オーストラリアで出稼ぎ?日本人がワーホリで本当に稼げるの?
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オーストラリアで出稼ぎ?日本人がワーホリで本当に稼げるの?

最近、よくニュースでも取り上げられている「日本からオーストラリアへの出稼ぎ」。日本よりも稼げる?日本よりも物価が高い?日本よりも働きやすい?必要な英語力は?

様々な疑問があるかと思いますが、今回はそんな「オーストラリアでのワーホリ」や「オーストラリアでの就労」について見ていきましょう。

オーストラリアワーホリで出稼ぎ?その理由とは?

仕事の求人が多い

オーストラリアは移民の国で、元々留学生や外国人が働くことで成り立っている産業が多いです。なので、留学生の就労やワーホリでの仕事探しに対する垣根が比較的低い国です。

また、現在は特に外国人に対する求人情報が急増しています。というのも、オーストラリアはコロナの影響で2020年3月〜2022年までの間、海外からの入国を完全に禁止していましたが、今年の夏以降には完全に緩和、求人の需要が一気に高まっているからです。

給料が高い

オーストラリアは給料が高いことで有名です。2020年の日本の平均給与額$39,711(約372万円)に比べて、オーストラリアの平均給与額は$56,600(約530万円)でした。また、オーストラリアは平均時給が世界第1位の国でもあります

オーストラリアの最低賃金

そして平均時給だけでなく、最低時給賃金も時給$23.23(2024年4月のレートで約2300円)と日本(最低基本時給1013円)に比べてとても高いです。これは世界水準でも高く、なんと1位に位置します。

円安の影響

また現在は円安の影響で特にその給与が高くなっています。

例えば、コロナウイルスが流行する前の2019年1月では「$1=77.81円」でしたが、2024年4月では「$1=99.54円」となっており、円安がかなり進んでいます。

これをオーストラリアの最低時給賃金$23.23に置き換えてみると、2019年9月では約1663円だったのに対し、2024年4月には約2312円となっており、大きく給与が上がっていることがわかります。

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ワーキングホリデーの出稼ぎで実際にいくら稼げる?

土日の休日は給料が1.5倍以上に?

オーストラリアでの給与は高いだけではありません。なんと土日にはその給与がもっと高くなるのです。おおよそ土曜日は通常の給料の1.5倍、日曜日は2倍になります。

フルタイムとパートタイムの場合は1.25倍、カジュアルの場合は1.5倍となるなど、雇用形態で給与方法に違いがありますが、例えばカジュアルの労働者は祝日には1時間あたり$60.90(5,700円)以上を稼ぐことができる場合もあります。

雇用形態による違い

フルタイムとパートタイム、カジュアルの労働者の違いは、労働時間の保証と病気休暇、有休が与えられるか否かです。フルタイムの労働時間の保証は週に38時間以上で、パートタイムは週に38時間以下となっており、逆にカジュアルの労働者はこれらの保証がありませんが、その代わりに時給がフルタイムとパートタイムよりも25%高くなっています。

ただし物価は高い

給与が高い分、物価もその分高いです。現地で生活をする以上、日本から見たオーストラリアの高給与の感覚ほどは余裕ができるわけではありません。ただし、オーストラリアで効率よく働いた分をしっかりと節約し、日本に帰国すれば、しっかりとお金を貯めることができます。

また、お金だけでなく英語力の向上や海外経験などに繋がることも考えると、オーストラリアでの就労はとても魅力的なものです。

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今、オーストラリアワーホリはいつでもいける

コロナ対策が暖和され、2022年7月から元通りにオーストラリアに自由に入国できるようになりました。

元々、オーストラリアのワーホリビザは、他国のワーホリと比べてもとても取得しやすいビザなんです。

  • オーストラリアのワーホリビザの特徴

  • 期間:1年(条件次第では最長3年まで延長できる)

  • ビザ申請期間:いつでも

  • ビザ発行数:上限なし(つまり倍率がとても低く競争が無い)

  • ビザ申請費:$640(2023年の7月1日から。それまでは$510。)

  • 学校に通える期間:最大17週間

ワーキングホリデーに関する雇用形態や延長条件など、より詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

実は学生ビザでも働ける

オーストラリアでは学生ビザでも働くことができます。

通常は2週間で40時間、フルタイムの半分を働くことができます。また、2023年6月まではコロナ後の入国暖和による求人の需要の高まりに際して、学生ビザでも制限なしでフルタイムでの就労が許可されています(なお2023年7月1日からは新しい条件「2週間で48時間まで」の労働規制となります)

なので、1度きりのワーホリの権利を使う前に、まずは学生としてオーストラリアで英語を学びながら働くのも選択肢の一つです。「午前中は学校・午後は仕事」という生活リズムで英語力とお金を同時に貯めることができ、稼ぎたいけどまだ英語に自信がない方には、特にオススメの留学スタイルです。

ワーホリに人気なQeensland州

ワーキングホリデーでオーストラリアに行く方はどういった都市に行くのか。

観光で有名なシドニーやメルボルンは都会で、特に家賃や物価が高い傾向にあります。比べて、Qeensland州などの地方都市はそれらの大都市よりも比較的物価も低く、世界中の留学生から人気を集めています。

特に、Qeensland州のなかのブリスベンやゴールドコーストは、シドニーやメルボルンほど物価も高くない上に、程よく都市化しており、留学生に人気の地域となっています。

海外で働く、その先へ

オーストラリアはワーキングホリデーができる国の中でも、特に給料が高く、言葉どおり「出稼ぎ」ができる国です。しかし、現地でしっかりと働き、充実した生活をするためには最低限以上の「英語」が必要です

オーストラリアのワーキングホリデーでは、1年間の期間内に最大17週間(4ヶ月間)現地の語学学校に通うことができ、最初の3ヶ月間学校に通う方が多いです。英語でのコミュニケーション力の向上や仕事のための面接練習対策など、日常会話から仕事に関わる英語まで幅広く学ぶことができます。英語が充分にできれば、現地の会社に就職し最終的には就労ビザを出してくれることも夢ではありません。

また、語学学校に短期間でも通うことは、新しい土地でのコミュニティ作りにもなり、現地での生活や人間関係の基盤を作ることにも繋がるので、英語学習のためだけにとどまりません。

「新しい時代の留学」では、オーストラリアワーホリのサポートを無料で提供しています。現地の学校手配や初期にかかる見積もりなど、お気軽にご相談ください。

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