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#12 英語の疑問詞とは?5W1Hの意味と使い方|中学英語の文法

中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「疑問詞」を学習していきます。

#11 英語の接続詞の一覧と使い方|中学英語の文法

  1. 目次

  2.  英語の疑問詞とは?

  3.  - 疑問詞の使い方

  4. 5W1H

  5.  - What ~?

  6.  - Who ~?

  7.  - When ~?

  8.  - Where ~?

  9.  - Why ~?

  10.  - How ~?

  11. 7W1Hの2つの疑問詞

  12. - Which~?

  13.  - Whose~?

英語の疑問詞とは?

英語のWhat, Who, Whenなどをまとめて疑問詞という

英語の疑問詞とはWhat(なに)、Who(だれ)、When(いつ)、Where(どこ)、Why(なぜ)、How(どう)など、Yes, Noでは答えられない疑問文をつくる単語を指します。また、疑問詞をうまく使うことで、会話の幅を広げることができます。疑問詞の用法を学ぶことは、英語学習にはかかせません。

疑問詞の使い方

疑問詞を一番最初に持ってきて、文の最後に?をつけて疑問文にします。注意点は、be動詞の疑問文、一般動詞の疑問文のルールに従って文をつくります。例えば、「ケンはサッカーをします。」を「ケンは何をしますか?」の文にする場合。

三人称単数形が主語の場合は、doをdoesにすることを忘れてはいけません。「あなたは何をしますか?」の文は、そのままdo you ~?でOKですね。

5W1H

英語の疑問詞、What(なに)、Who(だれ)、When(いつ)、Where(どこ)、Why(なぜ)、How(どう)の頭文字をとって、5W1Hと呼ばれています。この6つの疑問詞を覚えておけば、基本的な質問をすることができます。以下にこの6つに加えてwhichとwhoseを加えた一覧をのせています。この図をそのまま丸暗記してもいいぐらい、英語の疑問詞は大事な役割を果たします。

What ~?

「なに?」と「〜はなにか」をたずねる表現

文頭に疑問詞Whatを置いて「〜はなにか?」とたずねることができます。What’sもWhat isの短縮形としてよく使われます。

What is ~?

「これはなんですか?」のようなシンプルな質問はWhat is this?で完成です。例えば、

「彼のプレゼントはなんだった?」
「ネックレスだったよ」

この会話を英語では以下のようになります。

What was his present?

It was a necklace.

What do you ~?

「なにをしますか?」や「なにが好きですか?」などの一般動詞を用いた文もWhatを前に置いて表現することができます。

例えば、「何が好きですか?」と聞くには、

What do you like?

「彼女は今、何をしていますか?」は、

What is she doing now?

と簡単に尋ねることができます。

What sports do you like ~ ?

「何のスポーツ」が好きですか?や「何色」が好きですか?とたずねる時は、Whatのあとに名詞を置きます。

What sports 何のスポーツ
What colors 何色
What pictures 何の写真
What languages 何語
など

何色が好きですか?という文を見てみましょう。

What color do you like?

what + 名詞のあとに疑問文を持ってきます。ここでの注意点は、What do you like color?にはならないことです。What colorとセットで使わなければなりません。

主語が三人称単数形の場合は、疑問文のルールに従います。

What sports does Ken like?
「ケンは何のスポーツが好きですか?」

Whatのあとの名詞は、想定される答えで単数か複数形にしましょう!

What kind of ~?

「何の種類の〜」と聞くことができるとても便利なフレーズがあります。

What kind of music do you listen to?

この文で、「どんな種類の音楽を聞きますか?」とたずねることができます。この表現は絶対に覚えましょう!

Who ~?

「だれ?」と「〜はだれか」をたずねる表現

文頭に疑問詞Whoを置いて「だれが〜?」とたずねることができます。WhoもWhatと同様にWho isをWho'sに短縮することができます。

Who is Sakura? / Who’s Sakura?
「さくらはだれですか?」

Sakura is a new student.
「さくらは新しい生徒です。」

一般動詞の疑問文では、Whoを主語として扱います

Who wrote this letter?
「この手紙を書いたのはだれですか?」

It’s Sakura.
「さくらです。」

*wrote = writeの過去形

When ~?

