【2024年】オーストラリアワーホリの全て|ビザ申請条件・費用・仕事について
オーストラリアには魅力的な都市が沢山あり、そして海あり山ありの自然に囲まれた豊かな国です。有名な英語圏の国の一つであり、留学やワーキングホリデーに非常に人気があります。今回はそんなオーストラリアのワーホリについての全てをお伝えします。
新しい時代の留学は、
留学のサポートをすべて無料で提供しています。
最新情報を受け取ろう!
- ワーホリ最新情報をアップデート
- オーストラリア留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる
オーストラリアワーホリの特徴
日本人がワーキングホリデーに行くことができる国は世界に26か国・地域(2024年4月時点)あります。その中でも特に人気なのがオーストラリアを含む英語圏の国々です。他の英語圏の国々に比べて、オーストラリアワーホリにどんな特徴があるのか紹介していきます。
ワーホリ申請は1年中行われている
オーストラリアのワーホリビザ申請は、一年中行うことが可能です。これは同じ英語圏であるアイルランドが年に2回(1月と7月)しか応募・申請期間を設けていなかったり、カナダが10月頃に定員超過で募集を締め切ってしまうのと比べるととても応募・申請に対して柔軟性が高いといえます。
休学や休職などによってあまり渡航時期を変更できない方や、渡航までにあまり時間がない方におすすめです。
他のワーホリ協定国に比べて倍率が低い
オーストラリアにはワーホリビザ発給数(定員数)の上限がありません。対してイギリスやカナダでは年単位のワーホリビザの発給数が決まっており、毎年抽選が行われていますが、その倍率は高く、ビザを取得するのはそう簡単ではありません。
オーストラリアワーホリビザには抽選もなく定員数の上限もありませんので、ビザを取得できる可能性が高いといえます。その他ワーホリ協定国の定員や抽選方法などは下記記事をご覧ください。
条件次第で最長3年間滞在することができる
オーストラリアのワーホリビザは1年(12ヶ月)の滞在を許可するものですが、条件によっては最初1年目のワーホリビザの後にセカンドビザ、サードビザと連続してビザを申請することができ、そうすると最長で3年間オーストラリ アに滞在することができます。
その条件については下記の「ビザ申請・応募条件について」の項目にて詳しく説明していますのでご確認ください。
就学可能期間が短い
オーストラリアのワーホリビザでは就学可能期間は最長4ヶ月です。カナダ・ニュージーランドは最長6ヶ月、イギリスでは無制限なので、比べてみると少し短い期間に感じるかもしれないですね。
ただ語学学校は語学学習という意味だけでなく、コミュニティ作りという意味でも利点があります。例えば、仕事を本格的に開始する前に数ヶ月語学学校に通うというのは新しい土地で人と繋がれるとても良いきっかけになるので、オーストラリアの4ヶ月という短い期間の就学期間でも語学学校に通うことはとてもおすすめです。
平均時給が世界第1位
オーストラリアは平均時給が世界第1位の国です。そして平均時給だけではなく、最低時給賃金も時給$23.23(約2,200 - 2,500円)と日本に比べてとても高いです。
ただ、雇用形態・職種・働く時間などによって最低時給賃金は多少違ってきますので、自身の希望雇用条件と照らし合わせて考える必要があります。また、働くお店(特に日本食レストランなど)によっては最低賃金を守ってもらえない違法な給与形態も多いため注意が必要です。
最新の最低賃金や労働にに関する情報は下記情報をご確認ください。
Minimum wages – Australia Government Fair Work
また最近では、「オーストラリアの出稼ぎ」がよくニュースで取り上げられています。こちらの記事も参考にしてください。
ビザ申請・応募条件について
ここからはビザ申請・応募の条件について見ていきましょう。オーストラリアワーホリビザでは、条件によって初め1年目のワーホリビザの後にセカンドビザ、サードビザと連続してビザを申請することができ、そうすると最長で3年間オーストラリアに滞在することができます。
オーストラリアワーホリビザに共通すること
一雇用主のもとで働ける期間は最長6ヶ月のフルタイム
最長4ヶ月(17週間)までの就学が可能
初めてのビザ申請(1年目・オーストラリア国外から申請)
初めての ビザ申請(1年目 - ファースト)
申請受理時点で18歳 - 30歳
過去にオーストラリアワーホリビザで渡豪したことがないこと
ビザ申請時に約5,000豪ドルの資金証明(往復航空券を購入できる資金も必要)
心身ともに健康であること
申請費用は$635(クレジットカード決済のみ)
注意
ワーキングホリデービザを取った後にオーストラリアへ渡航する際、仮にそれがワーホリ目的ではない入国だとしてもワーホリビザは自動的に適用され、ビザ期限12ヶ月のカウントダウンが始まります。
セカンドワーホリビザ申請(2年目)
セカンドワーホリビザ申請
申請受理時点で18歳 - 30歳
ワーホリ1年目に政府指定の地域にて最低88日間以上(3ヶ月)の季節労働に従事した証明ができること
ビザ申請時に約5,000豪ドルの資金証明(往復航空券を購入できる資金も必要)
