#18 「ひさしぶり」って英語で? | ネイティブフレーズ
ネイティブスピーカーは、実際の会話の中で "could" を頻繁に使います。みなさんは、couldをcanの過去形だけだと思っていませんか?おそらく、英語学習者の大半の方はcouldが持つ本当のニュアンスを知らずに使用しています。このような助動詞を自然に使えるようになると、会話の幅がすごく広がります。今回の記事で使い方をしっかりマスターしましょう!
「ひさしぶり」の英語、パッとでてきますか?
こんにちは、ライターのとーやです。ひさしぶりに友達や家族と再会した時。日本語では、よく「ひさしぶり!」とそのまま相手に伝えることが多いです。この便利な表現、みなさんは英語で何と言いますか?
英語での「ひさしぶり」の言い方は使う相手やその状況によって、適切な表現が存在します。今回は「ひさしぶり」のネイティブフレーズをご紹介します。
コロナ禍で会いたい人になかなかすぐには会えない現代社会。こんな時こそ、次会えた時に「ひさしぶり」と自然に言えるような英語力を身に付けましょう!
ネイティブフレーズ14選
ネイティブフレーズ14選
It's been a while.|ネイティブっぽい「ひさしぶり。」
It's a pleasure to see you again.|丁寧な「おひさしぶりです。」
It's a pleasure to see you again.|丁寧な「おひさしぶりです。」
It has been ages.|「すごくひさしぶり。」
Long time no see.|会話でよく聞く「やあ、ひさしぶり。」
LTNS|SNS・チャットで使える「ひさしぶり。」
How have you been?|カジュアルに「ひさしぶり、元気?」
Good to see you again. How is it going?|「久しぶり、最近どう?」
I haven’t seen you in a while. How are you?|丁寧に「おひさしぶりです、お元気ですか?」
Long time no chat.|メールで友達へ「ひさしぶり。」
It seems like years.|手紙で使えるメッセージ 「ひさしぶり。」
It’s been a long time since 〜.|ビジネスシーンでの「ひさしぶり。」
It’s been yonks.|「ひさしぶり。」のスラング
It’s been a while since 〜.|「ひさしぶりに◯◯した。」
It's been a while.|ネイティブっぽい「ひさしぶり。」
It's been a while.
「ひさしぶり。」
日本語の「ひさしぶり」に最も近いニュアンスのこのフレーズ。英語圏の国々でよく使われている英語表現です。a whileは「しばらくの間」という意味を表します。「しばらくの間が経ったね」=「ひさしぶり」という意味合いとして使います。
haveを使った現在完了形の文法が使われており、主語がItなのでhasになっています。そしてIt hasがIt'sに省略されています。
三人称単数はこちらの記事で解説しています。
It's a pleasure to see you again.|丁寧な「 おひさしぶりです。」
It's a pleasure to see you again.
「おひさしぶりです。」
直訳すると「またあなたに会えて嬉しいです。」という意味です。pleasureは「嬉しい」といった喜びを表す形容詞です。また再会できて嬉しい感情を表しており、丁寧な「ひさしぶり」としてよく使われます。
もちろん友達や家族にも使うことができますが、目上の人に対してやフォーマルな場でも使える便利なフレーズです。
It has been ages.|「すごくひさしぶり。」
It has been ages.
「すごくひさしぶり。」
この表現は1つ目でもご紹介したhaveを使った現在完了形の文法構造。agesは「長年」「長期間」という意味を表す名詞です。「すごくひさしぶりだね」というニュアンスです。
前回会った時からもう随分と時間が空いている場合に使える英語表現ですね。
Long time no see.|会話でよく聞く「やあ、ひさしぶり。」
Long time no see.
「やあ、ひさしぶり。」
おそらくこの表現は「ひさしぶり」の最も基本的な英語フレーズではないでしょうか。
「長い間会っていない」=「ひさしぶり」というニュアンスでよく使われます。カジュアルな場面でぜひ使ってみて下さい。
LTNS|SNS・チャットで使える「ひさしぶり」
LTNS
先程のLong time no see.を省略した形です。主に、SNSやチャットなどのオンライン上でよく使われる英語表現です。特に、英語圏の国々の若い世代の人たちが好んで使うネット用語ですね。
LTNSだけでなく、他にもこのような略語を多く存在します。興味のある方は、ぜひ調べてみて下さい。
How have you been?|カジュアルに「ひさしぶり、元気?」
How have you been?
