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【やることリスト】アイルランドワーホリ・留学で出発前・到着後にすべきこと

今回はアイルランドワーホリ・留学予定者にむけて「やることリスト」をまとめました。到着前と到着後に分けて紹介しております。アイルランドへワーキングホリデーや留学を予定している方、既にビザが取れていて渡航が確定している方はご覧ください。アイルランドでの生活をより快適に過ごすことができるでしょう。

  1. 目次

  2. アイルランドに来る前にするべきこと

  3. - アイルランドについて調べる

  4. - 語学学校を申し込む

  5. - クレジットカード契約

  6. - 国際免許証の取得

  7. - 転出届けを出す(ワーホリの場合)

  8. - 歯の治療しておく

  9. - SIMフリー携帯の取得

  10. - 雨用グッズ、日本の食品を買い揃える

  11. アイルランド到着後すること

  12. - IRPカード作成(外国人登録)

  13. - PPSナンバー取得、税務当局に登録

  14. - 銀行口座の開設

  15. - 仕事探し

  16. - 家探し

  17. まとめ

アイルランドに来る前にするべきこと

アイルランドについて調べる

気温・気候はどうか、治安状況、公共交通機関はどのようになっているか、日本の食材は手に入りやすいか、などは日本にいる間に調べておきましょう。天候や食材はあらかじめ調べておくと荷物をパッキングする際に非常に役に立ちます。

公共機関についてですが、ダブリン市内では公共バスが走っています。日本だとバス停で待っていればバスが目の前で停車してくれますが、ダブリンでは手を上げないと停まってくれません。手を上げていても満員の場合は通り過ぎるので注意してください。

これはほんの一例で、日本とは異なることがまだまだ沢山あります。現地に着いてから困ることのないよう、渡航を決めた時からアイルランドについての情報収集を始めましょう。

語学学校を申し込む

学生ビザの場合は、語学学校の手続きを行ってビザレターを受け取る必要があります。学校からのレターは、入国審査の際に必要になります。

ワーキングホリデービザの方は事前に申し込む必要はありません。現地に着いてから実際にいくつかの語学学校へ足を運んで体験レッスンをしたり、スタッフからの話を聞いたりしたうえで決めることが可能です。しかし、慣れない土地で行うのは大変なのも事実です。

新しい時代の留学」では語学学校を無料で手配しております。詳しい内容は下記記事で紹介しています。

ご希望の方は「新しい時代の留学」の公式LINEまたは、お問い合わせページからお問い合わせください。

クレジットカード契約

アイルランドでは「キャッシュレス化」が進んでおり、様々なシーンでクレジットカードを利用できます。日本から現金を持って行ってユーロへ両替することも可能ですが、多額の現金を持ち歩くことは盗難や紛失のリスクも高まります。

またクレジットカードであれば紛失・盗難の場合もすぐにカードの利用を停止することで、不正使用の被害を食い止めることができます。万が一、現金が必要になったときにキャッシング機能がついているクレジットカードを持っていれば、現金を用意することも可能です。

紛失した時のために最低でも2枚作ることをおすすめします。「MasterCard」と「VISA」、この2つがあれば基本的に問題ありません。

国際免許証の取得

1年以内の滞在であれば国際免許証を取得することでアイルランドで車の運転が可能になります。日本の免許証をお持ちの方は、渡航前に免許の書き換えを行ってください。

そのつもりがなくてもアイルランド滞在中に免許が失効する方は、日本で更新手続きを忘れずに行いましょう。

転出届けを出す(ワーホリの場合)

ワーキングホリデーに行く前には、海外転出届の手続きを申請することが一般的です。そうすることで住民税や国民年金の支払いが免除されます。しかし、一方で年金が満額受給できなくなるなどのデメリットもあります。

個人の状況によって、海外転出届を出したほうが良いかどうかは異なりますので、メリットとデメリットを比較した上で判断してください。

手続きは出発日の2週間前〜出発前日までに市区町村役場にある窓口で行うことができます。なお、届出に必要なものは「本人確認書類」「印鑑」などになりますが、市区町村によって多少変わりますので、事前に担当の窓口に確認しましょう。

歯の治療しておく

アイルランドに長期滞在される方は海外旅行保険に加入するのが一般的です。そうすることで滞在中に風邪、怪我や病気になったときもキャッシュレス、お金を払わずに病院で診療を受けられます。しかし、一般的な旅行保険では歯科治療は保険適用外です。

オプションで歯科治療がついていたり、もともと歯科治療が含まれていたりする旅行保険もありますが、値段は一般的なものよりも高くなります。また風邪や怪我で病院に行く際にはキャッシュレスの場合が多いですが、歯に関しては実費になる場合がほとんどです。

そのため歯が痛くなくても念のため、事前に日本で歯医者に行っておくことをおすすめします。

SIMフリー携帯の取得

日本の携帯をアイルランドでそのまま使おうとすると海外ローミングが必要になります。留学やワーホリで1年位滞在する場合は、高額になってしまうので現地でSimカードを購入することをおすすめします。

