- アイルランド留学
アイルランド留学の事前準備や流れについて。
アイルランドへ留学を検討するときの準備や流れをまとめています。留学6ヶ月前から1ヶ月前、そして到着後にするべきことなども紹介しています。都市や学校選び、海外保険、航空券、ビザ申請など、渡航前にしっかり確認しておきましょう。留学の事前準備はとても重要です。アイルランド留学を成功させるためにしっかりと準備しましょう。
目次
アイルランド留学の計画・準備
6ヶ月前|都市や学校について調べる
- 都市について
- 語学学校について
3ヶ月前|学校申込・滞在先手配・ビザ申請
- 入学手続き、支払い
- 滞在先について
- ビザ申請(学生ビザの場合)
2ヶ月前|航空券、海外留学保険の手配
- 航空券について
- 海外留学保険について
1ヶ月前|ビザ発行、持ち物準備
- ビザ申請から発行まで
- アイルランド留学で役立つ持ち物
ワーホリ留学の計画・準備
- 毎年2回の抽選に応募する?
到着後にするべきこと
- IRPカード取得(外国人登録)
- PPSナンバー取得(働く場合)
- 銀行口座の開設
まとめ
アイルランド留学の計画・準備
アイルランドに留学することを決めたら滞在場所や語学学校の検討、航空券の手配などの諸準備が必要になってきます。留学は旅行と違って現地で生活することがベースとなります。事前にしっかりと準備をして渡航後の不安を減らせるようにしましょう。
この記事ではアイルランド留学の大まかな流れをまとめています。渡航6ヶ月前から1ヶ月前までを目安に説明していきます。
6ヶ月前|都市や学校について調べる
まずはどこに滞在するか、どこの学校でどういったカリキュラムで勉強するのかを決めましょう。都市や学校は留学生活を左右する大きな要因です。しっかりと考えましょう。
都市について
アイルランドで人気の都市はダブリン、ゴールウェイ、コークとなっています。それぞれの特徴を簡単に説明します。
ダブリン
アイルランドの人口の3分の1が住んでいると言われているアイルランドの首都です。語学学校、仕事の数ともに選択肢が多いです。観光地やショッピングセンターも充実しており、ダブリンからは高速バスもあちこち出ているので、週末を利用してプチ旅行もできます。日本人のコミュニティもあり、日本人の留学生の間で一番人気の都市となっています。
ゴールウェイ
アイルランドでは人気の観光地であり、学生の街でもあります。周りには、ハリーポッターのロケ地となったモハーの断崖や、アラン諸島、バレン高原、コネマラ国立公園など、アイルランドの大自然を満喫できる場所がたくさんあります。
アイルランド最大規模のアートフェスティバルや、オイスターフェスティバルなど年間を通してイベントが多いのも魅力です。イベントや観光地が多いもののコンパクトな街ではあるので、勉強や仕事に専念したいという人にもオススメです。
コーク
ダブリンからバスで南へ2時間のところにあるアイルランド第2の都市です。大きすぎず小さすぎず、留学生にとっても住みやすいところです。
国際線のあるコーク空港も中心部からバスで20分の距離なので、ヨーロッパ旅行に行くにも便利です。お城や大聖堂など、観光スポットもあり、ジャズフェスティバルやフィルムフェスティバルなど、イベントも多く開催されます。ダブリンに比べ、外国人の割合は少なく、日本人の数もぐっと減るので、英語に集中しやすい環境といえます。
語学学校について
アイルランドのどの都市にも語学学校は多くあります。多くはダブリンに集中しており、カリキュラムや価格は学校によってさまざまです。学校の選び方については下記ページで詳しく紹介しています。
滞在都市、語学学校を決めたら学校への申し込み、滞在先手配の準備をはじめましょう。
3ヶ月前|学校申込・滞在先手配・ビザ申請
ここからは渡航3ヶ月前になったら着手していきたい学校申し込み、滞在手配、ビザ申請の流れについて説明しています。
入学手続き、支払い
授業料やホームステイ費用等の支払期限は、学校によって異なります。通常、授業開始の1〜2ヶ月前には支払いましょう。2〜4週間前でも間に合う場合もありますが、ギリギリの支払いは、書類が間に合わない等の不測事態も起こりやすいです。
入国審査で学校からのレターが必要になる場合もあるので要注意です。
滞在先について
滞在方法としてはホームステイ、学生寮、フラットシェアなどがあります。ある程度ダブリンでの生活に慣れてきたら自分で部屋を探すとよいでしょう。しかし、ダブリンでは家探しが難しいため情報収集を事前にしっかり行ってください。
アイルランドの家探しについては下記ページで紹介しております。
ビザ申請(学生ビザの場合のみ)
学生ビザの場合は日本から事前に手配する必要はありません。必要書類を日本から持参したうえで現地申請となります。語学学校への支払い、滞在場所の手配ができましたら航空券、海外留学保険の手配に進みましょう。
