留学を成功させる語学学校の選び方|これで学校選びはもう迷わない!
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留学を成功させる語学学校の選び方|これで学校選びはもう迷わない!

留学で多くの時間を過ごすこととなる学校。英語を学ぶ環境を左右する学校選びは留学を成功させる上で非常に重要です。多くの情報があり、留学会社やカウンセラーによってオススメの学校も異なります。果たして、留学を成功させる学校選びとはなんでしょうか。この記事では学校選びについて詳しく解説していきます。

なお、ここでの学校とは語学学校だけでなく、大学留学や子どものサマースクール・中等教育機関にもあてはまる内容です。ぜひ参考にしてください。

学校選びの基準とは

まず留学に行こうとなった時、どうやって現地の学校を探しますか?

学校選びの基準はたくさんありますが、その中でも一番最初に考えなければいけないことはたったの2つだけ。

・都市や立地など、生活する場所を決める
・目的やゴールから逆算する

初めて留学に行く方にもわかりやすく、カンタンにまとめました。

都市や立地など、生活する場所を決める

都市や立地など、生活する場所を決める

留学を考え始めると、一番最初に決まるのが国です。英語圏での留学は、アメリカ、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、マルタなどが挙げられます。国はすぐ決まるのに、都市は迷われるという方はたくさんいらっしゃいます。

大都市で様々な文化に触れたり、色んな人に出会い、たくさんの場所を観光したいのか、地方都市で英語学習に集中したい、現地の人と交流したい、自然に触れながらのんびり過ごしたいのか。

都市や生活環境で留学生活は大きく変化します。自分の性格や留学でやりたいこと、達成したいことリストなどを書き出し、決めるといいでしょう。

目的やゴールから逆算する

目的やゴールから逆算する

都市や生活環境を決めるのと同じくらい大切なのが、留学の目的やゴールを設定することです。

目的やゴールがない留学は成功しません。

なぜ留学したいのかをうまくまとめられない人は、留学がしたいと思ったキッカケなどから考えるとよいでしょう。

初めての留学では、どのように学校を選ぶべきか検討もつかないかもしれません。しかし、この記事を最後まで読めば、現地の学校がどのようなものなのかイメージできるでしょう。

この2つが決まれば、いよいよその目標を達成するための学校選びです。次に、どのように学校の情報収集をするのかを見ていきます。

学校の情報収集をする

学校の情報収集をする流れ

現地の学校情報はインターネットにたくさんアップされています。下記の順序で検索すれば、ご自身にあった学校を見つけることができるはずです。

  • ①ネットで検索する

  • ②パンフレットやSNSをチェックする

  • ③留学カウンセラーにオススメを聞く

  • ④レビューを確認する

それぞれ詳しく説明していきます。難しくないので一度ご自身で実践してみてください。

①ネットで検索する

ネットで検索する

まずは「都市名 語学学校」や「都市名 語学学校 おすすめ」と検索します。そうするといくつか学校がヒットします。そのページで学校概要や特徴にざっと目を通してみましょう。

次に「都市名(英語) 学校名(英語)」や「Best English Schools in 都市名(英語)」とすべて英語で検索してみてください。日本語検索と英語検索の両方で上位にヒットする学校は日本だけでなく、世界中で検索されている学校なので、人気のある学校と判断できます。

日本語だけで検索してしまうと、その学校には多くの日本人生徒がいる可能性があるかもしれません。

その後は「学校名」をそのまま入力して、学校のホームページを確認してみましょう。ホームページは学校の「顔」です。多くの学校はホームページにたくさんの情報を公開しています。

②パンフレットやSNSをチェックする

学校のホームページまで辿り着けたら、Brochure(パンフレット)をダウンロードしましょう。そこには学校の実績や開講されているコース、アクティビティの様子やホームステイ先、学生寮などありとあらゆる情報が整理されています。

