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語学学校初日を英語で乗り切ろう! | Sakuraの英語留学

大学卒業後、サッカー選手としてオーストラリアへ留学し、実際にネイティブのプレーヤーたちに混じりながら海外生活を送っていた経験を活かし、現在は日本国内でオンライン英会話講師として活動しているToyaさん。開設からわずか6ヶ月で、すでに3000人のフォロワーをもつInstagram「英語学習コーチTOYA」では、”学校では教えてくれない英語表現”や”実践率100%の瞬間英作文”を毎日配信中。簡単で今日からすぐ使える英会話フレーズを紹介する新連載「今日からネイティブ英語」

  1. 目次

  2. 語学学校初日で使える英語表現

  3. - 今日から入学するSakuraです

  4. - ようこそ、Blossom English Schoolへ!

  5. - クラスの案内

  6. - いざ教室へ

  7. - 先生、クラスメイトに自己紹介

  8. - 先生がSakuraに質問

  9. - そして授業が終了

  10. 語学学校初日で使える単語・表現まとめ

こんにちは、ライターのTOYAです。前回の第2話では主人公Sakuraがイギリスに到着後、ホストファミリーとの初対面を果たしましたね。初めて相手に会う際に使える英語表現を学びました。そんな「Sakuraの英語留学」第3話では、Sakuraがいよいよ現地の語学学校で英語の勉強をスタートさせます。

はたして「すべて英語」というまったく慣れない環境でSakuraは過ごしていけるのでしょうか。留学生活で必要不可欠な英語表現を学びながら、Sakuraの成長する姿を一緒にみていきましょう!

まだ1話を読んでいない方は、ぜひSakuraのストーリーを最初から見て下さい!

第1話 飛行機・空港で使えるフレーズ | Sakuraの英語留学

語学学校初日で使える英語表現

ここはロンドンの語学学校Blossom English School。いよいよ、学校初日を迎える主人公Sakura。この日のために、日本にいる間も必死に英語学習を頑張ってきました。まずは、受付での挨拶です。Sakuraは少し緊張している様子です。レセプションでのやり取りを一緒に見ていきましょう。

今日から入学するSakuraです

Hi, I’m Sakura. I’m studying from today.

Hi, Sakura! Are you a new student?

Yes! It’s my first day.

Let me see... Here you go! Yes, you will study here for a year.

比較的簡単な英語表現が並んでいますね。

Let me seeには2つの使い方があります。ここでは考える時間がほしい時に使う「えっと・・」という表現で使われています。口語表現でとてもよく使われるので、ぜひ覚えて使ってみましょう。

  • Let me see... Here you go!

  • 「えっと・・、あった!」

もう一つは、シンプルに「見せてください。」という意味です。ちなみにletは「〜させる」という意味を持つ動詞ですね。

let me seeなどの「ちょっと待って」という英語表現を学ぶには以下の記事をご覧ください。

「ちょっと待って」って英語で?l ネイティブフレーズ

ようこそ、Blossom English Schoolへ!

Welcome to our school, Sakura.

You will take a simple test now and we will clarify your level and class. After the test, we will have a short orientation for new students.

Okay, thanks!

ここで難しいのはclarifyぐらいでしょうか。

  • we will clarify your level and class.

  • 「あなたのレベルとクラスを決めます。」

clarify 〜を明確にする、〜をはっきりさせる

Sakuraはその後、Speaking、Listeningテストを受けました。入学のオリエンテーションでは改めて、学校の紹介、ロンドンの魅力、 周辺の情報を説明されました。

呼ばれたSakura。どうやら、クラスが決まったようです。

クラスの案内

You've done really well! 

From the result of your test, your level is Intermediate and your classroom is Room A. It's on the 2nd floor. Your teacher will be Thomas.

Thank you! I'll go to the class.

Yes, if you have any questions, we are always here for you. Please feel free to speak to us!

