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Life(暮らし)カテゴリーの最新の単語

yard

の語源

原義は「囲われた土地」。 一般に花や野菜を栽培する場所をgarden(庭 *関連語)とすれば、yardはその部分を除いた庭全体もしくは単なる空き地や資材置き場、作業場のような場所を指して使われます。 orchard(果樹園 *ラテン語hortus庭+yard)やロシア語起源の地名Beograd(ベオグラード)、Volgograd(ヴォルゴグラード)などの-grad(=town)は関連語。 yardを用いた複合語を3つ: backyard 裏庭 churchyard 教会の境内 graveyard 墓地(*grave 墓)

orchard

果樹園の語源

古英語の綴りはortgeard (果樹園、菜園、庭園)。 ort-はラテン語hortus (庭 garden)に、-geardはyard(庭 原義:囲われた土地)に同じ。 つまり、orchard=garden+yardの構造。 hortusにつながる関連語horticulture(園芸、園芸学)はagriculture(農業 *agri- 畑 field)にならった造語。 『桜の園』(英題The Cherry Orchard 1903)はロシアの劇作家チェーホフ(A. Chekhov 1860-1904)最晩年に書かれた代表作。 用例を3つ: an almond/apple/orange orchard アーモンド/リンゴ/オレンジ園

garden

の語源

gardenは耕された(cultivated)庭のことで、耕されていない(uncultivated)庭ならyard— どちらも「囲い地」という意味から始まった関連語です。 「庭」を意味するラテン語hortusとyardを合体させたorchard(果樹園)もgardenの仲間。 仏語好きなら同根のjardin (=garden)を加えて「庭」のquartet(四重奏)としゃれ込みましょう。 gardening(園芸)はすっかり日本語に溶け込みました。 「植木屋」も「庭いじりの好きな人」もgardenerでOK。

metropolis

大都市の語源

metropolisは主要な(metro-)都市(-polis)という意味。 polisを含む代表語はacropolis(古代ギリシアの要塞)とcosmopolis(国際都市)。 それぞれ、高い(acro-)場所にある都市、世界(cosmo-)的な都市という意味です。 cosmopolisの派生語cosmopolitanは「民族的な偏見を持たない国際人」を指す語で、英学者齋藤秀三郎はこれに「一視同仁の人」という訳語を当てました。 仏語chemin de fer metropolitain(大都市の鉄道)を短くしたmetro(地下鉄)もお忘れなく。

wealth

の語源

「健康な」「申し分のない」などを意味するwellの名詞形で形容詞はwealthy(裕福な)。 現在は「世俗的な意味での富」が前面に出ていますが、古くは社会全体の幸福(welfare of a community)や健康(well-being)を意味する語で、commonwealth(公共の幸福)にその名残が見て取れます。 ちなみに、英連邦(British Commonwealth)の設立は帝国主義が終焉に向かい始めた1926年のこと、今はCommonwealth of Nationsと名を変えた経済同盟として活動中。

fortune

幸運の語源

「幸運」を原義とする語。 元締めはローマ神話における運命を司る女神Fortuna(=Fortune)。 「財産」「運勢」「運命」「幸運」などと応用されます。 複数形fortunesは「人生の浮き沈み」の意味。 fortunate(幸運な)、unfortunate(運の悪い)、misfortune(不幸な出来事、不運)、fortunately(運よく)、unfortunately(運悪く)などfortuneに関わる便利な日常語。 類義語のluckはどちらかと言えば一時的な幸運を指す語。 対するfortuneは持続性の高い幸運。

market

市場の語源

ラテン語mercari (商売する)起源とする語。 物を売買する目的で人が集まる場所のことですね。 日本語の「市」も人が多く集まる場所を指す語。 主な派生語はmarketable(市場向きの、よく売れる)とmarketing(販売促進活動)。 merchant(商人)、merchandise (商品)はmercari 由来の同根語。 用例を6つ: marketable vegetables 市場向きの野菜 a town market 町の市場 a market town 市の開かれる町 a fish/flower market 魚[花]市場 a flea market 蚤の市 