日本で使っている自分の携帯をSIMフリー化して持って行く、SIMフリー携帯を日本で新たに買って持って行く、のどちらかを渡航前に行いましょう。現地でSIMフリーの携帯を買うこともできますが、日本で手続きをしていった方が安心かと思います。

会社やプランにもよりますが、SIMカード利用で毎月の支払いは、10€〜30€になります。契約方法は店舗で行う、もしくはオンラインになります。お店に直接足を運ぶ場合は店員さんに聞けば教えてくれますし、オンラインで購入する場合もそこまで難しくないので自分にあった方法を選びましょう。

雨用グッズ、日本の食品を買い揃える

こちらは荷物に余裕があれば買っておくと便利です。アイルランドは日本と違って、一日のうちに天気もころころ変わります。また風が強いことが多く折りたたみ傘はあまり役に立ちません。

日本からレインジャケットや防水加工してあるリュックなどを持参すると大変重宝します。現地でも買えますが、日本製品の方が安くて高機能なものが多いです。また折り畳み傘も日本製の方が折れにくいので長く使えます。

日本の食材も現地で買えますが、値段が高い上に手に入れられるものが限られています。現地で自炊をしながら日本の味を楽しみたい方は、乾物や出汁を少量ずつでも持っていくことをおすすめします。

アイルランド到着後すること

IRPカード作成(外国人登録)

IRP(Irish Residence Permit)の頭文字をとった言葉で、外国人として合法的に滞在するための手続きです。少し前まではGNIB登録と呼ばれていました。

学生ビザ・ワーキングホリデービザに関わらず入国時に押されるスタンプの有効期限内(観光ビザが90日間のため通常90日間)に登録を終えなければなりません。そうすることで正式にアイルランド政府より3か月以上の滞在を認めてもらうことができます。

IRPカードについては下記で詳しく紹介しています。

PPSナンバー取得、税務当局に登録

PPSナンバーとは、Personal Public Service Number (PPSN)のことで、日本でいうマイナンバーのようなものです。国が社会保障や税の情報を管理しやすくするためのもので、アイルランドで仕事をするのに必ず発行してもらわなければなりません。

このPPSナンバーを取得し、Revenue Commissioner(税務当局)に自分の番号が登録されることで、収入に合った税金を正しく納めることができます。

これができていないと、お給料から必要以上の税金をとられてしまいます。申請に必要な書類が手に入り次第、すぐに手続きを進めましょう。

PPSナンバーについては下記記事で詳しく紹介しています。

銀行口座の開設

アイルランドへ長期留学やワーキングホリデーで滞在しながら働く場合は、給料受け取りに銀行口座が必要です。口座があれば手数料が余分にかかることなくお金が引き出せたり、日本への送金も手軽にできたり、と何かと便利です。

ただ口座を開設するにあたって必要になる書類を集める過程が大変で、その書類を入手するにはIRPカード、職探し、PPSナンバー、これら3点の取得が基本的に必要となります。現地到着後、すぐに開設できるわけではないのでご注意ください。

銀行口座については下記記事で詳しく紹介しています。

仕事探し

アイルランドに長期滞在予定の方はアルバイトを考えていると思います。

コロナ以前はアイルランドでの職探しは難航していましたが、コロナの関係で留学生が帰国したり、現地の人が職種を変えたりと、今現在(2022年)では職種によっては比較的仕事が見つけやすい状況となっています。

特にサービス業(レストランやホテルのウェイトレス、カフェのバリスタ、コンビニ店員など)では人手不足で募集をかけているところが多いです。

探し方としては日本でもお馴染みのIndeedやアイルランドで主流のJobs.ieという求人サイトに登録して探す、もしくはMixBと呼ばれるアイルランドに住む日本人向けのサイト、LINEのアイルランド在住日本人グループでも求人情報が掲載されていることもあります。

家探し

アイルランド到着直後はホームステイやレジデンスと呼ばれる学生寮(語学学校等に通う方限定)で生活される方が多いですが、その後は自分自身で住まいを見つけて生活するのが一般的です。アイルランドでは、シェアハウス・フラットシェアが基本になります。

特にダブリンでは人口に対して戸数が足りていない状態です。実際、仕事探しより家探しの方がはるかに大変と言われているほど、納得できる家探しをするのは大変です。

探し方としては、Daftというアイルランドで主流の物件探しサイト、仕事探しの方でも述べたMixB、LINEのグループをチェックする、もしくは周囲の人に家の空き情報が無いか聞くことも方法の一つです。家を探していることを周囲にアピールしておくことで空きがでた際に教えてもらえる可能性が高くなります。

まとめ

以上アイルランド到着前・到着後にやることについてお伝えしました。

到着前にやっておくべきことは早い段階から準備しましょう。特に語学学校に行かれる方は学校の比較検討を行うことをおすすめします。ダブリンには沢山の語学学校があり、値段や学校の雰囲気は様々です。

少々大変ではありますが、情報収集を怠らなければ現地に着いてから焦らずに済みますし、到着後にやらなければならないことにも早めに取り掛かることができます。限られた留学生活を充実させるためにも少し頑張りましょう!

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