コースやアクティビティ、学校でチェックするポイントは下記で紹介しています。

また、最近はSNS、主にInstagramやFacebookに学生生活の様子や学校のイベント情報、街の様子などが投稿されています。実際にどのような学生がいるのか、学校の雰囲気などを感じることができるため、非常に効率的な情報源です。

③留学カウンセラーにオススメを聞く

そのあとは、留学会社に問い合わせて留学先(都市)のおすすめの学校を聞いてみましょう。学校の情報や現地情報など、いろんなことを聞くことができるでしょう。

例えば、A校・B校・C校で悩んでいる場合、それぞれの違いを聞いてみるのも一つですし、単純にオススメの学校を尋ねるのもいいでしょう。その際、オススメの理由は必ず聞いてください。

④レビューを確認する

学校のホームページ、Brochure(パンフレット)、SNSチェック、カウンセラー面談が終われば、あなたの中で行きたい学校や目星の学校はほとんど決まっているはずです。

最後に、学校のレビューを見て下さい。インターネットで「学校名(英語) reviews」と検索すると実際に行った生徒の感想がGoogle上でヒットします。日本でレビュー文化はまだまだ根付いていませんが、英語で検索するとレビューを確認することができます。

レビューをみるとリアルな声を確認することができるでしょう。

または、手っ取り早く留学会社に問い合わせてみるのも一つの手です。

新しい時代の留学では、無料でカウンセリングを行っておりますのでご希望の方はお気軽に公式LINEまたはお問い合わせよりご連絡ください。

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自分にあったコースを選ぶ

留学の目的を達成するために、受講するコースはしっかり考える必要があります。人気のコースをまとめたので、ご自身にあったコースを考える際に参考にしてください。

一般英語コース

留学生に最も人気のあるコースが一般英語コースです。学校のホームページやパンフレットでは、General Englishと記載されています。

General Englishは文字通り、英語4技能すべてをまんべんなく伸ばすコース。Listening、 Reading、 Writing、 Speakingのレベルを総合的に判断し、ご自身にあったレベルのクラスで受講できます。学校によってレベルアップの期間は様々ですが、ある一定期間受講し、テストを通過すると上のクラスに移動します。

試験英語コース

試験英語コース(Examination Courses)も人気のコースです。IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検など海外で使える英語資格を取得するコースで、一般英語よりも専門的な授業内容になります。

試験で高スコアを取得するためのティップス(ヒント)や試験内容にそった授業で、目標スコアを取得するためのコースです。目標スコアによってクラス分けされるので、同じスコアを目指す学生と切磋琢磨できるのはとてもいい環境です。

大学進学コース

大学進学コース(Pathway Programme)は現地の大学進学を目的としたコースです。読解力、ライティングスキル、プレゼンテーション、クリティカルシンキングやリサーチ能力など大学入学後に必要な英語力やスキル、知識などが主な学習範囲です。

このコース自体がない学校もあるので事前に調べておきましょう。

ビジネスコース

海外で働きたいと考える方にはビジネスコースがオススメです。社会人留学やこれから英語を使って海外で働くために必要なスキルを身につけることができます。

学校によってビジネスコースの内容は様々ですが、プレゼンテーションスキル、ワークショップ、話題のビジネストピックについてのディスカッション、交渉スキル、メールや書き言葉でのビジネスなどを学びます。

現地会社の訪問をする学校もあるので、実際の現場の雰囲気を体験することもできるでしょう。

その他(専門)のコース

英語講師の資格(CELTA)やアートやデザイン、スポーツ、医療などの専門的なコースを開講している学校もあります。

専門的なコースがある学校は比較的少ないのでしっかりとした事前調査が必要です。

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学校ごとに異なる特徴を理解する

学校選びでコース以外にも確認しておくべきことが他にもいくつかあります。ここでは次の5つを紹介しています。

・アクティビティ
・国際比率
・学校設備や学習環境
・生徒のレベルや平均年齢
・学校の質や先生について

これらは学校ホームページで確認することが可能です。ホームページで見つけることができない場合は、パンフレットをチェックしてみてください。それぞれ解説していきます。

アクティビティ

語学学校は授業とは別に生徒同士の交流やその街を楽しんでもらうために、アクティビティを開催しています。アクティビティは、都市や学校によって様々ですが、有名なスポットや観光地に行ったり、スポーツをしたり、お酒を飲みに行ったり、週末に日帰り旅行に行ったりと多岐にわたります。