「いつ?」と時をたずねる表現

文頭に疑問詞Whenを置いて「いつ?」と時をたずねることができます。例えば、誕生日をたずねる時。

When is your birthday?
「あなたの誕生日はいつですか?」

When is 〇〇?で「〇〇はいつですか?」の形で、表現する事ができます。

「あなたはいつ宿題をしましたか?」や「彼はいつ来ますか?」と一般動詞を使う場合は、それぞれ以下のとおりです。

When did you do your homework?
「あなたはいつ宿題をしましたか?」

When will he come?
「彼はいつ来ますか?」

助動詞を使う場合も、助動詞の疑問文の作り方に従い、前に疑問詞を置いて文ができあがります。

Where ~?

「どこ?」と場所をたずねる表現

文頭に疑問詞Whereを置いて「どこで〜?」と場所をたずねることができます。Where is / areもWhere’s / Where’reに短縮することができます。

Where is my wallet?
「私の財布はどこですか?」

Where do you live?
「あなたはどこに住んでいますか?」

I live in Tokyo.
「私は東京に住んでいます。」

場所だけで答えたり、疑問文の動詞をそのまま使って答えることができます。

Why ~?

「なぜ?」と理由をたずねる表現

文頭に疑問詞Whyを置いて「なぜ?」と理由をたずねることができます。答え方は、Because(なぜなら)で理由を説明できるのでWhyとBecauseはセットで覚えましょう!

Why are you crying?
「なぜあなたは泣いてるの?」

Because my dog is injured.
「私の犬が怪我をしたの。」

*injured 怪我をする

一般動詞の文でももちろん使うことができます。

Why do you study so hard?
「なんでそんなに一生懸命に勉強するの?」

Because I want to be a doctor.
「なぜなら私は医者になりたいから。」

how ~?

「〜はどうですか?」と状態や様子をたずねる表現

疑問詞Howを文頭に置いて「〜はどうですか?」のように状態や様子、感想などをたずねることができます。Howは体調や天気に使われたり、一般動詞をつかって「どのように〜しますか?」と手段や方法をたずねることもできます。さらにHow manyHow longのようにHowのあとに単語をおいて疑問文をつくることができます。また、How isをHow’sと短縮することができます。

Howを使うことで、いろんなことをたずねることができます。詳しくは「Howのいろんなたずね方」という記事で後日紹介します。

How is ~?

How is 〇〇?で「〇〇はどう?」と聞くことができます。例えば、今の天気を聞く時。

How is the weather?
「天気はどう?」

食べたものがどうだったか感想を聞きたい時。

How is it?
「どう?」

It’s delicious!
「おいしいよ!」

簡単な文ですが、How is ~?で「〜はどう?」とたくさん質問してみてください。

How do you ~?

例えば、「どうやって家まで来たの?」と聞きたい時。

How did you come to my house?
「どうやって家まで来たの?」

I came here by train.
「電車で来たよ。」

「どのように〜しますか?」と手段や方法をたずねることができます。

How many ~?

数をたずねる表現はHow many ~?を使います。

How many books do you have?
「何冊くらい本を持っていますか?」

How manyのあとに名詞を置いてdo you have ~?などの一般動詞の疑問文の形にしてください。How manyのあとの名詞は必ず複数形になります。

注意点は、How manyのあとは必ず名詞です。How many do you have books?とならないようにしましょう!

7W1Hの2つの疑問詞?

英語では、5W1Hに加えて、7W1Hという言葉があります。さきほどの疑問詞にwhichとwhoseを加えたものを7W1Hと言います。最後にwhichとwhose、それぞれ見ていきましょう。

Which ~?

「どっち?」「どの〜?」とたずねる表現

文頭に疑問詞Whichを置いて「〜はどっち?」とたずねることができます。どっち?と聞く時は、2つ以上のものから選ぶ時ですね。例えば、メニューにコーヒーとティー(紅茶)がある時。

Which do you want?
「どっちがほしいですか?」

と聞くことができます。

文の中に選択肢を加えると、"Which do you want, coffee or tea?"と表現することができます。

Whose ~?

「だれの〜ですか?」とたずねる表現

文頭に疑問詞Whoseを置いて「〜はだれのもの?」とたずねることができます。例えば、誰かが携帯を忘れた時。

Whose phone is this?
「これはだれの携帯ですか?」

と表現します。Whoseの文は、Whoseのあとに「誰のものか聞きたい名詞」を置きます。

Whose 〇〇 is this?
これはだれの〇〇ですか?
この文の型を覚えよう!

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