
【2025年】オーストラリアワーホリの全て|ビザ申請条件・費用・仕事について
オーストラリアには魅力的な都市が沢山あり、そして海あり山ありの自然に囲まれた豊かな国です。有名な英語圏の国の一つであり、留学やワーキングホリデーに非常に人気があります。今回はそんなオーストラリアのワーホリについての全てをお伝えします。

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オーストラリアワーホリの特徴
日本人がワーキングホリデーに行くことができる国は世界に26か国・地域(2025年2月時点)あります。その中でも特に人気なのがオーストラリアを含む英語圏の国々です。他の英語圏の国々に比べて、オーストラリアワーホリにどんな特徴があるのか紹介していきます。
ワーホリ申請は1年中行われている
オーストラリアのワーホリビザ申請は、一年中行うことが可能です。これは同じ英語圏であるアイルランドが年に2回(1月と7月)しか応募・申請期間を設けていなかったり、カナダが10月頃に定員超過で募集を締め切ってしまうのと比べるととても応募・申請に対して柔軟性が高いといえます。
休学や休職などによってあまり渡航時期を変更できない方や、渡航までにあまり時間がない方におすすめです。
他のワーホリ協定国に比べて倍率が低い
オーストラリアにはワーホリビザ発給数(定員数)の上限がありません。対してイギリスやカナダでは年単位のワーホリビザの発給数が決まっており、毎年抽選が行われていますが、その倍率は高く、ビザを取得するのはそう簡単ではありません。
オーストラリアワーホリビザには抽選もなく定員数の上限もありませんので、ビザを取得できる可能性が高いといえます。その他ワーホリ協定国の定員や抽選方法などは下記記事をご覧ください。
条件次第で最長3年間滞在することができる
オーストラリアのワーホリビザは1年(12ヶ月)の滞在を許可するものですが、条件によっては最初1年目のワーホリビザの後にセカンドビザ、サードビザと連続してビザを申請することができ、そうすると最長で3年間オーストラリアに滞在することができます。
その条件については下記の「ビザ申請・応募条件について」の項目にて詳しく説明していますのでご確認ください。
就学可能期間が短い
オーストラリアのワーホリビザでは就学可能期間は最長4ヶ月です。カナダ・ニュージーランドは最長6ヶ月、イギリスでは無制限なので、比べてみると少し短い期間に感じるかもしれないですね。
ただ語学学校は語学学習という意味だけでなく、コミュニティ作りという意味でも利点があります。例えば、仕事を本格的に開始する前に数ヶ月語学学校に通うというのは新しい土地で人と繋がれるとても良いきっかけになるので、オーストラリアの4ヶ月という短い期間の 就学期間でも語学学校に通うことはとてもおすすめです。
平均時給が世界第1位
オーストラリアは平均時給が世界第1位の国です。そして平均時給だけではなく、最低時給賃金も時給$24.10(約2,500円)と日本に比べてとても高いです。
ただ、雇用形態・職種・働く時間などによって最低時給賃金は多少違ってきますので、自身の希望雇用条件と照らし合わせて考える必要があります。また、働くお店(特に日本食レストランなど)によっては最低賃金を守ってもらえない違法な給与形態も多いため注意が必要です。
最新の最低賃金や労働にに関する情報は下記情報をご確認ください。
Minimum wages – Australia Government Fair Work
また最近では、「オーストラリアの出稼ぎ」がよくニュースで取り上げられています。こちらの記事も参考にしてください。

