明書などの発行を待つ必要はありません。就職活動を含め、2〜3年間イギリスで就労することができます。通われる大学、大学院がGraduate visaのスポンサーかどうかは事前に確認しましょう。

登録されている学校一覧はこちら
Register of Student sponsors - GOV.UK

イギリス大学院を実際に卒業した専属のコンサルタントが、より詳しくお客様のお悩みを解決いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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イギリス大学院留学の費用はいくら?

イギリスの大学院に必要な金額を見ていきましょう。イギリスの大学院にかかるおおよその費用は、平均350万〜700万円です。総費用の内訳を下記でご紹介します。

授業料

約£10,000〜£30,000(約150万〜450万円)

コースや専攻によりますが、1年間の学費は1万〜3万ポンドです。専攻や留学地を指定して授業料を調べることができるサイトをご紹介します。

MastersPortal.com

こちらのサイトで専攻(Degree Type)を調べる際に必要な用語をご紹介します。

  • 用語

  • 文学系:Master of Arts(M.A.)

  • 理系:Master of Science(M.Sc.)

  • ビジネス:Master of Business Administration(M.B.A.)

  • 法律系:Master of Laws(LL.M.)

  • 教育系:Master of Education(M.Ed.)

行きたい大学院・コースが決まれば、実際に大学院のホームページから入学条件やコース概要、卒業後どんなキャリアにつけるのかを確認しましょう。

家賃

約£3,990〜£9,870(約60万〜150万円)

大学院に通うとなれば院生のほとんどが大学寮に入寮します。1年間、大学院に通うとなれば42週間の契約になるでしょう。1週間あたり平均£125〜£235ほどです。

部屋のタイプは主に以下3つです。

  • 主な部屋タイプ

  • En-suite - キッチンのみシェア、トイレ・シャワーは別

  • Shared bathroom - キッチン・トイレ・シャワー共同

  • Studio - すべて個人

ご想像通り、Studioが一番高くShared bathroomが一番安いです。En-suiteの学生が一番多いです。En-suiteの1年間(42週間)の費用は約80万円〜100万円です。

生活費

約48万〜60万円(4〜5万円×12ヶ月)

生活費として食費や交際費、携帯の通信費などが挙げられます。1ヶ月5万円あればいいでしょう。イギリスでの外食は高くつきますが、スーパーの野菜や果物などの食料品は日本よりも安いです。毎日、お弁当を作ったり、自炊をすれば月の食費を£100(15000円)以下に抑えることもできるでしょう。また学校内のカフェやウォーターサーバーを利用するなど節約できるポイントはいくつもあります。

奨学金について

奨学金は、学力レベル、目的、社会人か学生かによって制度が異なります。いくつかご紹介します。

平和中島財団
公益財団法人 重田教育財団
公益社団法人 村田海外留学奨学会

上記3つは給付額も多く、学費が心配な社会人や学業優秀な学生を援助してくれる、とても素晴らしい財団・公益社団です。

イギリス大学院への出願方法

イギリス大学院への出願は簡単ではありません。大学の申込時期を調べたり、必要書類の作成に時間がかかります。IELTSのスコア取得に向けての勉強も大変です。

大学院の出願は、ひとつひとつ整理してポイントを押さえ事前準備をすることが重要です。いくつか知っておくべきことをご紹介します。

申込時期

イギリス大学院の申込時期は各学校で異なるだけでなく、コースによっても異なります。通常、1つの大学院だけでなく複数申込む場合がほとんどです。自分はどの大学の、どのコースに申込むのかしっかり整理しておきましょう。

イギリスの大学院は、応募順で合否判定されます。そのため、できるだけ早く申し込みましょう。生徒が埋まってしまうと受付が終了になる場合もあります。コース開始が9月・10月になるので、最低でも半年前には出願するべきです。余裕をもって1年前から準備し、申込が始まり次第出願することをおすすめします。

出願時期についてですが、できるだけクリスマス・正月などの長期休暇を挟むことは避けましょう。出願から結果発表までは数週間〜3ヶ月です。休暇を挟むと書類審査が長引いたり、滞るケースもあります。

必要書類

出願に必要な書類が学校によって多少異なりますが、一般的な必要書類は以下のとおりです。

  • イギリス大学院出願に必要な書類

  • 英語力証明書(IELTS)

