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【3分でわかる】interestedとinterestingの違い|英語の細かい違い

「私はサッカーに興味がある」「これはおもしろい本です」これらを英語にした場合、interestedかinterestingどちらかわからない。なんて経験をしたことはないですか?間違えがちな英語の形容詞の使い方。この記事を読んでinterestedとinterestingの違い。似たような英語の形容詞の使い方をマスターしよう!

簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する連載「今日からネイティブ英語」。ライターのTOYAさんが運営するInstagram「TOYA / 英語学習モチベーター」では、”学校では教えてくれない英語表現”や”実践率100%の瞬間英作文”を毎日配信中。

  1. 目次

  2. interestedとinterestingの違いとは?

  3. それぞれinterestの派生

  4. interestedの意味・使い方

  5. interestingの意味・使い方

  6. まとめ

interestedとinterestingの違いとは?

interestedは「〜に興味がある」という「感情」を表す表現。interestingは「おもしろい本」というような「名詞を説明する」表現。interested、interestingはどちらも形容詞です。実際の例文をみてみましょう。

  • 【A】

  • I'm interested in soccer.

  • 「私はサッカーに興味がある。」

  • 【B】

  • This is an interesting book.

  • 「これはおもしろい本です。」

このように同じ形容詞でも使い分けが必要となります。それでは、それぞれを解説していきます。

それぞれinterestの派生

  • I have an interest in politics these days.

  • 「最近、政治に関心を持っています。」

それぞれの語源となるinterestは、上記例文のように「興味」「関心」という意味の名詞でよく使われます。また、「〜に興味を持たせる」という動詞でも使われます。interestは目的語を必要とする他動詞なので、動詞の後には目的語が必要となります。

  • The story interests us very much.

  • 「その話は、私たちにとても興味を起こさせる。」

「〜させる」というように、何かに力を働きかける動詞は他動詞でしたね。このようにinterestは、〜の興味をひいたり、〜に関心を持たせるニュアンスを持ちます。

interestedの意味・使い方

interestedは「〜に興味がある」や「〜に関心がある」という意味を持つ形容詞です。自分の気持ち(感情)を表します。こちらは、基本的にbe interested in ~ 「〜に興味を持っている」というようにフレーズで使います。なので、interestedの前には必ずbe動詞がきます。

interestedの例文

  • I'm interested in the book.

  • 「私はその本に興味がある。」

be interested in ~で「〜について興味がある」という意味を表しています。inの後は必ず名詞または動名詞(動詞+ing)がきます。その本について興味がある、もっと知りたいというニュアンスですね。

  • I have an interest in politics these days.

  • 「最近、政治に関心を持っています。」

  • I am interested in politics these days.

  • 「最近、政治に関心があります。」

先程の名詞interestを使った文も、このように言い換えることができます。どちらの言い方もネイティブはよく使うので覚えておきましょう!

interestingの意味・使い方

interestingは「おもしろい」や「興味深い」という意味を持つ形容詞です。「感情」を表すinterestedとは違い、interestingは「おもしろい◯◯」や「興味深い◯◯」というように、名詞を説明する修飾語としての役割があります。

また、「おもしろい」には様々なニュアンスがあります。「そのコメディアンがおもしろい」や「その本は興味深くておもしろい」など。interestingは、興味をひくような「おもしろさ」を指すので、爆笑するようなおもしろさを指す場合には使いません。爆笑や大笑いの意味を表す単語はhilariousやfunnyなどの単語を使います。

interestingの例文

  • This is an interesting book.

  • 「これはおもしろい本だ。」

  • This book is interesting.

  • 「この本はおもしろい。」

ここでの「おもしろい」は「興味を引くようなおもしろさ」を指します。「本」が「おもしろい」というように、interestingは本の説明をする役割を持ちます。

  • His jokes are hilarious.

  • 「彼の冗談はとてもおもしろい。」

*hilarious 「大笑いできる、こっけいな」

ここでの「おもしろい」は「会話をしていて冗談がおもしろくて笑える」を指します。彼と話していると笑いが絶えないというイメージですね。interestingでは表現できないおもしろさをhilariousで表すことができます。

自分の気持ちを表すinterestedとは違った用法になるので、混同しないようにしっかり整理しておきましょう。

まとめ

interestedは「〜に興味がある」「〜に関心がある」と自分の気持ち(感情)を表します。

interestingは「おもしろい」や「興味深い」のように、名詞を説明する修飾語として使います。

edとingの違いだけで意味・使い方が異なります。edとingの使い分けができると会話で誤解が生まれることも少なくなります。その他、とてもよく使われる形容詞についても以下の記事からご覧ください。

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