
オーストラリアの学生ビザでバイトができる?申請方法や条件は?
ワーキングホリデーのような「働く&学ぶ留学」が最近人気を集めていますが、実はオーストラリアの学生ビザでもそれに劣らず「働く&学ぶ」ことができます。
それでは、具体的に、そんなオーストラリアでの学生ビザではなにができるのか、また、ビザの詳細を詳しくご紹介していきます。

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オーストラリアの学生ビザではなにができる?
まずは、学生ビザを持つとオーストラリアで何ができるのか、見ていきましょう。
3ヶ月以上学校に通うことができる
オーストラリアの学生ビザは、3ヶ月以上現地の学校に通うことを目的とした場合に申請できます。
学校は政府認定校の「語学学校、TAFE(職業訓練専門学校)、専門学校、大学等」から選ぶことができ、そのコースをフルタイム(週20時間以上)で受講することになります。
学生ビザで渡豪することの最大のメリットは、学ぶことを最優先にできる点です。せっかく英語圏に滞在するならば、英語力に自信を持って帰国したいですよね。学生として英語を効率的にインプットしつつ、その英語で他の専門知識を学んだり、現地でアルバイトをしたりしてアウトプットが出来るのは、学生ならではの利点です。
アルバイトができる
オーストラリアの学生ビザでは、2週間で48時間までの労働が可能です。
ちなみにイギリスやカナダなど、他の英語圏の国では学生ビザによる就労は不可能です。

同行する扶養家族も働くことができる
実は、オーストラリアが発行する学生ビザには扶養家族の就労許可も付与されます。自分だけでなく、パートナーや家族と一緒に渡航したいと考えている方には嬉しいことだと思います。

オーストラリア学生ビザのメリット
次に、学生ビザで滞在することにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
ワーホリビザを取っておくことができる
1年間のワーホリ期間で学校に通う方が多いですが、それだとフルタイムで働ける時間が短くなってしまいます。オーストラリアに長くいたい方はワーキングホリデーの前に英語力を鍛えられる学生ビザを検討してみてはいかがでしょうか?
実際にオーストラリアで働く前に、現地の生活はどんなものかを知っているのは大きなアドバンテージです。時間とお金はかかりますが、それでも将来的には一番の近道になるはずです。
30歳の年齢制限がない
ワーホリ申請では30歳まで、という年齢制限がありますが、学生ビザは何歳でも申請することができます。特に30歳以上の方で、ワーホリには申請できず諦めた方などは、この就労も可能な学生ビザはとても魅力的かと思います。
オーストラリア学生ビザのデメリット
反対に、オーストラリアに学生ビザで滞在するとどのようなデメリットがあるのか、見ていきましょう。
留学費用が追加でかかる
学生ビザで渡豪することは、ワーホリと違い、現地で生活する費用に加えて学費が必要になります。長期の留学になればその分学費にかかるコストも増えますが、将来への先行投資と考えましょう。
また、ワーホリで渡豪される方も最大17週間は語学学校に通うことができるので、そう考えると学生ビザもワーホリビザもあまり大きな違いはないかもしれません。
学生ビザの期間・規則は?
では、実際にオーストラリアの学生ビザはどれくらいの期間で、どんなルールがあるのか見てみましょう。
ビザの有効期間
学生ビザでは「就学期間+ 1〜2ヶ月」の期間での滞在が許可されます。その+ 1〜2ヶ月はなんらかの理由でコースを延長したりずらしたりする必要がでた場合のために設定されています。
ビザの有効期間
就学期間10ヶ月以下 就学期間+コース終了日から1ヶ月
就学期間10ヶ月以上 就学期間+コース終了日から2ヶ月
学生ビザの規則
オーストラリアでは留学生に対し厳しい規則を設けており、これらの規則に従わない場合、ビザが取り消されます。下記の項目をしっかりと理解した上で、学生ビザを取得しましょう。
学生ビザの規則
政府認定校にて運営されるコースに在籍する
フルタイムコースで修学する(パートタイムは不可)
就学期間中の出席率を 80%以上に保つ
学生ビザ期間中、海外留学生保険(OSHC)に加入する
学業成績を平均で保つ
同じコースを2度以上修学しない(コースのやり直しは、1度のみ可能)
オーストラリアの法律を守る
学生ビザは、一定の出席率(各タ ームの80%)をクリアすることが条件とされ、この条件を達成していれば学生ビザを延長することも可能です。
また、逆にその条件がクリアできていない学生に関しては、学校側から移民局に通達することが義務化されており、その場合学生ビザ自体がキャンセルされることがあります。

オーストラリアの学生ビザ申請について
オーストラリアの学生ビザは現在 Subclass 500 となっており、オンラインで申請することができます。。以前までは教育機関に沿った学生ビザ(語学学校、専門学校、大学など)を申請する必要がありましたが、現在はいずれの教育機関の場合も、同一の学生ビザ(Subclass 500)を申請することになります。
出典
オーストラリア政府HP:申請の流れ
オーストラリア政府HP:Visa500
申請条件

申請料金
オーストラリア学生ビザの申請料金は、日本国内からの申請だと$2000(2025年7月1日に$1600から値上げ)です。
学生ビザの延長など、オーストラリア国内からの申請だと$2000+$700となります。
申請に必要なもの