  • 卒業・成績証明書

  • 志望動機書

  • 推薦状2通

  • 履歴書

必要書類はもちろん、すべて英語で作成します。

IELTSの有効期限は、2年間です。出願する大学院で求められるスコアを取得しましょう。ただし、出願までに必ず必要ということではありません。条件付きの合格で、入学までに取得しなければいけないなど、大学院によって様々です。

卒業証明書と成績証明書は、日本で卒業した大学の教務課に依頼し、英文で作成してもらいましょう。

志望動機書にはなぜその大学院なのか、学びたい理由などを記載します。フォーマットや字数が大学から指定されることもあるので、指定に沿って進めましょう。

推薦状は事前に2通必要で、会社の上司や大学教授にお願いすることになるでしょう。日本語で書いて英語に翻訳しても問題ありません。

注意点として、同じ人が翻訳すれば2通とも同一人物の推薦状だと疑われることもあります。ネイティブからすれば、英語の癖や文法の使い方ですぐに分かるからです。気をつけましょう。

履歴書(CV)が必要かどうかは大学院によって異なります。また、学部生から大学院進学するのか、社会人から進学するのかによっても必要の有無が異なります。履歴書はシンプルで見やすい箇条書きのような形で提出することが多いです。履歴書よりも志望動機や推薦書の内容が重視されるため、志望動機書や推薦状の作成に時間をかけましょう。

イギリス大学院にGPAは必要?

イギリスの大学院にGPAは必要ありません。代わりに、成績証明書を提出します。イギリスでは、GPAではなくFirst Class HonoursやUpper-second classといった評価制度が採用されています。

しかし、英国の上位校やビジネススクールでは出願時にGPAを聞かれることもあります。希望する大学院にとって、GPAスコアは加点要素の物差しになるからです。

IELTSについて

6.5を目標に!

IELTSに関しては、大学院を選べば6.0や5.5でも出願できますが、6.5を取得しましょう。難関校はoverall 6.5、もしくは 4技能すべてで6.5以上、over all 7.0が必要です。

IELTSは、AcademicもしくはIELTS for UKVI Academicどちらかのスコアが必要なのか、大学院によって異なるので事前に調べましょう。

IELTS取得後は、プレゼンテーションスキルや論文・エッセイに必要なライティングスキルなどを学びましょう!入学してから良い成績を取るためには必要なスキルです。

IELTSについてくわしくはこちらの記事でまとめています。

大学院合格の鍵

イギリス大学院合格の鍵は、「あなたの個性・今までの経験・卒業後の目標・今後の夢」にフォーカスして準備することです。入学許可はそれらの総合的な評価に対してオファーされるものであり、どの点が強みやユニークポイントになるのかを知る必要があります。故に正規留学経験者やスペシャリストと共に客観的に自己分析をし、「あなただけの留学準備プラン」を作成し進めていくことが最短のルートです。

そのような的確な留学準備は在学中や留学後のキャリアをも充実させます。

イギリスの大学院サポートについて

正規留学経験者や海外留学を経てグローバルに活躍している人材があなたの専属カウンセラーとなり、大学院合格までの留学準備、在学中の学業サポートや、卒業後のキャリアサポートまで一貫して行います。主なサポート内容は以下になります。

留学前サポート

・「あなた」の留学準備プランのご提案
・大学や学部に関する大規模調査
・出願書類作成の指導(志望動機書、エッセイ、推薦状、英文履歴書)
・願書提出や大学との連絡代行
・IELTSや留学準備の為の英語のクラス

在学中サポート

・学業及び海外大学生活に関するメンタリングサポート
・エッセイ、アサインメントの英語修正/プルーフリーディング
・試験、プロジェクト、卒業論文への取り組み方におけるアドバイス

留学後サポート

・キャリアカウンセリングとサポート(在学中・卒業後)
・希望進路先の業界・企業の調査
・企業紹介と面接の設定
・グローバルキャリアパスを歩む人達との交流会

専属コンサルタントについて

英国トップ校で形成されるラッセルグループの大学院にてビジネスを学び、現在は英国と日本を行き来するグローバルビジネスキャリアを歩む。本人はパンデミック後に大学院を卒業したため、在学中はFace to Face とOnline を組み合わせたハイブリット型プログラムを経験しています。ここ数年、大きく変わるアカデミックの世界に関して実体験を元に、様々な角度から正規留学に対するカウンセリングを行います。

まずは無料カウンセリングにて、ざっくばらんに大学院留学に関する興味や疑問に関してお話しください。

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この記事を書いた人

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新しい時代の留学
編集部

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