「恥ずかしい」って英語で?embarrassedとembarrassingの意味
簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する「今日からネイティブ英語」。ライターはToyaさんは、大学卒業後、オーストラリアでサッカー選手として活躍。 帰国後、InstagramやYoutube、TikTokを通して英語学習コンテンツの発信をスタート。 現在では、総SNSフォロワー数28万人越え。 また、英語学習を習慣化するためのオンラインサロンLEARNING ZOOを立ち上げ、自然と学習へのモチベーションが高まるようなコンテンツを発信・定期的なイベントなども企画しています。
恥ずかしいって英語で言えますか?
みなさんは「恥ずかしい」って英語で言えますか?日常生活で使う場面が多いフレーズこそ、なかなか瞬時に口に出すことは難しいものです。
embarrass
「〜に恥ずかしい思いをさせる」
英語では、embarrassedまたはembarrassingで「恥ずかしい」という意味を表すことができます。元々はembarrass「〜に恥ずかしい思いをさせる」という意味の動詞から派生しています。
では、これら2つにはどのような違いがあるのでしょうか?embarrassed, embarrassing以外の表現も加えて紹介してきます。
embarrassedの意味・使い方
embarrassedは「恥ずかしい」や「決まりの悪い」という意味の形容詞です。「恥ずかしい」と感じている人やものに対して使うことができます。ものや出来事は意思・感情を持たないので、embarrassedを使うことは少ないです。主に「人」に対して使ううことを押さえておきましょう。
embarrassedの例文
I was so embarrassed when I felt down.
「転んだ時、とても恥ずかしかった。」
「転んだこと」に対して「恥ずかしい」という感情を表現していますね。このように、embarrassedは意思がある「人」に使うことができます。
He looked a little embarrassed.
「彼は少し恥ずかしそうだった。」
このように、a little「少し」を付けて「気恥ずかしい」とも表現できますね。
embarrassingの意味・使い方
上記のembarrassedと同様にembarrassingも「恥ずかしい」という意味を表す形容詞です。embarrassedと違う点は、誰かを恥ずかしくさせている人やものに対して使う点です。
embarrassingの例文
Falling down was embarrassing for me.
「転んだことは私にとって恥ずかしいことでした。」
fall downは「転ぶ」という意味の句動詞です。「転んだこと」は「恥ずかしいこと」だと説明していますね。
It’s embarrassing.
「それは恥かしいね〜」
「それは恥かしいね〜」とカジュアルに言うときもよく使われます。このように、embarrassingは出来事などに使うことができます。
他の恥ずかしいフレーズ
英語では、他にも「恥ずかしい」という意味の表現がいくつか存在します。同じ表現ばかりを使うのではなく、違った言い方を使えるようにしておきましょう。
shy
I'm shy to speak in front of many people.
「私は多くの人の前で話すのが恥ずかしいです。」
shyは日本語でもよく「シャイ」というように使いますよね。本来は「内気な」や「照れ臭い」という意味ですが、embarrassedと同様に「恥ずかしい」という意味も表現することができます。こちらも主に「人」に対して使う英語フレーズです。照れ臭くて恥ずかしいというニュアンスです。shyの後ろにto+動詞の原型を付けることで「〜することが恥ずかしい」という意味を表すことができます。
ashamed
I'm ashamed of myself.
「私自身が恥ずかしいです。」
I'm ashamed that I didn't pass the final exam.
「最終試験に通らなかったことを恥じています。」
ashamedはembarrassedより少し重たい「恥ずかしさ」を表します。嘘をついたり、人を騙したりする時に感じる罪悪感からくる「恥ずかしさ」、「情けなさ」を表現することができます。ashamedの後ろにof+名詞やthat節を付けることで「〜が恥ずかしい、情けない」という意味を表します。
humiliated
I was humiliated to be criticized by him.
「私は彼に批判されて恥ずかしかった。」
humiliatedは「自尊心を傷つけられるような恥ずかしさ」を表すことができます。誰かに侮辱された時や、批判された時に「恥ずかしい」という意味で使うことができますね。embarrassedとはまた違った恥ずかしさを表現しています。「〜されて恥かしい」は受動態なので、humiliatedの後にto + be動詞 + 過去分詞形が使われていますね。
*criticize「批判する」
まとめ
みなさんいかがでしたか?今回は、「恥ずかしい」の英語表現をご紹介しました。embarrassed, embarrassingの違いを理解できましたか?日常生活の中で、恥ずかしい体験や恥ずかしい場面はありますよね。
毎回同じフレーズを使うのではなく、その場面によって表現方法を変えてみてはどうでしょうか?そうすることで、より豊かに感情表現ができるようになります。普段の何気ない会話の質をもっと向上させていきましょう!
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