アクティビティの頻度が少ない学校や先生が帯同しない学校などもあります。SNSなどで投稿されていることが多いのでチェックしてみましょう。

国際比率

よくある質問で「日本人が少ないところがいいです。」というお声をいただきます。留学会社としてもせっかくの留学で日本人が多いところをわざわざ案内することはないのですが、タイミングによっては避けられない場合もあります。

国際比率はホームページやパンフレットにも公開されていますが、その時によって変動するものです。季節ごとや数ヶ月に1度、学校からのアップデートもあるので、そのあたりは留学エージェントに聞くなどしてうまく活用すると良いでしょう。

学校設備や学習環境

学校設備や学習環境もしっかり確認しましょう。

設備とは学校内にカフェやパソコンルーム、自習室、中庭、コモンルームなどがあるのかをチェックしてみてください。たとえばカフェがあると、学校内での息抜きにもいいですし、自習室と行き来して勉強時間をしっかり確保できます。パソコンルームがあれば、ワーホリなどで学校に通われる方にとってCV作成(履歴書)にも便利でしょう。中庭やコモンルームは、生徒同士や先生と交流を深めるいい場所に。なかには、中庭でBBQをする学校もあったり。

こちらもホームページやパンフレットの写真で雰囲気を掴むことができるでしょう。

生徒のレベルや平均年齢

一緒に学習する生徒のレベルや平均年齢は気になるポイントの一つです。できるだけ意識の高い生徒と一緒に学習したい場合は、渡航前に英語学習を頑張ることが一番大事です。英語学習において、最も避けたいことが日本語を話してしまうこと。日本人が多いクラスはElementary、Pre-Intermidiate、Intermidiateの3つ。Upper-Intermidiateから参加できれば、周りの生徒もレベルが高く、日本人も少ない環境になるでしょう。

もう一点は、一概に生徒の学習意欲が高いとは限りませんが、学費が高い学校を選ぶことです。学費が高い学校は、学習意欲や意識が高い生徒が集まる傾向があります。

高い学費を払ったからには英語力を伸ばすという意識が自然と働きますし、基本的には学費にあった指導や課題・学習環境が提供されるので、より良い学習環境を求める生徒が集まりやすいからです。

平均年齢は、ホームページやパンフレットに記載されているのでそちらを参考にするとよいでしょう。30+といった30歳以上の方限定のコースを用意している学校もあります。

学校の質や先生について

上記でご自身にあった学校を見極めるために、ホームページやパンフレット、SNSやレビューを確認することを紹介しました。それ以外にも学校選定のポイントがあります。

学校と先生の質です。

現地の学校はその国の政府が認めた資格を有しています。その資格は国によって異なりますが、ホームページの下の方にアイコンが載っています。その数が多いほうが学校としてのクオリティーが担保されていると考えてよいでしょう。

先生の質ですが、基本的には学校で指導する講師はライセンスを持っているのでクオリティーで心配する必要はありません。

大規模の学校では、先生の入れ替わりが地方都市に比べて多く、長期で学校に通う場合は先生が途中で変わることがあります。色んな先生の英語を聞くことも英語力を伸ばす上でメリットです。しかし、良いと思っていた先生が異動することもあります。

