A2Basic Level
英語大百科の単語ランク

A2Basic Level
A1
A2
B1
B2
C1
C2

自分の家族、買い物、仕事などの身近な事柄についてごく一般的な表現を理解し、説明するのに求められる語。

A2:Basic Levelの最新の単語

ambulance

救急車の語源

ambulanceはamble(ぶらぶら歩く)の名詞形で、救急車の生まれ故郷は戦場。 この2つが紡ぐイメージは? そう、負傷兵を捜して戦場を駆け回る救護兵の姿ですね。 これがambulanceの原型で、救護側が駆け回ることからフランス語でhôpital ambulant(歩く病院)と呼ばれていました。 その後、負傷者を載せた荷車(wagon)を馬に引かせる方法(horse ambulance)が考案され、やがて馬がエンジンに、そして現在にというわけです。

magician

マジシャンの語源

魔術師の古い呼び名magiから生まれた語で、「magic(魔法、手品)に精通する人」という意味。 超自然現象に結びつけられていた時代のmagicianは「魔法使い」、今の呼び名は「手品師/奇術師」ですね。 日本語のマジシャンはもっぱら後者。 なお、魔法使いはwizard(男)、witch(女)と男女で呼び分けがあります。 参考:The Wizard of Oz 米映画「オズの魔法使い」(1939)  witch-hunt (ヨーロッパ中世の)魔女狩り

diary

日記の語源

ラテン語diarium (1日の割当量)を起源とする語。 di-は英語ではdayに、フランス語ではjourに変化。 di-系のdial(文字盤)、フランス語系のjourney (旅 原義:1日がかりの旅)やjournal(日記、日誌)、スペイン語の挨拶buenos dias (= good day)のdiasはみな同根語。 接尾辞-ary(入れ物)と組み合わされたdiaryの原義は「1日の記録の集まった所」。 ところで、日本人は日記好きで知られる国民だとか。知っていました?

weather

気象の語源

暑さ(heat)寒さ(cold)風の向き(direction of wind)など様々な点から判断した大気の状態(condition of the atmosphere)のこと。 一般的には「天気」「天候」「空模様」などの言葉が当てられます。 気象を左右するwind(風)は同根。 wither(しおれる/衰える)は動詞weather(風雨に当てる/風化する)の関連語。 weatherの用例を5つ: weather report 天気概況 weather chart/map 天気図 weather satellite 気象衛星 weather station 測候所 weathering 風化作用

cape

の語源

ラテン語caput (頭)を起源とする語。 cape(頭巾/ケープ)を脱いでheadland(岬 原義:土地の先端部)と表現してもOK。 cap(帽子)、captain(頭目)、chef(料理長)、chief(主な)、capital(首都/資本/大文字)、cattle(牛/家畜)、chapel(礼拝堂)、cabbage(キャベツ)、chapter(章/区切り)と、capeの仲間は変装してあちこちに。 世界に数ある岬の中であなたの「頭」をよぎる名は? 私の場合はthe Cape of Good Hope(喜望峰)。

hair

の語源

髪はもちろん、胸毛(chest hair)や陰毛(pubic hair)などの体毛一般を指す語。 1本(a hair)、2本(two hairs)と数える場合を除き、通常はhairで特定部の毛全体の意味。 haircut(散髪) hairbrush(ヘアブラシ) hairdresser(美容師) hair drier(ヘアドライヤー) hairline(毛の生え際)と、私たちの周りは毛だらけ。 hairpiece(部分的な入れ毛)やwig(かつら)はbald(はげた)部分を隠す常套手段。 hairy(毛深い)にはa hairy exam (難しい試験)、a hairy adventure (危険な冒険)のような使い方もあります。

tornado

竜巻の語源

竜が天に昇るさまに例えて恐れる竜巻は風がからむ最も破壊的な天災。 ラテン語tornare (回る)由来の語で、turn(〜の方に向ける/回転する)を始め、return(戻る)、tour(周遊旅行)、detour(迂回する)など関連語はみな回転の名手。 その中でtornadoの回転威力は最大級。 巨大なものでは最大風速は秒速100mを優に超えるとされています。 出くわせばU-turn(方向転換)して避難するよりほかありません。

dog

の語源

語源は不明。 古英語ではhound(=ドイツ語 Hund)が犬一般を指す語でしたが後にdogがその役目を引き受け、houndはfoxhound(狐狩り用猟犬)やgreyhound(足の速い猟犬)といった複合語の形で主に「猟犬」を指して使われるようになりました。 愛玩犬として人気が高いdachshund(ダックスフント)ももともとはアナグマ(ドイツ語:Dachs)狩り用の猟犬です。 canine(犬の)はラテン語から英語に入った外来形容詞。

ghost

幽霊(ゆうれい)の語源

原義は「恐怖 terror」とされるが正確には不明。 ドイツ語Geist(霊魂 spirit、幽霊 ghost)につながる語。 幽霊のほか、幻影などぼんやりしたもの、実体のないものを指すときに使われます。 ghost story(幽霊話)、ghost company(実体のない会社)、ghost town(廃墟と化した町)、ghost writer(代作者)— いずれも実の姿の見えない幽霊のような(ghostly)存在ですね。 Holy Ghostはキリスト教三位一体説における「聖霊」を指す言葉。

land

陸地の語源

動詞land(上陸する)に現れているように「海(sea)に対する陸地」を原義とする語。 空(sky)に対する地面を言う場合はgroundで。 「陸地」に始まった意味は「地面 earth’s surface」「国土 country」「領域 realm」「農地 cultivated land」「田舎 country」と大きく広がりました。 landmark(陸標)、landslide(地すべり)、mainland(本土)、inland(奥地)、wonderland(おとぎの国)、 Ireland(アイルランド)、Thailand(タイ)とlandの活躍の場は広々。 lawn(芝地)は同根語

