Feeling感じ
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Feeling
感じ

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complex

多くの部分から成るの語源

ラテン語plicare (折り重ねる fold)を起源とする語で原義は「一緒にcom- 織られた-plex」。 語根-plexには変化形が多く、例えばapply(応用する) complicate(複雑な) simple(単純な) employ(雇う) display(陳列する)などはみな「たたむ」「重ねる」を起点にする関連語。 主な派生語はcomplexity(複雑さ)とcomplexion(顔色、外観)。 用例を3つ: a complex problem 複雑な問題 the complexity of the problemその問題の複雑さ a fine complexion よい顔色

simple

単純なの語源

分解すれば「1つsim- 重ね-ple」。 「簡潔な」「質素な」「気取らない」「偽りのない」と概ねよい意味ですが「一介の」「取るに足らない」あたりで風向きが変わり「無学な」「馬鹿な」で急落下。 どの意味で用いるか、要注意。 double(2倍の、二重の)やtriple(3倍の、三重の)は代表的な関連語。 派生語はsimplify(簡単にする)、simplicity(平易、簡素)など。 用例を2つ: a simple way of life 質素な暮らし a simple answer 誠意ある回答

luck

の語源

特に幸運(good fortune)を意味する語。 もともとは賭け事において使われていた語と考えられています。 類義語fortune(運、幸運)には持続性を感じさせる「富 wealth」の用法が発達しましたが、luckにその意味はありません。 主な派生語はlucky(幸運である)でその反義語はunlucky(不運な)。 用例を6つ: good luck 幸運 bad luck 不運 a lucky accident 思いがけぬ幸運 a lucky guess まぐれ当たり an unlucky number 縁起の悪い数 Unlucky me! ついてないなあ

liberty

自由の語源

freedom(自由)の守備範囲と重なる部分がありますが、libertyが強調するのは暴力的支配や幽閉、仕事といった拘束状態からの解放。 New York港の自由の女神(Statue of Liberty)の毅然とした姿を想像するとよいでしょう。 主な派生語はliberal(寛大な、偏見のない)とliberate(解放/釈放する)。 用例を3つ: liberty, equality, fraternity 自由平等友愛(フランス共和国の標語) a liberal thinker 偏見のない考え方をする人 liberate a slave 奴隷を解放する

free

自由なの語源

原義は「親愛なる dear」で、周辺を探れば「愛する love」「妻 wife」「娘 daughter」さらには「友 friend」との繋がりまで浮かび上がってきます。 「さまざまな束縛から自由な」という意味で広く使われる語。 派生語はfreedom(自由)とfreely(自由に)。 -freeは「〜なしの」「〜を伴わない」を意味する使用頻度の高い複合表現。 用例を3つ: an alcohol-free party 酒類無しのパーティ a childfree couple 子供を持たない夫婦 a duty-free shop 免税店(*duty 関税)

safe

安全なの語源

ラテン語salvus (健康な、完全な)由来の語で、solid(堅固な)、salute(挨拶する=相手の健康を願う)は「健全」で手を取り合う関連語。 safeには「金庫」の意味の名詞用法も。 動詞save(救う、蓄える)とつながっていますね。 「安全(性)」「安全対策」などを意味するsafetyは日本語としても使われるようになりました。 用例を4つ:Safety First. 安全第一(標語) a safety razor 安全カミソリ a safety net 安全網 a safety zone 安全地帯

important

重要なの語源

import(輸入する:輸入)から生まれた語。 気づいていた人はsuper! importの原義は「運び-port込むin-」で、「(港に)運び込む必要があるほどに大切な(もの)」という連想から「重要な」という意味になりました。 主な派生語はimportance(重要性)、importable(輸入できる)、importantly(重大 なことに、もったいぶって)。 export(輸出する)、report(報告する)、transport(輸送する)、sport(気 晴らし)などport(港:運ぶ)を起点とする関連語多数。

anger

怒りの語源

古ノルド語angr (悲しみ grief)から英語に。 そのangrはラテン語angere (窒息させる choke)が起源。 形容詞angry(怒っている)はangerがあふれている(-y)状態のこと。 窒息ではないにしても危険な状態とは言えますね。 関連語anxious(不安を覚える)、anxiety(不安)からも締めつけられるような苦悶が聞こえて来そうです。 ことわざにAnger is a short madness.(怒りは一時の狂気)とあります。 あおると本当に窒息するかも。

cold

寒いの語源

cold morning(寒い朝)、cold bath(冷水浴)、cold front(寒冷前線)、cold reply(つれない返事)など用途多彩。 「風邪」の意味ではchest cold(せきの出る風邪)やhead cold(鼻風邪)、catch cold(風邪を引く)などの形で用いられます。 よく似た意味のchilly(うすら寒い)、cool(涼しい)、gelid(極寒の)は同根語。 使い分けられると便利です。 jelly(ゼリー)、gelatin(ゼラチン)は関連語。 イタリア式アイスクリームのgelatoも仲間。

happy

うれしいの語源

happyとhappenは同胞、親はhap(偶然の出来事 原義:幸運)— これが見えればあなたの英語世界は既にして融通無碍。 幸運が多い(-y)からhappy(幸せな)、偶然現れる(-en)ならhappen(起こる) happening(出来事)、偶然まかせ(per-)だからperhaps(ひょっとすると)と、これでhapの世界が画然と広がります。 親のhapは子供達を残したまま自身は休眠中。人生の禍福(haps and mishaps of life)と言いますがmishap(災難)の方はできれば…。

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