ビザ申請・応募条件について
ここからはビザ申請・応募の条件について見ていきましょう。オーストラリアワーホリビザでは、条件によって初め1年目のワーホリビザの後にセカンドビザ、サードビザと連続してビザを申請することができ、そうすると最長で3年間オーストラリアに滞在することができます。
オーストラリアワーホリビザに共通すること
一雇用主のもとで働ける期間は最長6ヶ月のフルタイム
最長4ヶ月(17週間)までの就学が可能
初めてのビザ申請(1年目・オーストラリア国外から申請)
初めてのビザ申請(1年目 - ファースト)
申請受理時点で18歳 - 30歳
過去にオーストラリアワーホリビザで渡豪したことがないこと
ビザ申請時に約$5,000の資金証明(往復航空券を購入できる資金も必要)
心身ともに健康であること
申請費用は$670(クレジットカード決済のみ)
注意
ワーキングホリデービザを取った後にオーストラリアへ渡航する際、仮にそれがワーホリ目的ではない入国だとしてもワーホリビザは自動的に適用され、ビザ期限12ヶ月のカウントダウンが始まります。
セカンドワーホリビザ申請(2年目)
セカンドワーホリビザ申請
申請受 理時点で18歳 - 30歳
ワーホリ1年目に政府指定の地域にて最低3ヶ月以上の季節労働に従事した証明ができること
心身ともに健康であること
申請費用は$670(クレジットカード決済のみ)
注意
オーストラリア国内でビザ申請を行った場合はビザ発給日までオーストラリア国内に滞在すること。オーストラリア国外にてビザ申請をした場合はビザ発給日までオーストラリア国外に滞在すること。
入国日または1年目のワーキングホリデーが終了したタイミングから1年間の滞在が可能。
サードワーホリビザ申請(3年目)
サードワーホリビザ申請
申請受理時点で18歳 - 30歳
ワーホリ2年目に政府指定の地域にて最低6ヶ月以上の季節労働に従事したことの証明
心身ともに健康であること
申請費用は$670(クレジットカード決済のみ)
注意
1年目のワーキングホリデービザで入国した日から継続して3年間の滞在が可能です。入国日または2年目のワーキングホリデーが終了したタイミングから1年間の滞在が可能。
オーストラリアワーホリ申請時に必要なもの
申請時に必要なもの
パスポート
クレジットカード
パスポート
有効期限6ヶ月以下の場合、入国拒否される可能性もあるので、パスポート期限の書き換え申請をしましょう。期限切れの一年前から申請可能です。
クレジットカード
申請料金の$670はクレジット カードのみの決済になります。自分名義でなくても支払いは可能です。
ワーホリ中にクレジットカードは必要になるので、自分名義のカードを持っていない方はこの際作って渡航すると安心かと思います。
Visa、MasterCard、JCBなど各種クレジットカードで払うことができますが、オーストラリア国内での利用ではVisaカードが特に便利です。
オーストラリアワーキングホリデーのビザ申請を詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。

ワーホリで人気のオーストラリア都市
オーストラリアには魅力的な都市が沢山あります。 今回は、その中から3つの都市をご紹介します。
シドニー / Sydney

オーストラリアの首都に間違われるほど有名な都市(首都はキャンベラ)です。港には有名なオペラハウスがあります。
シドニーの特徴
日本から8時間の直行便がある
人口531万人の大きな都市なので、仕事の求人が比較的多い
語学学校、専門学校、大学など多くの教育機関が集中していて、若者が多い。
ワーキングホリデー先としても人気
物価が高い
メルボルン / Melbourne

オーストラリアの第2の都市です。別名「ガーデン・シティ」とも呼ばれ、市内には480以上の公園があり、都市にもかかわらず自然豊かな景観を楽しめます。
メルボルンの特徴
住みやすい街
世界でも有数のカフェ文化
学生の街
1日の中で寒暖差のある気候
パース Perth

世界一孤立した都市と呼ばれる都市です。自然と近代的な建築が融合した都市で、オーストラリアで最も晴れの日が多い地域としても知られています。
パースの特徴
綺麗なビーチに短時間でアクセスできる
ロットネス島など豊かな自然 (可愛いクオッカが有名です)
少し他の都市にはアクセスしづらい
冬は基本的に雨
オーストラリアワーホリでの仕事
ワーキングホリデーなので、仕事をしながらの滞在となります。応募する仕事は自身の英語力、職歴、希望職種、希望就労時間などで絞っていきます。
オーストラリアの雇用形態
オーストラリアには以下の3種類の雇用形態があります。
オーストラリアの雇用形態
Full-time (フルタイム)
Part-time (パートタイム)
Casual (カジュアル)
Full-time (フルタイム)
Full-time とは日本でいう正社員で、週38時間以上の労働時間が保証されています。また、日本と同様に有給休暇などの権利があります。
Part-time (パートタイム)
日本ではパートタイムというとアルバイトのようなイメージがありますが、オーストラリアのPart-timeの場合、Full-time と同じように有給休暇の権利があります。ただ週38時間の労働が保証されないという点がフルタイムとは違います。(1日3時間という最低勤務時間は保証されています。)
Casual (カジュアル)
Casual はフルタイムやパートタイムと異なり、有給休暇などの権利はありません。ただ保証や権利がない一方で、最低基本時給はフルタイム、パートタイムの時給より高く設定されています。
ワーホリビザであれば、フルタイム、パートタイム、カジュアルのいずれの選択肢もあります。 ただ、同一雇用主の元で最長6ヶ月までしか働けないという点を考えますと、比較的カジュアル契約が多い傾向ではあります。シフト的に問題がないかどうかでフルタイム、パートタイムでも可能か調整していくことになります。