#02 名詞・代名詞の一覧と複数形|中学英語の文法
中学英語の文法は英語の基礎です。中学校で学ぶ文法、単語を使いこなせば、英語の日常会話は十分です。オンライン留学を受講中の方、これから留学に行く方、英語の勉強を今からする方へ。これから中学校で習った英語文法を一緒に復習していきましょう!今回は「英語の名詞・代名詞」を学習していきます。
名詞とは
ひと・もの・場所などを表す語
名詞は「ものの名前」や「場所の名前」です。人の名前も名詞ですね。
名詞の種類
英語の名詞にはいろんな種類があります。今回は固有名詞と代名詞をくわしく見ていきます。
①固有名詞 Tom, Japan, McDonald's
②代名詞 I, you, it, they
③可算名詞 apple, pen, station
④不可算名詞 water, money, advice
可算名詞は数えられる名詞。不可算名詞は数えられない名詞です。くわしくはこちらの記事で紹介しています。
固有名詞とは
固有名詞とは、人の名前や、国・都市の名前、会社の名前、お店の名前など、そのもの自体の名前です。
Tom 人の名前
Japan 国の名前
Kyoto 都市の名前
Nintendo 会社の名前
McDonald's お店の名前
代名詞とは
代名詞は名詞の代わりになる語です。「私」「あなた」、「彼」、「彼女」、「それ」など何かを指す語ですね。会話の中で何度も出てくるものを「それ」と言うように、英語でも同じ使い方をします。
代名詞には、人称代名詞とものを直接指す語、指示代名詞があります。
①人称代名詞 I, you, he, she, it, we, they,
②指示代名詞 this, that
人称代名詞は上の7つ。指示代名詞はthisとthatです。それぞれの複数形も覚えておきましょう。
these(これら)
those(あれら)
人称代名詞の一覧表
人称代名詞は、文や使い方によって形が変わります。
「わたしは、あなたが」などは主語、主格。
「わたしの、あなたの」など「誰の」なのかを表す形は所有格。
「あなたを、わたしに」など「誰に、誰を、何を」を表す形は目的格。
「わたしのもの、彼のもの」など「誰のもの」なのかを表す形は所有代名詞と言います。
下に人称代名詞の一覧表を載せています。この形は絶対に覚えましょう!
人称代名詞の覚え方
おすすめの覚え方は、この表をそのまま頭に入れるやり方です。
わたし[I - my - me - mine]と横の列をそのまま覚えましょう。どれが所有格でどれが目的格なのかは、その順番から思い出せるはずです。
あれ、「彼らの」って何だったっけ?their? them?
彼らは [they - their - them - theirs]だから、所有格の「彼らの」は2つ目のtheirだ!
名詞の複数形
英語では、2つ以上の人 ・モノを表す時には、名詞の最後にs, es, iesなどをつけます。名詞の複数形が様々な形に変化するのも言語学習の特徴の1つです。しかし、1つずつ整理して理解していけば難しくありません。早速みていきましょう!
最後に"s"
英語の名詞の複数形には、基本的に最後にsをつけます。
cat (猫) → cats
dog (犬) → dogs
boy (男の子) → boys
girl (女の子) → girls
pen (ペン) → pens
"es"をつける
-s,-x,-ch,-sh,-oで終わる名詞の時はesをつけます。
ただし-oは要注意です。photo, radioなどは複数にしてもphotos, radiosになります。-oでも-sになる場合があることを覚えておきましょう!
bus(バス) → buses
class(授業) → classes
watch(腕時計) → watches
tomato(トマト) → tomatoes
"y"を"i"に変えて"es"をつける
-yで終わる名詞の時は、"y"を"i"に変えてesをつけます。
city(市) → cities
family(家族) → families
例外もあります。yの前が母音(a, i, e ,o ,u)の場合はそのままsをつけます。
day(日) → days
boy(男の子) → boys
不規則に変化する名詞・その他
名詞によって不規則に変化したり、単数と複数が同じ形の名詞もあります。