地方都市の場合、同じ学校に数十年在籍していることも珍しくありません。そのため、生徒がつまずくポイントを熟知していたり教育に熱心な先生が多いのが特徴です。

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学校規模について

ここまで、学校ごとの特徴やコースについて説明しました。ここからは学校の規模について説明します。大規模、小規模の学校ではどのような違いがあるのかを説明します。

大規模学校のメリット

大規模語学学校のメリット

大規模な学校では、たくさんの人に出会うチャンスがあります。しかし、コミュニティーがたくさんある反面、付き合う人を間違えてしまうと留学が成功しないこともあります。特に日本人コミュニティーにずっといてしまうと英語力の伸びは期待できません。

また、生徒数の多い学校では、アクティビティが毎日開催されることが多く、色んな体験ができるのも魅力的です。大きな学校は、設備が整っているので食事や自学習、パソコンを使えるなど学習環境に困ることはありません。学生寮が校内にある学校もあります。移動時間も短縮でき、授業外でも学生と触れ合えるのも良い点です。

大規模学校のデメリット

大規模語学学校のデメリット

大規模学校のデメリットは、小規模学校に比べて先生が多くの生徒を担当していることです。ちょっとしたこと、気になることも小規模のアットホームな学校に比べて聞きづらいかもしれません。学費も小規模な学校と比較すると高くなります。プロモーションや特別オファーなどの割引をしているタイミングで申し込めばお得になります。

小規模学校のメリット

小規模語学学校のメリット

小さな学校のメリットは、なんといってもアットホームな雰囲気でリラックスして英語学習に集中できる点です。先生との距離も大きな学校に比べて近く、質問しやすい環境です。特に家族経営の学校だと名前を覚えてくれたり、「最近どう?」なんてちょっとした気遣いもしてくれます。生徒が少ない分、交流も密になることが多く、一生の友達に出会えるかもしれません。

学費が安いのも魅力的です。小規模な学校で長期申込すると大規模学校に比べるとかなり低価格になることもあります。費用が心配だけど長期で通い方は小規模学校を検討すると良いでしょう。

小規模学校のデメリット

小規模語学学校のデメリット

小さな学校のデメリットは、生徒数が少ない場合、クラスが合同になることがあります。英語のレベルが違うと、授業の進行も難しく思うように理解できない場合があるので注意しましょう。またアクティビティも毎日ではなく、週3回など留学生活を存分に楽しみたい方にとっては少し満足できないかもしれません。

学校の費用を比較する

最後に、学校選びのポイントとなるのは費用です。一番気になるところではありますが、費用だけで選ぶのはオススメできません。留学で達成したい目標やゴールをしっかりと決めた上で料金比較をするべきです。

学校の費用は、前述のコースや学校規模によって大きく異なるため、じっくりと確認しましょう。オススメは留学カウンセラーに予算感を共有し、予算と目的にあった学校を選んでいくことです。

費用・見積もりについて

学校の授業料は、Price ListやFeeという項目で学校ホームページに記載されています。また、コース詳細ページにも載っているかもしれません。語学学校は1週間ごとに料金が設定されており、長期留学になれば1週間辺りの料金は安くなる場合が多いです。

新しい時代の留学は無料で学校のお見積もりをしています。また季節ごとのプロモーション(割引)などもあるので、場合によっては最も安く留学に行ける可能性があります。ご希望の方は公式LINEまたはお問い合わせよりご連絡ください。

見積もりについては下記ページで詳しく紹介しています。

学校選びで大切なこと

一生の友人に出会ったり、色んな価値感に出会えたり、人生を変えることができる留学において、語学学校選びは避けては通れません。それゆえに、しっかり調べて自分が行きたい学校、成長できる学校、目的を達成できる学校を選ぶことが重要です。

コースや学校ごとの特徴、費用など、事前にしっかり調べて自分に合う学校を見つけましょう。

「新しい時代の留学」は無料留学エージェントです。留学に関して個別で無料説明会を実施しています。ご希望の方は公式LINEまたはお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

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