心身ともに健康であること
申請費用は$635(クレジットカード決済のみ)
注意
オーストラリア国内でビザ申請を行った場合はビザ発給日までオーストラリア国内に滞在すること。オーストラリア国外にてビザ申請をした場合はビザ発給日までオーストラリア国外に滞在すること。
入国日または1年目のワーキングホリデーが終了したタイミングから1年間の滞在が可能。
サードワーホリビザ申請(3年目)
サードワーホリビザ申請
申請受理時点で18歳 - 30歳
ワーホリ2年 目に政府指定の地域にて最低179日間以上(6ヶ月)の季節労働に従事したことの証明
ビザ申請時に約5,000豪ドルの資金証明(往復航空券を購入できる資金も必要)
心身ともに健康であること
申請費用は$635(クレジットカード決済のみ)
注意
1年目のワーキングホリデービザで入国した日から継続して3年間の滞在が可能です。入国日または2年目のワーキングホリデーが終了したタイミングから1年間の滞在が可能。
オーストラリアワーホリ申請時に必要なもの
申請時に必要なもの
パスポート
有効期限6ヶ月以下の場合、入国拒否される可能性もあるので、パスポート期限の書き換え申請をしましょう。期限切れの一年前から申請可能です。クレジットカード
申請料金の640豪ドルはクレジットカードのみの決算になります。自分名義でなくても払い込みは可能ですがワーホリ中にクレジットカードは必要になるので、自分名義のカードを持っていない方はこの際作って渡航すると安心かと思います。Visa、MasterCard、JCBなど各種クレジットカードで払うことができますが、オーストラリア国内での利用ではVisaカードが特に便利です。英文による残高証明書(豪ドル建て)
約6,000豪ドル(5,000豪ドル以上の滞在資金+復路航空券代金に相当する金額)の英語による資金証明書。口座がある銀行へ発行を依頼してください。
オーストラリアワーキングホリデーのビザ申請を詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
ワーホリで人気のオーストラリア都市
オーストラリアには魅力的な都市が沢山あります。今回は、その中から3つの都市をご紹介します。
シドニー / Sydney
オーストラリアの首都に間違われるほど有名な都市(首都はキャンベラ)です。港には有名なオペラハウスがあります。
シドニーの特徴
日本から8時間の直行便がある
人口531万人の大きな都市なので、仕事の求人が比較的多い
語学学校、専門学校、大学など多くの教育機関が集中していて、若者 が多い。
ワーキングホリデー先としても人気
物価が高い
メルボルン / Melbourne
オーストラリアの第2の都市です。別名「ガーデン・シティ」とも呼ばれ、市内には480以上の公園があり、都市にもかかわらず自然豊かな景観を楽しめます。
メルボルンの特徴
住みやすい街
世界でも有数のカフェ文化
学生の街
1日の中で寒暖差のある気候
パース Perth
世界一孤立した都市と呼ばれる都市です。自然と近代的な建築が融合した都市で、オーストラリアで最も晴れの日が多い地域としても知られています。
パースの特徴
綺麗なビーチに短時間でアクセスできる
ロットネス島など豊かな自然 (可愛いクオッカが有名です)
少し他の都市にはアクセスしづらい
冬は基本的に雨
オーストラリアワーホリでの仕事
ワーキングホリデーなので、仕事をしながらの滞在となります。応募する仕事は自身の英語力、職歴、希望職種、希望就労時間などで絞っていきます。
オーストラリアの雇用形態
オーストラリアには以下の3種類の雇用形態があります。
オーストラリアの雇用形態
Full-time (フルタイム)
Full-time とは日本でいう正社員で、週38時間以上の労働時間が保証されています。また、日本と同様に有給休 暇などの権利があります。Part-time (パートタイム)
日本ではパートタイムというとアルバイトのようなイメージがありますが、オーストラリアのPart-timeの場合、Full-time と同じように有給休暇の権利があります。ただ週38時間の労働が保証されないという点がフルタイムとは違います(1日3時間という最低勤務時間は保証されています)。Casual (カジュアル)
Casual はフルタイムやパートタイムと異なり、有給休暇などの権利はありません。ただ保証や権利がない一方で、最低基本時給はフルタイム、パートタイムの時給より高く設定されています。
ワーホリビザであれば、フルタイム、パートタイム、カジュアルのいずれの選択肢もあります。 ただ、同一雇用主の元で最長6ヶ月までしか働けないという点を考えますと、比較的カジュアル契約が多い傾向ではあります。シフト的に問題がないかどうかでフルタイム、パートタイムでも可能か調整していくことになります。
仕事の探し方
インターネットで求人を探すのが中心になります。日本語、英語問わず探しましょう。ここではおすすめ求人サイトをご紹介します。
日本語で探せるオーストラリア求人サイト(オーストラリア全域)
どれもワーホリに特化した求人サイトではなく、一般的な求人サイトになるので検索対象を短期や契約に絞ることでよりワーホリに見合った求人にヒットしやすくなります。中にはワーホリによる応募の可否を記載してくれている求人情報もあります。
