#04 I'm sorryばっかり使ってない? | 別の言い方
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#04 I'm sorryばっかり使ってない? | 別の言い方

簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する「今日からネイティブ英語」。ライターはToyaさんは、大学卒業後、オーストラリアでサッカー選手として活躍。 帰国後、InstagramやYoutube、TikTokを通して英語学習コンテンツの発信をスタート。 現在では、総SNSフォロワー数28万人越え。 また、英語学習を習慣化するためのオンラインサロンLEARNING ZOOを立ち上げ、自然と学習へのモチベーションが高まるようなコンテンツを発信・定期的なイベントなども企画しています。

sorryのいろんな使い方知ってますか?

こんにちは、ライターのとーやです。以前、海外留学をしていた時に強く感じていたことがありました。それは、私を含め日本人はI'm sorryを多用すること。そもそも、私たちは日本語で「すみません(ごめんなさい)」をいろんな場面で使っていますよね?普段からよく使うので、英語で話す時もI'm sorryを使ってしまう傾向があります。

しかし、海外ではI'm sorryはあまり使われません。というのも、I'm sorryと言ってしまうと自分が100%悪い、全ての非が自分にあると認めていることになります。もちろん、完全に自分のミスで何か問題を起こしてしまった時は間違いではないですが、基本的にはI'm sorry以外の表現が使われます。

こういったように、I'm sorryだけでは誤解を生んでしまう場合が多くあります。ついついこのフレーズを使っていませんか?今回は、今日からすぐ使えるI'm sorry以外のいろんな言い方を学んでいきましょう!

sorry to bother you.|「お忙しいところすみません。」

  • I'm sorry to bother you, but can I ask you a favor?

  • 「お忙しいところすみませんが、ひとつお願いしてもいいですか?」

botherは「〜を悩ます」という意味の動詞です。相手に迷惑をかけたり、邪魔したりした時に使う表現です。sorry toを前につけることで「お忙しいところすみません」という意味になります。

仕事中や、何か作業をしている人に対してお願いなどを言いたい時に使える便利なフレーズですね。また、同じ意味としてSorry for bothering you.とも言えるので、こちらも合わせて覚えてみましょう!

sorry for the inconvenience.|「ご迷惑おかけしてすみません。」

  • We are very sorry for the inconvenience at the hotel.

  • 「当ホテルでご不便おかけして誠に申し訳ありません。」

inconvenienceは「不便、不自由」という意味の名詞です。Sorry for the inconvenience.で、相手に対して「ご迷惑おかけしてすみません。」と表現できます。

このフレーズは、相手に謝罪した後に、少しの時間の猶予をお願いするニュアンスにもなります。例えば、ホテルで何か一時的にサービスが停止してしまった場合などによく使われます。

ちなみにconvenienceは「便利」という意味で、日本の「コンビニ」はこの英単語からきていることがわかりますね。

sorry for the late reply.|「返事遅れてごめん。」

みなさんはLINEやその他メッセージのやり取りで、相手に返信するのが遅くなってしまうことってよくありますよね。返信が遅くなってしまい相手に謝りたい時、英語でこう伝えましょう。

  • Sorry for the late reply.

  • 「返信遅れてごめん。」

親しい間柄の友達などにはカジュアルに使えますが、目上の人やビジネスメールで使いたい時は、以下のように使いましょう。

  • I am very sorry for the late reply.

  • 「お返事遅れまして申し訳ございません。」

sorryの別の言い方

次は「すみません」の別の言い方を見ていきましょう。日本語では「すみません」の一言で色々と対応できますが、英語ではいくつか違う言い方することでよりネイティブに近づくことができます。

実際に英語圏の国々ではどのような言い方が使われているのでしょうか?最後は実際にネイティブが使うフレーズを学んでいきましょう!

ネイティブが使う表現3選

It's my bad.|おしゃれな言い方

  • It's my bad.