2ヶ月前|航空券、海外留学保険の手配
航空券、海外留学保険の手配について説明していきます。どちらも自分のプランによって金額が異なってきますので慎重に購入手続きを進めましょう。
航空券について
アイルランドと日本を結ぶ直行便は今のところなく、乗り継ぎ便を利用しなければなりません。帰国日が明確になっていない方は片道チケット、もしくは復路の日付を変更できるチケットを購入することをおすすめします。
海外留学保険について
学生ビザでアイルランド留学をする際には、滞在期間をカバーする保険加入が義務付けられています。
保険は学校で手配できますが、全て英語での対応になります。よほど英語に自信がありすべて自分でできる方のみ学校で用意されている保険をおすすめします。基本的には、日本で加入することを推奨しております。
航空券、海外留学保険の手配ができたらいよいよ最終段階、ビザ発行のため流れ、留学に必要な持ち物の確認をしましょう。
1ヶ月前|ビザ発行、持ち物準備
ここではビザ発行、留学で役立つ持ち物について説明しています荷造りとあわせて現地でのビザ申請に必要な書類が揃っているかもしっかりチェックしましょう。
ビザ申請から発行まで
先程も述べたように学生ビザの場合は事前に日本で申請する必要はありません。現地にて外国人登録の予約を取り、予約日に移民局にて手続きを行います。
入国後3ヶ月以内にビザを取得する必要があり、特にダブリンでは予約が取りづらいので現地到着後はすぐ予約の手配をしましょう。
アイルランド留学で役立つ持ち物
ここではアイルランド生活であると役立つ持ち物について説明しています。
現地でも購入はできますが、すぐ調達できない可能性もふまえ、荷物に余裕があれば日本から持参することをおすすめします。
1, レイングッズ
アイルランドは日本と違って、一日のうちに天気もころころ変わります。また風が強いことが多く、折りたたみ傘はあまり役に立ちません。
日本からレインジャケットや防水加工してあるリュックなどを持参すると大変重宝します。現地でも買えますが、日本製品の方が安くて高機能なものが多いです。また折り畳み傘も日本製の方が折れにくいので長く使えます。
2, 日本食
日本の食材も現地で買えますが、値段が高い上に手に入れられるものが限られています。現地で自炊をしながら日本の味を楽しみたい方は、乾物や出汁を少量ずつでも持っていくことをおすすめします。
到着後にするべきこと
ここでは現地で生活していくうえで必要となる外国人登録、PPSナンバー、銀行口座の解説について説明しています。どれも申し込みから発行まで時間を要しますので時間に余裕をもって進めていきましょう。
IRPカード取得(外国人登録)
IRP(Irish Residence Permit)の頭文字をとった言葉で、外国人として合法的に滞在するための手続きです。少し前まではGNIB登録と呼ばれていました。
学生ビザ・ワーキングホリデービザに関わらず入国時に押されるスタンプの有効期限は90日です。90日以内に外国人登録を終えなければなりません。登録が完了すれば、正式にアイルランド政府より3ヶ月以上の滞在を認めてもらうことができます。現地に到着したらすぐに予約を取りましょう。
PPSナンバー取得(働く場合)
PPSナンバーとは、Personal Public Service Number (PPSN)のことで、日本でいうマイナンバーのようなものです。国が社会保障や税の情報を管理しやすくするためのもので、アイルランドでお仕事をするのならば必ず発行してもらわなければなりません。
このPPSナンバーを取得し、Revenue Commissioner(税務当局)に自分の番号が登録されることで、収入に合った税金を正しく納めることができます。これができていないと、お給料から必要以上の税金をとられてしまう期間が長くなります。申請に必要な書類が手に入り次第、すぐに手続きを進めるようにしましょう。
PPSナンバーについては下記ページで詳しく紹介しております。
銀行口座の開設
アイルランドへの長期留学やワーキングホリデーでは、現地の銀行口座があれば便利です。実際、長期留学やワーホリで働く場合には、給料受け取りに銀行口座が必要になります。
銀行口座開設につきましては、下記ページで詳しく紹介しております。
まとめ
留学都市、滞在場所や語学学校の手配などやるべきことが沢山ありますが、順を追って取り組んでいけば難しくはありません。準備を進めていくうえで分からないことがあれば、「新しい時代の留学」公式LINE、お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。無料カウンセリングも行っております。
留学には多くのお金と時間がかかります。入念な準備をこころがけて納得のいく留学生活を送れるようにしましょう。