Sakuraはテストを上手くクリアしたようですね。レベルはIntermediate(中級)、2階のRoom A、先生はThomas(トーマス)です。ポイントをそれぞれ見ていきましょう。

  • From the result of ~

  • 「〜の結果から」

「テストの結果から」は上のフレーズが使われています。「〜によると」というの表現はAccording toで表すこともできます。

  • According to ~

  • 「〜によると」

新聞やニュースでよく使われる頻出表現です。

  • Please feel free to speak to us!

  • 「遠慮せずに私たちに話しかけてね!」

Please feel free to ~は「遠慮なく〜する」という意味のフレーズです。同様の意味でDon’t hesitate to ~も覚えておきましょう。

  • Don’t hesitate to ask us.

  • 「遠慮なく聞いてね。」

初日の手続きは終わり、いよいよ教室に向かいます。どんな国のクラスメイトたちが待っているのでしょうか。Sakuraは少し緊張していますが、それよりもワクワクしているようです。

もう一人、同じく今日からスタートする生徒も同じクラスのようです。教室まで一緒に向かうようです。

いざ教室へ

Hi, Are you at Intermediate class?

Yes, are you a new student?

Yes, I am. I'm so nervous.

Me too. Let's go inside the classroom.

(ガラガラガラ)

教室に入ると、先生がSakuraに気付きました。

Oh, are you new students? what's your name?

My name is Sakura. Nice to meet you.

Glad to see you Sakura! Have a seat.

もう一人の新入生はとても緊張しているようです。nervousは「緊張する」という意味の形容詞です。

  • I'm so nervous.

  • 「私はとても緊張してるよ。」

他にもワクワクする緊張を表すexcited、不安を伴う緊張を表すanxiousなどその状況に応じて正しく使い分けたいですね。

「私も(同じ)」と相手に同調する表現で、SakuraはMe too.と返しています。Me tooの別の言い方として、I feel you.「(あなたの気持ちが)分かるよ。」やSame here.「私も同じ。」はよく使う英語フレーズです。ネイティブが使うカジュアルな表現でSo am ISo do Iも覚えておきましょう!くわしくはこちら。

So do I、So am Iの意味と使い分け | 英語の細かい違い

最後のHave a seat.は「席について。」という意味です。

  • Have a seat.

  • 「席について。」

教室の扉を開けると、先生のThomasとクラスメイトが笑顔でSakuraを迎えました。その途端、一気に実感が湧き、緊張感が高まりました。

先生、クラスメイトに自己紹介

Sakura, can you please introduce yourself?

Okay. I'm Sakura from Japan. I like to travel overseas. I want to make a lot of friends. Nice to meet you.

Thank you, Sakura! Which part of Japan are you from?

I'm from Kyoto.

Nice. I want to visit Japan!

「どこの国の出身ですか?」と相手に聞きたい時は、Where are you from?でOKです。しかし、「その国のどこから来ましたか?」ともっと詳しく質問したい時。

  • Which part of ~?

  • 「〜のどこから」

この表現でよりくわしく質問することができます。相手の国や地域についてもっと話を聞けるようになれば、友好関係ももっと深いものになるはずです。

  • I want to make a lot of friends.

  • 「たくさんの友だちを作りたい。」

make friendsで「友だちをつくる」ですね。

とても緊張したSakura。無事に自己紹介をすることができました。シンプルな自己紹介ですが、初日としては100点です。

そして、Sakuraにとって初めての授業が始まります。今日のトピックは「British Culture(イギリス文化)」です。

先生がSakuraに質問

So, today we are gonna talk about British culture. The United Kingdom has four countries. England, Scotland, Wales and what else?

Sakura, can you answer this question?

・・・(なんて言っているかわからないよ)

先生が何て言っているかわからなかったSakura。ここで初めて英語の壁にぶつかったようですね。問題は、代わりに他の生徒が答えてくれました。

ちなみに答えは、Northern Ireland 北アイルランドです。

相手に英語で言われて、何を言っているかわからなかった時。みなさんは、英語で何と言いますか?

海外では、例え英語が分からなくても、分からないことを英語で伝えなければいけません。

  • What does ◯◯ mean?

