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【2022年最新】イギリス留学ができる4つのビザ(VISA)について
イギリス留学における最新のビザ情報!イギリスではワクチン接種率も高く、コロナ以前の生活に順調に戻りつつあります。以前からイギリス留学を考えていた方や留学予定だった方に向けてVISAの最新情報をお届けします。イギリスのビザ申請は複雑で事前準備が必要です。イギリス留学ができる各種ビザの説明やビザ申請方法までをご紹介します。
目次
イギリス留学ビザの種類
短期留学|Standard Visitor
6ヶ月〜11ヶ月留学|Short-term study visa
ワーキングホリデー|YMS
学生ビザ|Student visa
ビザ申請方法
- ビザ申請センター
- 28日間ルールとは?
- ビザ申請の期間
学生ビザは却下される可能性も?
イギリス留学ビザの種類
イギリスでは、2021年10月4日から入国規制が緩和されました。日本でも少しづつコロナ禍が落ち着いてきて、以前からイギリス留学を考えている方にとってはようやく!という感じですね。そこでイギリス留学やイギリスで働くことができるビザの紹介です。イギリスには、主に4つのビザで留学することができます。短期・長期の語学留学ビザ、専門的な学業を学べる留学ビザ、就労ができるYMSのビザをご紹介します。
短期留学|Standard Visitor
6ヶ月以内の留学を考えているならStandard Visitorとしてvisa無しで留学することができます。イギリスでは、このStandard Visitorとして半年間の滞在期間で語学学校に通うことができます。6ヶ月以上の滞在はできないのでご注意ください。6ヶ月以上の留学に関するvisaについては下記で紹介します。
必要書類
6ヶ月以内の短期留学であれば、ビザは必要ないので申請などを行う必要はありません。しかし、イギリス到着時に必要な書類はいくつかあります。
パスポート
入学許可書(学校から事前にもらえます)
イギリス出国時の航空券
イギリスでの滞在先がわかるもの
滞在期間の資金の残高証明
これらの書類は、入国時に必要になります。ビザレターと呼ばれる入学許可証、イギリスでの滞在先がわかるもの、滞在期間の資金の残高証明は入国審査官によって聞かれない場合もありますが、必ず用意して渡英しましょう。
なかでもイギリス出国時の航空券は必ず用意して渡英しましょう。これがないとイギリスに長期滞在すると勘違いされ、入国を拒否されるケースもあります。
就労について
Standard Visitorでの就労は一切認められていません。無給であっても働くことはできません。ただし、登録された慈善団体であれば30日間までボランティアをすることができます。イギリスで働いてみたいという方は、YMS(Youth Mobility Scheme)かStudent Visaになります。詳しくは下記で説明します。
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6ヶ月〜11ヶ月留学|Short-term study visa
先程のスタンダードビジタービザは6ヶ月以内の留学ですが、ショートタームスタディービザでは11ヶ月の期間、留学することができます。ショートタームスタディービザは、英語学習のみを目的としたビザになります。コースの修了後、30日以内であれば滞在することができますが、こちらも11ヶ月を超える滞在はできません。
このショートタームスタディービザでは、英語学習のみを目的としたビザになるので専門的な学業を学ぶことはStudent visaになります。ビジネス、アート、建築、スポーツなど専門的な学業を学びたい方はStudent visaを取得することになります。Student visaについては下記で紹介します。
Short-term study visaの費用や手続き
まず、ショートタームスタディービザの申請費用は£186になります。Standard Visitorとは違い、visaの発行が必要になり必要書類が多くなります。必要書類等につきましては、別の記事でご案内させていただきます。ビザの申請は入国予定日より3ヶ月前から申請できます。申請は、東京または大阪のVFSビザ申請センターに申請者本人が行く必要があります。関東圏や関西圏でない方はすこし大変ですが、イギリス留学に夢を膨らませて足を運びましょう!
(£1=158円 2021年10月20日現在)
就労について
ショートタームスタディービザも就労は一切認められていません。イギリスで働いてみたいという方は、YMS(Youth Mobility Scheme)かStudent Visaになります。次に説明します。
Study English in the UK (Short-term study visa)
ワーキングホリデー|YMS
イギリスのYouth Mobility Scheme、通称YMSと呼ばれるvisaでは、2年の間イギリスに滞在することができます。カナダやオーストラリアのワーキングホリデーでは1年間です。イギリスでは一度YMSを取得すると2年間滞在できます。さらに就業時間などの制限もないですし、2年間の間であれば何度帰国されても再入国することができます。もちろん就業だけでなく語学学校に通うことも可能です。とても魅力的です。しかし、条件がいくつかあります。
YMSの申請条件
YMSでイギリスに渡英できる人数は毎年限られています。2020年までは年間1000人でした。その応募方法はランダムの抽選であり、ワーキングホリデーができる国の中では非常に狭き門です。しかし2021年から枠は1500人に増えました。嬉しいニュースです。YMS申請条件は下記になります。
年齢が18歳〜30歳(申請時が30歳であれば渡英が31歳になっても大丈夫です)
ビザ申請時に£2530(40万円)の資金の証明
日本国籍を持っていること
過去にYMSで渡英経験が無い方
家族が同伴でない方
以上が条件になります。YMSは、申請すれば必ず取得できるvisaではないのでご注意ください。お仕事をされている方は、YMSの抽選が通ってから辞めることをオススメします。また別の国でのワーキングホリデーも視野に入れながら進めると良いでしょう。
次回YMS抽選は2023年1月です。
2022年度のYMS抽選は終了しました。
*2022年1月抽選終了
*2022年7月抽選終了
次回抽選は2023年1月になります。「新しい時代の留学」では抽選日の詳細・抽選日当日にLINEでリマインドをお送りします。LINEに友だち追加してお待ち下さい!