college

大学の語源

ラテン語collegium (共同体)を起源とする語。 原義は「共にcol-=com 選ばれた者lege」で、「(専門職・公職にある人の)同僚」「仲間」を意味するcolleagueは同根語。 なお、厳密に言えばcollegeは「単科大学」「総合大学の学部」「専門学校」「各種学校」などのことで、総合大学についてはuniversityを用います。 用例を4つ:a college student(=a collegian) 大学生 a college life 大学生活 a business college 実務専門学校 a college of education 教員養成大学

civilization

文明の語源

civilizationはcivilize(文明化する)の名詞形、civilizeはcivil(一般市民の、礼儀正しい)の動詞形、そしてcivilはcity(都市)につながる語。 これらを数珠つなぎにすると、未開のままに暮らす人々を礼節を知る市民に変身させるcivilizationの姿が見えて来ます。 文明には都市が、都市にはそれを動かす権力構造が必要だとすれば、争いの火種もまた尽きぬということ。 文明の興亡はそのまま帝国(empire)の盛衰に重なります。

restaurant

レストランの語源

restaurantはフランス生まれ。 18世紀の半ばのことで、疲れた労働者をrestoreするための場所として始まったとのこと。 restoreはrebuild(再建する)、renew(元どおりに戻す)といった意味ですからrestaurantはまさにぴったりの呼び名。 restoreもrestaurantもその元のstoreも大元をたどれば全てstandに、つまり再び「立ち上がらせる」という意味にたどり着きます。 明治維新をMeiji Restorationと表現するのも納得できますね。

town

の語源

townは元来fence(垣)やhedge(生け垣)を指す言葉。 そこから生まれる連想も、堅固な壁に守られた城塞都市ではなく、柵(palisade)で囲まれた小さな集落(settlement)のような風景。 ところがその小さな集落が、「〜の町、所有地」の意味となって世界中に拡散したのです。 私たちは今、Baytown, Cape Town, Milton, Washington, Wellington(tonはtownの変化形)と、地名人名を問わず世界のあちこちでtownの子孫(offspring)を目にしています。

room

部屋の語源

roomは今でこそ「部屋」ですが、原義は「空間」「余地」。 形容詞roomy(ゆったりした)やmake room for(席を譲る)、no room for doubt(疑う余地がない)などにその名残を留めています。 「空間」をさらにたぐり寄せれば、rural(田園の)やrustic(田舎の)などの思いがけぬ語が見えて来ます。 この2語は田舎(country)を意味するラテン語rus-から英語に流れ着いたもの。 roomの故郷が田園と知れば狭い部屋もroomyに思えてくる?

Christmas

クリスマスの語源

キリスト(Christ)の祭(-mas=festival)の意味。 キリスト降誕祭、聖誕祭などと訳されます。 日本で初めてChristmasを行ったのはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエル、戦国時代の真っ只中、1552(天文21)年のことでした。 tree(ツリー)、cake(ケーキ)、card(カード)、eve(前夜)、gift(贈り物)、holiday(休日)、white(白い)、song(歌)— Christmasが思い出させてくれるものにはどこかほっとさせるものが多いですね。

price

代価の語源

priceの原義は「値踏み」「評価」— そこから「対価」「報酬」の意味へと。 priceがfare(運賃)やtoll(通行料)、cost(費用)やfee (謝金)と区別して使われる所以です。 主な同根語はpraise(賞賛:ほめる 原義:値踏みする)とpriceの綴り字が変化してできたprize(賞)。 綴り字や発音のつながりは明確で、まさにprice一家の三羽烏といったところ。 仏語由来のgrand prix(=great prize 大賞)もお忘れなく。

home

家庭の語源

my homeとmy house— 訳し分けるとすれば「わが家」と「私の家」でしょうか。 微妙ですが、houseは建物としての家、homeは住む人を意識する語と捉えれば分かりやすいかも。 例えば「帰郷」「同窓会」はhomecomingと言いますが、このhomeをhouseに替えることは出来ません。 hamlet(小村)やBirmingham, Nottinghamなどの地名に残るham(村落)はhomeの古い形。 いずれも人の息づかいを感じさせると言えば言い過ぎでしょうか。

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