Activity活動
英語大百科カテゴリー

Activity
活動

Activity(活動)カテゴリーの最新の単語

complicate

複雑にするの語源

原義は「一緒にcom- 重ねる-plicate」。 「込み入らせる」「悪化させる」などとも訳されます。 派生語はcomplicated(込み入った、理解が困難な)、complication(合併症)、complicity(共謀関係)。 いずれも物事が入り組んで状況が悪化する感じがあります。 complex(複雑な)やcomplexity(複雑さ)は代表的な関連語。 用例を3つ: complicate a situation 事態を複雑にする complicity in murder 殺人の共犯(関係) complications of influenza インフルエンザの合併症

twist

より合わせるの語源

古英語では「綱」の意味。 原義は「2つに分けられたもの divided object」でそこから「巻く」「からませる」「ねじる」「(顔を苦痛で)ゆがめる」「歪曲する」などと意味が広がりました。 twin(双子の一方)、twig(小枝)、twice(二度)、twine(より糸:より合わせる)、entwine(からませる)などは関連語。 派生語はtwister(難問、つむじ風)。 用例を3つ: I twisted my wrist. 手首をくじいた a twisting road 曲がりくねった道 a tongue twister 早口言葉 

law

法律の語源

lawはlay(置く)やlie(横たわる)と同根で、原義はsomething laid down(置かれたもの)。 その背後にあるのは神(god)。 「神によって置かれたもの」、すなわちlawの始まりは「宗教上の掟(おきて)」だったのです。 モーセが神から授かったとされる十戒(Ten Commandments)のイメージですね。 神の影がすっかり薄れた今日、lawful (法を守る)人、守らない(lawless)人、法外に飛び出すoutlaw(無法者)に法を求めるlawyer(法律家)と、lawは何かと忙しい?

wear

身に付けているの語源

不規則変化動詞(wore, worn)。 ラテン語vestis (衣類 clothing)につながる語でvest(チョッキ)は同根語。 「摩耗させる」「使い古す」「疲労させる」などの意味でも用います。 目的語は衣類に限らず、例えば眼鏡(glasses)やあごひげ(beard)、耳輪(earring)や指輪(ring)など、身に帯びるものは何でもOK。 用例を3つ: I like to wear black. 黒い服を着るのが好きです He wore a rainbow tie. 彼は虹色のネクタイをしていた She was worn-out. 彼女はくたくただった 

unite

結合するの語源

原義は「1つにする-ite」。 uni-(=one)は他の語と合体しやすい語。 union(組合)もuniform(制服)をまとって結束強化、再び(re-)集まってreunion(同窓会)、回転(-vers)を集めればuniversity(総合大学)で輪1つならunicycle(一輪車)。 過去分詞unitedも負けてはいません。 アメリカ合衆国(United States of America)、United Kingdom(=UK 連合王国)、国際連合(United Nations)、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)など、一致団結への高邁な精神を宿す名。

ambition

野心の語源

Boys, be ambitious.— 「少年よ、大志を抱け」と訳されるこの一文、札幌農学校初代教頭William Clarkのものとされていますが真偽の程は不明。 ambition, ambitiousの背後には動詞amble(原義:票を求めてうろつく)が控えます。 ambitious personとすれば野心に燃える人のことですが、大志も野心も紙一重、要はうろつく人の心組み一つ。 ambleは傷病者を乗せて町中を駆け回るambulance(救急車)の生みの親でもあります。

sport

スポーツの語源

「スポーツ=運動」と短絡すると大切なものが見えなくなります。 sportはdisport(楽しむ、気晴らしをする)の頭が取れた語。 disportの原義は「dis-(離れた場所に)(自分を)port(運ぶ)」— つまり、元来の意味は「喧噪から離れて気晴らしをする」ことだったのです。 その気分はスポーツのプロ化が始まった20世紀以降次第に忘れられていきました。 現在のオリンピック(the Olympics)はその究極の姿なのかも知れません。

army

軍隊の語源

army(原義:武器を備えたもの)は一国の軍隊、特に地上軍を指す語。 armは「武器」の意味(腕のarmとは別な語)、例えばArmada(スペインの無敵艦隊)やarmor(甲冑)で身を固めた南米の夜行性哺乳類armadillo(アルマジロ 原義:武装した男)などに潜り込んでいます。 an army of caterpillars(行進する行列毛虫)やan army of ants(アリの大群)などのarmyは「大群」の意味。 army antsなら「軍隊アリ」。

motivation

やる気の語源

move(動く)→motor(原動機)→motion(動き)→motive(目的)→motivate(する気にさせる)と煽(あお)れば終にはmotivationにたどり着きます。 仏語経由のmotifはmotiveと同じく芸術作品の「主題(モチーフ)」という意味。 ところで、近頃よく耳にするモチベーション— 「やる気」で間に合うものをわざわざ奇妙な音に変えるのにはどんなmotivationが働くのでしょうね。 「やる気」のほうがはるかにやる気になれると思うのですが…。

英語大百科の単語ランク

ランクを選択して単語を見つけよう

「英語大百科」では、「ヨーロッパ言語共通参照枠」(通称CEFR)の6段階区分に準じて作成した基準表に従ってC2~A1の記号で表しています。

英語大百科の監修者Navigators