galaxy

銀河の語源

ギリシア語galakt- (乳 milk)を起源とする語。 「銀河(系)」「小宇宙」「天の川」などと訳されています。 地球(the earth)が属する太陽系(the solar system)は天の川銀河(Milky Way Galaxy)のほんの一部分。 宇宙(the universe)に存在する銀河の数は兆の単位とか。 galaxyはまさに想像を絶する世界であり、どこか自分の存在を意識させる言葉でもあります。 遠い将来、天の川銀河とアンドロメダ銀河(Andromeda Galaxy)は衝突するとか。

fruit

の語源

フルーツと聞くと桃(peach)や梨(pear)のような果肉の多い実を思い浮かべますが、植物学(botany)上はナッツ(nuts)やマメ(peas)、小麦や米などの穀類(grains)やヒマワリ(sunflower)、カボチャ(pumpkin)などの野菜の実もすべてfruitに分類されます。 食べられる(edible)ものが多く、動物の生命維持に欠かせない存在。a fruitful treeは「よく実のなる木」、fruitless effortなら「実らぬ努力」。 a fruity voiceは「甘ったるい声」。

time

の語源

「時」は人為の及ばぬもの— とは言え、何もせぬでは暮らしは不便。 言語(language)を獲得した人類(homo sapiens)は太陽や月の助けを借り、10万年の歳月をかけて「時」の世界を編み上げてきました。 day(1日)やafternoon(午後)などの見慣れた語にも先人の知恵が散りばめられています。 timeの派生語は少なく、代表はtimely(時を得た/適時の)。 tide(潮の干満)や文法用語のtense(時制)はtimeの関連語。

designer

デザイナーの語源

designerはdesign(設計/立案する:設計図)から作られた名詞でdesignの原義は「下に(de-)印をつける」。 よく見るとsign(しるし:署名する)が潜んでいますね。 designerは広く「設計者」「立案者」を指す語で、いわゆる「デザイナー」はその用法の1つ。 designerを頭に付けてdesigner watch/jeansとすれば「ブランド物の時計/ジーンズ」の意味。 本物かどうかsignature(署名)の確認を怠りなく。

Greenland

グリーンランドの語源

発見者は命名者でもあるノルウェー(Norway)生まれのヴァイキング(Viking)「赤髭のエリック Erik the Red」。 殺人罪で故国を追放されていた982年、探検の途上に発見し、緑の少ない氷の島を少しでも魅力的にと選んだ名。 1721年デンマーク領となり、1979年以降は自治領として半独立した世界最大の島(island)。 なお、島と大陸(continent)の間に明確な区別はなく、世界最小の大陸Australiaより小さいものは全て島。

farmer

農場経営者の語源

「農夫」「農民」などの訳語もありますが、たいていは「農場(farm)を所有あるいは経営する人」を指して使われます。 動詞farmは「耕す」「栽培する」といった意味ですから、chicken farmer, fruit farmer, pig farmer, oyster farmerはそれぞれ「養鶏業者」「果実栽培業者」「養豚業者」「カキの養殖業者」でOK。 landed farmer(自作農 *landed 土地を持つ)、tenant farmer(小作農 *tenant 賃借人)の組み立ても簡単ですね。

barber

床屋の語源

barberの原義は「あごひげ(barb)を剃る人」— 日本語の「床屋」からは見えませんね。 barb(とげ/剛毛)は「あごひげ」の意味を失いましたが、元を正せばbeard(あごひげ)と同根。 barberが男子理髪店なのもうなずけますね。 hairdresserはbarberの意味でも用いられますが、どちらかと言えば女性相手の美容師を指すようです。 有刺鉄線↔barbed wireの関係もどこか荒っぽくて男性的なような。 * barbed とげを持った

tablet

タブレットの語源

錠剤、銘板、便箋などの意味を持つtablet— 近頃はコンピュータの世界でも活躍していますね。 tabletはtableに-et(小さな)がくっついた形。 table(テーブル)の原義は「平たい板」ですから、tabletは一般に小さな板状のもの(例:a tablet of chocolate 板チョコ)ということになります。 でも、なぜ錠剤?理由は簡単。 錠剤とは内服薬を一定の型にはめて作ったもの。 もうおわかりですね。tabletとは型板の呼び名だったいうわけ。

bullet

弾丸の語源

bulletの原義は、小さな(-et)球(ball)。 知っているよ、と言われそうですね。 では、ballet(バレエ)はどうでしょう。 balletもbullet同様ballに-etが付いた形ですが、こちらのballは舞踏会、balletの文字通りの意味は「小さな舞踏会」です。 「小さな」を意味する接尾辞-etも要注意です。 cabin(小屋)→cabinet(戸棚)、kitchen→kitchenet(簡易台所)、table(卓)→tablet(タブレット)など、いろいろ見つかりそうですね。

training

線状降水帯の語源

えっ、何で? と思われるかも知れませんが、実は「列車 train」も「訓練する train」も「線状降水帯 training」も一蓮托生。 trainの原義は「引っぱって行く」で、そこから「列を成して進むもの」を表す用法が生まれました。 機関車(engine)が車両(cars)を引っぱって行くのが列車(train)なら、右向け右と従わせるが訓練(training)。 列を成して行進する積乱雲をtrainingと呼ぶようになったのもうなずけますね。

英語大百科の単語ランク

ランクを選択して単語を見つけよう

「英語大百科」では、「ヨーロッパ言語共通参照枠」(通称CEFR)の6段階区分に準じて作成した基準表に従ってC2~A1の記号で表しています。

英語大百科の監修者Navigators