ホストファミリーに初めて会う | Sakuraの英語留学
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ホストファミリーに初めて会う | Sakuraの英語留学

こんにちは、ライターのTOYAです。前回の第1話では、主人公Sakuraが日本からイギリスへ出発しました。イギリスへ向かう機内での英会話や、現地到着後の入国審査で使える英語表現を一緒に学びましたね。第2話では、無事に入国を果たしたSakuraが、ホストファミリーと初めて会うシーンから始ります。留学生活において必須となる便利な英語表現を学んでいきましょう。

まだ1話を読んでいない方は、ぜひSakuraのストーリーを最初から見て下さい!

ホストファミリーに初めて会う時に使える英語表現

空港についたSakura。空港では白髪のおじさんが待ってくれていました。どうやら、このおじさんは語学学校のスタッフのようで、Sakuraをホストファミリーの家まで連れて行ってくれました。そしていよいよホストファミリーと初対面です。

はじめましての挨拶

Hi, Sakura! I'm Katy. Nice to meet you!

Nice to meet you, too! I'm Sakura.

Welcome to our house! I’ll take you to your room.

Thank you!

take + 人 + to + 場所で「〜を〜に連れて行く」という意味を表します。また、初対面の相手に対してはGlad to see you.「あなたに会えて嬉しいよ」や、It’s my pleasure to see you.「あなたに会えて光栄です」といった挨拶フレーズを使いましょう。いろいろなバリエーションがあることを覚えておきましょう。

日本からはるばるイギリスへ渡った主人公Sakura。ついに、ホストマザーKatyと初対面。次の場面では、ホストファミリーが部屋を紹介してくれるみたいですね。さっそく見ていきましょう!

マイルームを紹介してくれる

Here is your new room.

It looks great!

How long did it take to get here from Japan?

12 hours.

Oh, you must be tired. Please take your time.

Thank you!

「〜まで◯◯時間かかる」という表現は留学生活にだけでなく、日常生活でもよく使う表現です。

  • How long does it take to 〜 ?

  • 「〜までどれくらいの時間がかかりますか?」

英語で相手に質問できる力もしっかり伸ばしていきたいですね。

take your timeは、直訳すると「あなたの時間をとってね」です。「ゆっくりしてね」というニュアンスでよく使われます。

また、Be my guest.も同じ意味合いで使える英語表現です。「(私のゲストだから)ゆっくりしてね」というニュアンスで、よく海外ドラマや映画でも耳にします。相手を気遣うネイティブフレーズとして、是非使ってみましょう。

  • Be my guest.

  • ごゆっくり。

部屋の鍵をもらう

This is your room’s key.

Thank you. What are you doing today?

I’ll do some housework. Please ask me if you have any questions.

Okay, anyway I will take a rest a little bit.

take a breakは「休憩する」という意味を表す句動詞です。似ているとして、take a restがあります。

この2つの違いとして、前者は「小休止する」というニュアンスがあり、継続していたことを一旦中断して休む時などに使われます。対して後者は、「休息する」というニュアンスを表し、疲労困憊の時や体調不良時によく使われる表現です。正しく使い分けれるようにしておきましょう。

長旅だったSakuraは少し疲れている様子ですね。少し部屋で休んだ後、ホストマザーのKatyにお土産を渡しにいくようです。

お土産をわたす

Thank you for welcoming me today.

No worries. I’m happy to welcome you.

I would like to give you some gifts from Japan.

Oh, it’s so nice! Thank you so much.

welcomeは「〜を迎える」という動詞ですね。

  • Thank you for welcoming today.

  • 「今日は迎えてくれてありがとう。」

  • I’m happy to welcome you.

  • 「あなたを迎え入れられて嬉しいよ」

would like to ~はwant to ~「〜したい」をより丁寧にした「〜したいです」というニュアンス。日本語でいうところの敬語にあたります。場面によって正しく使い分けましょう。ちなみに、ここではgiftsと言っていますが、お土産を英語でsouvenirといいます。

  • gifts プレゼント

  • souvenir お土産

ホストファミリーは、日本からのお土産をとても喜んでくれたみたいです。次に家のWiFiのパスワードや周辺のスーパーの情報を尋ねました。

Wifiのパスワードを聞く

Can you please tell me the Wifi password?

Sure. The password is ◯◯××.

Thank you. I’m going to contact my family in Japan.

Yeah, they will be happy to hear from you!

  • Can you please ~?

  • 「〜してくれますか?」

Can you pleaseはとても丁寧な訪ね方です。何か相手にお願いや頼み事をしたい時に使える便利な表現ですね。目上の人やフォーマルな場では、より丁寧にCould you please 〜?「〜してもらえますか?」を使えれば尚良しです。

hear from youは「あなたから聞く」、つまり「あなたからの連絡」という意味で非常によく使われる表現です。ぜひ覚えておきましょう。

  • They will be happy to hear from you!