  • 「◯◯はどういう意味ですか?」

非常に便利な質問フレーズです。meanは「〜と意味する」という意味の動詞です。◯◯の部分には、分からない単語、文を当てはめましょう。

聞き取れなかった場合は、恥ずかしがらず以下のように尋ねましょう。

  • Sorry, I didn’t get that.

  • 「ごめん、わからなかった。(聞き取れなかった)」

  • Can you say that again?

  • 「もっかい言ってくれない?」

  • Can you speak more slowly?

  • 「もう少しゆっくり話してくれない?」

留学に向けて、必死に勉強していたSakura。本物のネイティブの発音、実際の生の英語は違うことを改めて感じました。

(くやしいなー、よし!がんばる!)

そして授業が終了

Finally, I finished my class. I'm so tired.

Well done, Sakura! My name is Carol, good to see you. How was your first day?

Nice to meet you, Carol! It was difficult but it was fun!

Good to hear that. Shall we have lunch together?

It sounds good!

Shall we ~?は「〜しない?」という意味で、相手を何かに誘うときにとてもよく使います。

  • Shall we have lunch together?

  • 「一緒にランチしない?」

親しい間柄の友人や家族に対してはもちろん、フォーマルな場でも使うことができる表現なので、ぜひ覚えておきたいですね。

  • It sounds good!

  • 「いいね!」

このフレーズは相手の意見や考えに賛同する時によく使われます。もう一歩ネイティブっぽく言いたい方は、この表現を使ってみましょう!

  • That would be great.

  • 「それはいいね。」

1つだけの表現ではなく、いくつかのバリエーションがあると会話の幅が広がります。他の「いいね」のフレーズはこちらの記事で学びましょう!

「いいね」って英語で? | ネイティブフレーズ

もう1点。SakuraはIt was difficult but it was fun!「難しかったけど、楽しかった!」と言っています。It was difficult but fun!と2回目のit wasを省略するほうがネイティブらしい言い方になります。

そして、後にSakuraの大親友となるCarolが登場しました。SakuraとCarolの友情、2人の英語力は今後どのように成長していくのでしょうか。

次回!クラスメイトとランチへ

いかがでしたか?今回は「第3話 語学学校初日を英語で乗り切ろう!」で、初めて学校に行く時に使える英語表現をご紹介しました。

イギリスに到着してから入国審査やホストファミリーとの会話をうまくこなしてきたSakura。しかし、今回は英語での授業で、初めて英語の壁にぶつかりましたね。

まだ初日です。もし、留学早々心が折れた人がこの記事を読んでいるなら共感できるんじゃないでしょうか。誰しも必ず理解できなかったり、他の人たちとの会話についていけない場面はあります。英語学習の初期段階ではあたりまえのことです。

そこで挫折せずに、もう一度基礎から見直して学習し続けられる人がよりレベルアップすることができます。

この記事では少しでもみなさんの英語学習に対するモチベーションの向上と、英語力アップのために色々な英語フレーズをご紹介しています。

これからも、Sakuraと一緒に成長していきましょう!

第4話 クラスメイトとランチに行く時に使えるフレーズ | Sakuraの英語留学

語学学校初日で使える単語・表現まとめ

  1. 語学学校初日で使える単語・表現

  2. Let me see.|ええと、私に見せて

  3. clarify|〜を明確にする、〜をはっきりさせる

  4. From the result of ~|〜の結果より

  5. According to ~|〜によると

  6. Please feel free to ~|遠慮なく〜して

  7. Don’t hesitate to ~|遠慮なく〜して

  8. How long have you been ~ ?|どれくらいの間〜していますか?

  9. nervous|緊張する

  10. excited|(ポジティブな意味の)緊張する

  11. anxious|(不安が伴う)緊張する

  12. I feel you.|分かるよ

  13. Same here.|私も同じ

  14. So am(do) I.|私も同じ

  15. Have a seat.|席について

  16. Where part of ~ ?|どこの場所の

  17. What does ◯◯ mean?|◯◯はどういう意味ですか?

  18. Shall we ~ ?|〜しませんか?

  19. It looks good.|それいいね

  20. That would be nice.|それいいね

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