JAMS
オーストラリア内での働きたいエリアの州ごとに検索できます。必要英語力や勤務時間、仕事内容等が細かく書かれており、日本人スタッフが採用窓口となっていることが多く便利です。メールで履歴書を送って、事前質問などにも答えられるようになっています。
日豪プレス
フリーワードで検索可能。英語力に不安がある方は英語力別に仕事を探すこともできて便利です。タスマニアなどの他のサイトには載っていないマイナー地域の求人も検索できます。
チアーズ
シドニーでの求人情報が中心ですがオーストラリア全域で調べられます。日本人スタッフが採用窓口になっていることが多く、その場合日本語での問い合わせにも応じてもらえることが多いです。
英語で探せるオーストラリア求人サイト
オーストラリア人も利用する英語の求人サイトを紹介します。
シーク - Seek
オーストラリアで一番求人情報が多いサイトです。
インディード - Indeed
職種と地域から検索でき、履歴書などもアップロードして利用できます。
ジョラ(Jora)
他のサイトと同じく職種と地域から検索可能です。
現地の時給や収入について
現地でフルタイムとして時給1,700円(最低賃金の目安)で週40時間(つまり月に約160時間)、6ヶ月間(最大就労可能期間)働いたとする場合の収入例をご紹介します。
オーストラリアワーホリの収入目安
【週の稼ぎ】
時給1,700円× 週40時間 = 68,000円【月の稼ぎ】
週68,000円 × 4週間 = 272,000円【6ヶ月間での稼ぎ】
月272,000円×6ヶ月= 1,632,000円
オーストラリアワーホリの年間費用目安
オーストラリアワーホリビザでは1年間の滞在が可能です。1年にかかる費用として「渡航前にかかる費用」と「渡航後の滞在費用」の大きく2つに分けられます。
渡航前費用
渡航前には主にビザ申請費用やそれに伴う資金証明にかかる費用、また往復の航空チケットや保険料などが必要になります。
渡航前費用、計約30万円〜
往復渡航費:8〜15万円
海外保険:15〜20万円
ビザ申請費用:5.8〜5.9万円(640豪ドル)
滞在費用
滞在中には主に家賃や食費、通信費、交通費などが必要です。また交際費や旅行費など別途でおこづかい費用もある程度用意しておくとより充実した生活が送れるかと思います。
滞在費用、計約200万円〜
家賃:約108万円(月9万円×12ヶ月)
食費:約36万円(月3万円×12ヶ月)
通信費:約4万円〜約7万円(月3千円〜6千円×12ヶ月)
交通費:(郊外の場合)約12万〜18万円 (月1万円〜1.5万円×12ヶ月)
おこづかい 約36万円(月3万円×12ヶ月)
オーストラリアワーホリでよくある質問
語学学校には通うべきでしょうか?
必須というわけではないですが、語学学校に通うことは様々な意味でおすすめです。英語力に自信がない方が英語の学習を効率良くできるのはもちろん、英語力に自信がある方でも、新しい土地でのコミュニティ作りにもなります。短期間でも語学学校に通うほうがワーホリ生活を充実させることができるでしょう。
ワーホリビザで渡豪後に日本や他の国へ行くことはできますか?
ビザ有効期限内であれば出入国は何度でも可能で、日本への一時帰国も他国への旅行も自由にできます。ただしオーストラリア国内にいない期間でもビザの有効期間に含まれますので、ご注意ください。
ワーホリビザの期間が切れても働かなかったら滞在できるのでしょうか?
できないです。ワーホリビザの期限が切れてしまったら、働いていても働いていなくても、不法滞在となってしまいます。
オーストラリアのワーホリ対象年齢の35歳への引き上げが新たにあると聞いたのですがそれは本当ですか?
2022年5月現在のところ、日本に向けての対象年齢の引き上げは行われておりません。2020年2月時点年齢制限の35歳への引き上げがカナダとアイルランドに対してのみ行われましたが、日本やその他の国々では行われておりません。
ビザ申請料金の返金があると聞いたのですが、それについて教えてください。
コロナ禍における労働力不足解消を目的として、ワーホリビザでの渡航者を増やすため、2022年1月19日から2022年4月19日までに入国する方を対象にビザ申請費用を払い戻しするとオーストラリア政府が発表しました。詳しくはオーストラリア政府公式サイトにて詳細を知ることができます。
まとめ
今回はオーストラリアワーホリについてご紹介しました。天候も良く、自然と都会が融合した都市が多いオーストラリア。ワーホリ協定国の中でも人気の国で多くの日本人がワーホリをします。
時給も高く稼ぐこともできる反面、生活コストが高いのも事実です。日本人が多く英語が思うように伸びなかったという経験者もいます。ご自身にとってどのような国がいいのか、どんな目的でワーホリするのかを考えると国や都市が決まります。
新しい時代の留学では、ワーホリ・留学前の事前カウンセリングを無料で行っています。どんなプランや計画が最適かご案内いたします。ご希望の方は公式LINEからご連絡ください。
最新情報を受け取ろう!
- ワーホリ最新情報をアップデート
- オーストラリア留学お役立ち情報を配信
- 留学カウンセラーと無料で相談できる