#36 数えられない名詞「不可算名詞」とは?例と一覧を覚えよう|中学英語の文法
中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「不可算名詞」を学習していきます。
数えられない名詞ってなに?
英語の学習をすすめると「数えられない名詞」というものの存在に出会います。今まで学習した英語の品詞「名詞」では、1つのものには冠詞a/anを、2つ以上のものには-sをつけて複数形にすると学びました。
an apple (1つの)りんご
two apples 2つのりんご
英語の文法には、このルールがあてはまらない数えられない名詞「不可算名詞」というものがあります。
不可算名詞とは?
数えられない名詞
不可算名詞とは、数えられない名詞。その名のとおり、水やお金、時間など1つ目、2つ目、3つ目と具体的に数えられないものを指します。水やお金そのものを「ひとつ、ふたつの水」「ひとつ、ふたつのお金」と数えられないという意味です。(数えられるお金は、硬貨やお札です。)
不可算名詞の例と見分け方
代表的な不可算名詞の例から、「なぜ数えられない名詞」なのかを見分けられるようになりましょう。
money お金
「お金は100円、1000円って数えられるじゃないか!」と思うかもしれません。数えられるのは硬貨やお札です。硬貨やお札をまとめた意味のお金moneyは、「ひとつ、ふたつのお金」と数えることができません。
water 水
水は形がないので、「ひとつ、ふたつの水」と数えることはできません。
advice アドバイス
アドバイス(=助言)は日本語でもよく使われますね。アドバイスもどこからどこまでが1つ目なのか数えられないという意味で不可算名詞として扱います。
「ひとつ、アドバイスをあげましょう。」と言うときは、an adviceではなく、a piece of adviceと言います。
I’ll give you a piece of advice.
「ひとつ、アドバイスをあげましょう。」
このように具体的に、以下に分類される名詞が不可算名詞です。
不可算名詞
数えられないもの
地名・人名・言語・科目・スポーツ名などの固有名詞
液体や素材・材料名
不可算名詞として見分けるには、上記のように「数えられないもの」という認識が重要になります。少し難しく聞こえますが、まずはよく使われる不可算名詞を覚えてしまうことが一番早い方法です。
不可算名詞の一覧
日常会話などでよくでてくる代表的な不可算名詞の一覧です。以下の一覧をしっかり覚えましょう。
代表的な数えられない名詞一覧
water 水
money お金
information 情報
shopping 買い物
music 音楽
business ビジネス
travel 旅行
paper 紙
time 時間
work 仕事
homework 宿題
art 芸術
happiness 幸せ
air 空気
help 助け
knowledge 知識
luck 運
nature 自然
salt 塩
food 食べ物
weather 天気
rain 雨
news ニュース
advice 忠告
love 愛
happiness 幸せ