couldn'tを使ったフレーズ8選|英語の細かい違い
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couldn'tを使ったフレーズ8選|英語の細かい違い

couldn'tはnotを含む否定形なので、一見ネガティブな印象を与えます。しかし、<couldn't + 比較級>のフレーズの意味は否定の意味ではありません。今回は、そんなcouldn'tを使ったおしゃれな英語表現8選をご紹介します。海外ドラマや映画でもよく耳にする表現もあるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

couldn'tの意味

①「〜できなかった」

まず前提として、couldn'tはcan'tの過去形なので、「〜できなかった」という意味で使うことができます。

②「ありえない」

また、couldには推量や可能性のニュアンス(仮定法)を表す「ありえる」という意味があります。couldn'tで、その反対の「ありえない」という訳し方ができますね。こちらは、前回の記事でも詳しく解説しているので合わせてみてみてください。

仮定法についてはこちらの記事で紹介しています。

③「この上なく〜ない」

比較級の英語表現は、「AよりもBだ」という意味を表します。「ありえない」という意味を持つcouldn'tの後ろに比較級のフレーズをつけることで、「この上なく〜ない」という最上級の意味合いになります。

  • I couldn't be more grateful for you.

  • 「私は最高にあなたに感謝しています。」

直訳すると、「私はあなたにこの上なく感謝することができない。」です。「とても(最高に)感謝している」という表現を表します。とても英語らしい言い回しですね。

比較級についてはこちらで紹介しています。

couldn'tの使い方

couldn'tの文の語順

couldn'tは助動詞canの過去形にnotがついています。なので、必ず<主語 + couldn't + 動詞の原形>という語順になります。

  • It couldn't be difficult.

  • 「それは難しくないはずだ。」

couldn'tの後ろに形容詞がくる場合は、isam、areの原形となるbeが必要です。英語学習者の多くの方がつまずいてしまうポイントの1つなので注意しましょう。

couldn't + 比較級

冒頭で、couldn't + 比較級で最上級の意味に変化すると述べました。つまり、「今の状態からそれ以上になることはない」という捉え方ができます。イメージがなかなか湧かない方もいると思うので、例文を使って解説します。

  • I couldn't be more interested in english.

  • 「私はとても英語に夢中になっているよ。」

この文を直訳すると、「私はこれ以上英語に夢中になれないよ」という意味です。「これ以上夢中になれない」から「最高に夢中になっている」というように最上級のニュアンスとして捉えることができます。


couldn'tを使ったイディオム

ここまでで、couldn'tの意味・使い方、そこに比較級の英語表現を付け足すことで否定の意味ではなく、最上級の意味になることがわかりましたね。次は、実際に<couldn't + 比較級>の英語フレーズをいくつかご紹介します。

単語を1つずつ噛み砕いて理解することも大切ですが、これから紹介するものはフレーズごとに覚えてみてください。そうすることで、実際の会話でもよりスムーズに口から出てくるようになります。

couldn't be better

  • I couldn't be better.

  • 「絶好調だよ。」

couldn't be betterは、「最高に良い」という意味です。betterはgoodの比較級で「より良い」という意味を表します。「これ以上は良くはならないよ」という意味を伝えることができます。How are you?「元気?」の返答として、気分が絶好調な状態を表す時によく使う表現ですね。

また、couldn't be worseで「最低だ」という意味を表します。

  • Couldn't be worse.

  • 「最低だ。」

worseはbadの比較級ですね。「これ以上悪くはならないよ」という意味ですね。couldn't be betterの対義語として、こちらも合わせて覚えてみてください。

couldn't be happier

I couldn't be happier!
「とても幸せだよ!」

couldn't be happierは、「最高に嬉しい」、つまり「これ以上幸せにはなれない」という意味ですね。

happierはhappyの比較級です。このように形容詞が比較級に変化する場合は、基本的に最後にerがつきます。happyの場合は、最後の文字がyなのでiに変化しています。

ポジティブな気持ちになれる素敵なフレーズですね。とても嬉しい時や、幸せな時に使ってみましょう!

I couldn't agree more

  • I couldn't agree more.

  • 「私は大賛成です。」

I couldn't agree.だと「私は賛成できない」という否定の意味ですね。そこに比較級のmoreを付け足すことで、「これ以上賛成することはできない」と文全体の意味がポジティブになります。

couldn't help doing 

このフレーズは「〜せずにはいられない」という意味です。自分では止められない衝動を表す意味として使うことができます。もちろん、can’t help doingで使うこともできますが、couldn’tのほうがためらった言い方ができます。日本語でいう「我慢できない」と似たようなニュアンスとしても使うことができますね。

  • He is so funny, I couldn't help laughing.

  • 「彼はとても面白いから、笑わずにはいられないよ。」

「笑わずにはいられない」、それほど自然に出てしまうことを表していますね。

couldn't help but do 

こちらも「〜せずにはいられない」という意味です。先ほど紹介したcouldn't help doingと同様の意味を持ちます。

しかし、この2つはあるルールにしたがって正しく使い分ける必要があります。couldn't help but doの動詞部分doは、自然に生じる精神的、感情的な反応を表すものになります。したがって、couldn't help but doを使える文とそうでない文が存在します。

  • A:「私は笑わずにはいられなかった。」

  • I couldn't help laughing.

  • I couldn't help but laugh.

Aの文で動詞となる「笑う」は、「自然に生じる感情的な反応」にあたります。よって、どちらでも使うことができます。

  • B :「私は彼を叩かずにはいられなかった。」

  • I couldn't help hitting him.

Bの文で動詞となる「叩く」は、「自然に生じる反応」ではないですね。したがって、couldn't help but doは使うことはできません。

couldn't care less

  • I couldn't care less.

  • 「どうでもいい」

直訳すると、「これより低い気持ちで気にかけることはあり得ない」です。つまり、究極にI don't careな状態というわけです。「本当にどうでもいい」様子が伺えますね。

前述のcouldn't + more(比較級) は「これ以上の〜はあり得ない」という意味でした。反対に、couldn't + lessで「これ以下の〜はあり得ない」という意味を表します。I don't care「気にしない」をより強調したフレーズとして、よく使うことがあります。

couldn't love you more

  • You're so adorable, I couldn't love you more.

  • 「君はとてもかわいいよ、すごく愛している」

こちらはシンプルにcouldn't + 比較級のフレーズですね。「これ以上〜できない」というニュアンスを表します。

直訳すると、「これ以上君を愛せない」ですね。すごく英語らしいロマンチックな言い方です。みなさんも、大切な人に向けてぜひ使ってみてください。

couldn't ask for ◯◯ than ~

  • I couldn't ask for a better friend than you.

  • 「君より良い友達は他にいないよ。」

このフレーズで「〜以上の◯◯を求めることはできない」という意味を表します。つまり、「〜がすごくいい」という意味です。◯◯のところには、比較級を使った英語フレーズが入ります。thanは「〜以上の」という意味ですね。文脈によってはthan以降を省略する場合もあります。

まとめ

couldは否定形なので、ネガティブな意味合いを持つと思っていた方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にネイティブたちは会話の中でcouldn'tを使った英語フレーズを多用しています。最後に、今回の記事で押さえておきたいポイントを整理しましょう。

  • couldn't + 比較級 = 肯定の最上級

  • couldと同様にcouldn'tのあとは必ず動詞の原形(is/am/areの場合はbe)

これらの要点をしっかり理解して、couldn'tを会話の中で使いこなしましょう!

この記事を書いた人

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