「ひさしぶり、元気?」
このフレーズは会ってない期間から再会するまでの時間に対して、「元気だった?」というニュアンスで使える英語表現です。こちらも現在完了形の文法が使われていますね。
過去形が使われてる文は過去のある一点に起きたことを意味します。それに対して現在完了形は過去から現在までの時間軸を指しています。この2つの違いをしっかり理解しましょう。
現在完了形はこちらの記事で解説しています。
Good to see you again. How is it going? |「久しぶり、最近どう?」
Good to see you again. How is it going?
「久しぶり、最近どう?」
Good to see you again.は「ひさしぶり」というニュアンスでよく使われる英語表現の1つです。「また会えて嬉しい」という感情を表すことができます。
How is it going?で、最近の出来事やその人の調子を伺える便利な英語フレーズです。合わせて使ってみてください。
I haven’t seen you in a while. How are you?|丁寧に「おひさしぶりです、お元気ですか?」
I haven’t seen you in a while. How are you?
「おひさしぶりです、お元気ですか?」
この表現は目上の人に対してやビジネスシーンにおいてよく使われる言い方です。How are you?「お元気ですか?」と付け加えると尚良しです。
ちなみに、inをforに変えても同じように使えます。こちらも合わせて覚えてみて下さい。
I haven’t seen you for a while.
「おひさしぶりです。」
Long time no chat.|メールで友達へ「ひさしぶり。」
Long time no chat.
「ひさしぶり。」
Long time no see.と同様に「長い間〜してない」と表現する英語フレーズです。chatは「会話」や「お話」という意味です。「長い間会話してないね。」というニュアンスで使われます。
友達へのメールのやり取り内で使ってみたい英語表現ですね。
It seems like years.|手 紙で使えるメッセージ「ひさしぶり。」
It seems like years.
「ひさしぶり。」
seems likeは「〜のように感じる」という意味の英語表現です。「長い間が経っているように感じるよ」といったニュアンスで使うことができます。
手紙のみならず、口語表現としても使える便利なフレーズですね。
It’s been a long time since 〜.|ビジネスシーンでの「ひさしぶり。」
It’s been a long time since we talked for the last time.
「最後に話して以来、長い間が経っています」
この表現はIt’s been a while.と同じニュアンスで使うことができます。It’s been a long time.の後にsinceを付け加えることで「何をしてから長い時間経ったのか」を伝えることができます。
It’s been yonks.|「ひさしぶり。」のスラング
It’s been yonks.
「ひさしぶり。」
このフレーズは「ひさしぶり」のスラングです。yonksは「長い間」という意味の名詞です。
相手との距離をグッと縮めたい時。スラングを使うことでフランクに相手とコミュニケーションを取ることができます。親しい間柄の人に対してサラッと使ってみてください。
スラング=若者言葉
It’s been a while since ~.|「ひさしぶりに◯◯した。」
It’s been a while since I played soccer.
「ひさしぶりにサッカーをした。」
ひさしぶりに何かをしたと き。日本語では「ひさしぶりに〜した」と言いますよね。英語では前述のIt’s been a whileを使います。
文末にsinceを付け加えると「ひさしぶりに〜した」という言い方ができます。
英語で「ひさしぶり」にはどう返事する?
最後に、「ひさしぶり」に対する返事の言い方をいくつかご紹介します。
It really is.
「ほんとにひさしぶりだね。」
Yeah, I missed you.
「ほんとだね、会いたかったよ。」
That’s true, how have you been?
「ほんとそれだよ、元気にしてた?」
こうした表現は簡単ではありますが、いざという時にすぐには出てこない表現ではないでしょうか。繰り返し練習しましょう。
簡単な日常会話表現をマスターしよう!
いかがでしたか?今回は「ひさしぶり」のネイティブフレーズをご紹介しました。難しい英語表現を覚えるのももちろん大切です。
しかし、今回のような簡単な表現こそまずはしっかりと使いこなせるようになりましょう。そうすることで、自然と英語のボキャブラリーやコミュニケーション力がアップしていきます。
状況に応じて、適した表現を使い分けられるようになることを忘れてはいけません。これからも一緒に英語学習を楽しんでいきましょう!