  • 「それは私のせいだね。」

英語圏では本当によく聞くこの表現。「それは私のせいだね」というニュアンスで、ネイティブたちが頻繁に使用するフレーズです。sorryを使わずに謝罪の意味を込められる、英語ならではの言い回しでお洒落ですよね。同じ意味合いのIt's my fault.も合わせて覚えましょう。

個人的にはイチオシしている言い方です!笑

My apologies.|ラフな言い方

  • My apologies.

  • 「申し訳ない。」

単数形のapologyは「謝る」という行動そのものを意味する名詞です。apologiesは複数形なので、My apologies.で「いろいろと申し訳ない」というニュアンスになります。

こちらもsorryを使わずに相手に対して謝っていることを表せます。是非とも使っていきたいフレーズですね!

sorry not sorry.|ふざけた言い方

  • Sorry not sorry.

  • 「悪いけど謝らないよ〜。」

最後のフレーズは少しふざけた言い方になります。意味的には「私が悪いけど謝らないよー」。こういった皮肉チックなニュアンスで使われます。特に友達に対して、開き直った少し嫌味っぽく使える面白いフレーズです。

親しい間柄の友人に使ってみてください。「おまえ、なんでsorry not sorry知ってんねん!」と喜ばれるでしょう。

sorryに対しての返事

ここまでは、I'm sorry以外の言い方について学んできました。反対に、I'm sorryに対してどう返してますか?

日本語では「大丈夫だよ」や「気にしないで」と言いますよね。大切だけど、いざとなれば英語でなかなか出てこないI'm sorryへの返し方。他にもいろいろな言い方がありますが、まずはこの4つを覚えてみてください!

It's okay.|やさしい返し方

  • It's okay.

  • 「大丈夫だよ。」

様々なシチュエーションにおいて使える万能タイプはIt's okay.です。日本語で言う「大丈夫、大丈夫!」、相手に気をかけて返す言い方ですね。相手によっては丁寧なニュアンスにもなりますし、気軽に使えるフレーズです。ちょっとした「ごめんね」に対してよく使われる表現です。

同じように、It's all right.、It's fine.もとてもよく使うフレーズなので、使い分けてみてください!

  • It's all right./It's fine.

  • 「大丈夫ですよ。」

Sorry!と英語で言われたら、It's okay!と優しく返してあげましょう。

No worries.|カジュアルな返し方

  • No worries.

  • 「心配しないで。」

こちらは、Don't worry.からきている表現です。Don't worry.をよりカジュアルにしたのがNo worries.です。少し砕けた言い方になるので、使う相手には注意しましょう。

ちなみに、オーストラリアではNo worries, mate.「気にするなよ、友達だろ」と言ってる人が多かったです。とても素敵ですよね!笑

No problem.|便利な答え方

  • No problem.

  • 「問題ないよ。」

No problem.はとてもよく使う便利な答え方です。直訳すると、「問題ないよ」という意味になり、ポジティブな印象で返すことができます。ビジネスシーンでももちろん使えます。

上司や目上の人に対して「了解です、問題ありません。」というニュアンスの丁寧な表現にもなるので、No problem.はとても便利です。

日本語に敬語があるように、英語でも相手に応じてしっかりと表現の使い分けをしたいですね。

It doesn't matter.|フランクな答え方

  • It doesn't matter.

  • 「それは問題ないよ。」

matterは「問題」や「案件」という意味の名詞ですが、ここでは「問題となる」という意味の動詞として使われます。直訳すると「それは問題ないよ」「それは関係ない」という表現になり、ニュアンス的には少しフランクな言い回しになります。

基本的には、それほど重要なことではないという意味で使われます。海外映画やドラマなどでよく聞くフレーズの1つですね。

どんな時でもすぐに謝ってしまうそこのあなたへ

いかがでしたか?今回は、I'm sorry以外の他の言い方を紹介しました。日本語で話す時と同じように、英語でもすぐにI'm sorryと言ってしまってませんか?自分が伝えたいニュアンスとは違った受け取られ方をされる場合があります。

こういったことを避けるためにも、英語の本質をしっかりと理解し、学習していくことは必要不可欠です。これからも一緒に英語学習を楽しんでいきましょう!