YMSの費用や手続き
YMS(ユースモビリティスキーム)のビザ申請費用は£244(38,500円)です。こちらもvisaの発行で必要書類が多く、更に募集期間も決められていてタイミングを逃しやすくなっています。抽選に通過しても申請が遅れると、YMSの申請資格は失われてしまいます。YMSに関する情報は常時開示されていますが、YMS経験者や留学会社と進めていくほうが安心で確実です。応募方法、手順、必要書類などにつきましては別の記事で詳しくご紹介します。お急ぎの方はお問い合わせフォーム、またはLINEからお問い合わせください。
YMSについて詳しくは知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
学生ビザ|Student visa
Student visaはTier4という名称から変更されました。情報を調べる場合は、Tier4ではなくStudent visaのものを参考にしましょう。Student visaでは、修了予定のコースによって滞在期間が決まります。学位レベルに相当するコース(大学、大学院など)であれば最長5年まで滞在することができます。学位レベルでなくても通常、2年まで滞在することができます。詳しい滞在期間は、コースによって異なりますので、イギリスの大学、大学院をご希望の方はお問い合わせまたは、LINEからお気軽にご相談ください。Student visaでは、留学中に一部制限はありますが就業することもできます。また、配偶者やお子様も同伴することが可能です。しかし、コースの制限や資金面などのハードルをクリアしないといけません。こちらも詳しくはお問い合わせください。
またStudent visaでは英語レベルの証明も必要です。Student visaは、基本的に英語留学ではなく英語で専門的な学業を学ぶ留学になります。そのため最低でもB2レベル、IELTS6.0以上が求められます。TOEIC換算では少し表しにくいですが、最低でも800点レベルは必要でしょう。
Student visaの費用や手続き
日本からのStudent visaのビザ申請費用は£348(55,000円)です。YMSやShort-term visaなど、他のビザでイギリスに滞在している場合は£475(75,000円)です。手続きですが、日本から申請する場合コース開始の6ヶ月前から申請することができます。Standard Visitor、Short-term visa、YMSなどでイギリス国内にいる場合は、コース開始の3ヶ月前から申請することができます。その場合、現在持っているvisaが切れる前に申請しなくてはいけません。必要書類は複雑かつ数も多いので注意しなければいけません。書類はもちろんすべて英語ですし、働きながら準備するのは非常に大変です。留学エージェントと一緒に準備しましょう。
ビザ申請方法
ビザの申請方法を簡単にご紹介します。まず、申請すべき正しいビザは上のどれなのかを渡航目的から選びます。基本的なビザ申請の流れは以下のとおりです。
1, ビザのオンライン申請
2, ビザ申請に必要な書類を揃える
3, ビザ申請センターの予約
4, ビザ申請センターで書類の提出
5, ビザ発行済のパスポートを受け取る
ビザの申請はオンラインの申請です。申請時にはビザの申請費用だけでなく、NHS保険料の支払いが必要です。オンラインでの申請完了後、ビザ申請センターに行きます。ビザの審査はこの後になります。
ビザ申請センター
ビザ申請センターとは、イギリスのビザを申請する際に、必要書類、生体認証(指紋)の提出をする窓口です。パスポートを含む書類を提出し、ビザの審査がはじまります。ちなみに日本の東京と大阪にありますが、大阪での申請には£55の費用がかかります。
ビザ申請の期間
ビザ申請は渡航の6ヶ月〜3ヶ月前に済ませましょう。6ヶ月〜3ヶ月前であれば渡航日をビザ有効開始日として申請できます。申請期間、渡航日の決定は申請するビザによって異なるので、予めチェックしておきましょう。
ビザ申請センターへの来館後、ビザ申請の審査期間は通常15営業日以内となっています。お急ぎの場合は3-5営業日で審査を終了する優先ビザサービスもありますが、数万円かかるため余裕を持って申請のスケジュールを組みましょう。
28日間ルールとは?
ビザ申請時によくある質問で「28日間ルール」があります。海外留学には資金証明が必要です。イギリスの場合はルールが厳格で、ビザ申請料金のオンライン支払い日より前の時点で、少なくとも28日間以上規定の資金額を口座に保持していることを証明する必要があります。ロンドンへの留学、ロンドン郊外への留学で証明する金額が異なります。
以上をくわしくまとめた申請方法記事を今後アップする予定です。新着記事の受け取りはLINE登録をしてお待ち下さい。
学生ビザは却下される可能性も?
イギリスのビザ申請・入国審査は厳しいです。
イギリスへの度重なる滞在履歴、必要書類の不備などを理由に入国を拒否されたり、ビザ申請が却下されることがあります。また一度でも入国を拒否された場合は、今後数年間入国できないケースに陥る場合もあります。
しかし、しっかりと必要なものを用意すれば問題なくビザの取得、入国ができますので、ビザ申請は留学エージェントやビザ申請の経験者と進めることをおすすめします。
「新しい時代の留学」ではビザ申請のサポートから留学先の手配までを手数料無料でサポートしています。お悩みの方はお気軽にLINEまたはコンタクトフォームからお問い合わせください。
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