  • 「あなたからの連絡に喜ぶよ!」

無事ホストファミリーに会えたことを日本に報告できたSakura。家族もSakuraからの知らせを受けて嬉しいようです。

近くのスーパーの場所を聞く

Where is the nearest shop?

There is a TESCO just around the corner.

the nearest shopで「一番近くのお店」です。the 〇〇estの最上級が使われていますね。最上級についてはこちらの記事をご覧ください。

  • There is a TESCO just around the corner.

  • 「すぐそこの角を曲がったところにTESCOがあるよ。」

around the cornerで「角を曲がったところ」の意味です。justを使っているので、「すぐそこの」と強調されていますね。TESCOはイギリスにたくさんあるスーパーです。

一緒にDinner

Sakura, are you hungry? I made dinner for you.

Yes, I am. Thank you, I am very hungry.

Okay, let’s have dinner!

dinnerはみなさんもご存知の通り「夕食」という意味の英単語です。しかし「夕食」ではなく「食事」は英語で何と言うか知っていますか?

食事は英語でmealと言います。

「食事をする」はhave a mealやtake a mealと言います。

Katyと一緒に夕食を楽しんでいると、おすすめの観光地を教えてくれました。

おすすめの観光地を教えてくれる

Big ben|sakuraの英語留学

Where do you want to visit?

I have no idea. Do you know any good places?

Big Ben is a place you should go! You can enjoy British culture.

Sounds good!  I'll go there tomorrow.

  • Do you know any good places?

  • 「どこか良いところ知ってますか?」

any good placeで「どこかいいところ」という意味です。any「どこか」「なにか」という便利な単語です。以下の記事でマスターしましょう。

「あなたのおすすめ」を聞きたい時は、以下のように尋ねることもできます。

  • Do you have anywhere you recommend?

  • 「どこかおすすめの場所はありますか?」

  • Big Ben is a place you should go!

  • 「Big Benはあなたが行くべきところよ!」

この文ではplaceの後にwhichの関係代名詞が省略されています。関係代名詞は人に対してはwho、その他のものに対してはwhichを使います。しっかりと押さえておきたいポイントですね。 関係代名詞はこちらの記事で詳しく解説しています。

shouldは「〜するべきだよ」と、このように何かを勧める時によく使われます。shouldは助動詞です。こちらの記事で詳しく解説しています。

Katyが作ってくれた夕食も食べ終わり、おすすめの観光地も教えてもらうことができました。長時間のフライトの疲れを残さないためにも、今日は早く休む方が良さそうですね。最後にKatyにしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

食事が終わって、就寝

Thank you for the dinner, it was so delicious!

Good to hear that. You should go to sleep soon.

Yeah, I'm looking forward to being here! 

I hope you can enjoy the new experience.  

Thank you. Good night.

  • I'm looking forward to being here

  • 「ここでの生活が楽しみです」

beign hereが「ここにいること」という意味で使われてますね。looking forward toの後は~ingになるので注意しましょう。hopeは「望んでいる」や「期待する」という意味で実現に期待するポジティブなニュアンスです。

これに似ている表現としてwishがあります。この2つの違いはwishは「願う」という意味で、実現の可能性が低いことを望む場合に使えるニュアンスです。使い方によっては文全体の意味が大きくニュアンスが違ってくるので、正しく使い分けられるようにしたいですね。

新しい友達との出会い!次回は「学校初日」

みなさん、いかがでしたか?今回は「第2話 ホストファミリーに初めて会う」で、実際に初対面で使える英語フレーズをご紹介しました。ホストファミリーに対してのみならず、初対面は相手に良い印象を与えたいものです。そのためにも、正しい英語を適切な場面で使えるようにしたいですよね。そして次回はいよいよ「学校初日」です。

初めての現地の学校で不安なSakuraは、果たして上手く友達を作ることができるのでしょうか。これからも、主人公Sakuraと一緒に留学で使える英語表現を学んでいきましょう!

ホストファミリーに初めて会う時の単語・表現まとめ

  1. ホストファミリーに初めて会う時の単語・表現

  2. take + 人 + to + 場所|〜を〜へ連れていく

  3. Glad to see you|「あなたに会えて嬉しい」

  4. How long does it take to ~?|「〜までどれくらいの時間がかかる?」

  5. housework|家事

  6. take your time|ゆっくりしてね

  7. Be my guest|ゆっくりしてね

  8. take a rest|休憩する

  9. welcome|〜を迎える

  10. would like to ~|〜がしたいです

  11. souvenir|お土産

  12. Can you please ~?|「〜してくれますか?」

  13. have a meal|食事をする

  14. looking forward to ~|〜するのが楽しみです

  15. hope|(実現の可能性が高いことに対して)望んでいる

  16. wish|(実現の可能性が低いことに対して)望んでいる