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カテゴリー:Activity(活動)の最新の単語

英語大百科で英語の楽しさを発見
exchange

交換するの語源

「両替する」「交易する」「やりとりする」、(名詞)「交換」「交流」「やり取り」「為替」「両替」などとも。change(変える)に接頭辞ex-(外へ、離れて)の付いた形で、原義は「物々交換をする to barter」。 交換留学生(exchange student)の制度や贈り物の交換(exchange of gifts)なども、人と人、物と物の行き来や交換が前提ですね。 【用例】 cultural exchange 文化交流 an exchange of ideas 意見の交換 foreign exchange market 外国為替市場

change

変えるの語源

「改める」「取り替える」「変わる」、(名詞)「変化」「交換」「移り変わり」などとも。 原義は「物々交換する」。 「部分的な変更」を基本とする類義語alterに対し、「全面的な変更」を感じさせる語。 主な派生語はchangeable(変わりやすい、移り気な)。 exchange(交換する)、interchange(交換、合流点:入れ替える)などは関連語。 【用例】 a change of air 転地(療養) climate change 気候変動 changeable weather 変わりやすい天気 a changeable personality 気まぐれな性格

alter

変えるの語源

「変更する」「仕立て直す」「改まる」などとも。 類義語はchange(変える、変わる)。 ラテン語alter (他のもの)起源。 「部分的に変える」を基本とする語で、その点は派生語alternative(二者択一:どちらか1つを選ぶべき)やalternate(交替する)、alternately(かわるがわるに)にも引き継がれています。 else(代わりに)やalibi(アリバイ)は同根語。 【用例】 alter a dress ドレスを仕立て直す alter the study into a bedroom 書斎を寝室に改造する an alternative plan 代案  

forum

公開討論会(場)の語源

ラテン語forum (家を取り囲む土地)↔foris (戸外の、外側の)を起源とする語でforeign(外国の)、forest(森林)は関連語。 イタリアの首都ローマの中心部に今も残る遺跡Forum Romanum (ローマ広場 *現在はイタリア語でForo Romano )はローマ帝国時代における政治・宗教の中心地、forumの象徴とも言える公共広場でした。 「公開討論会」となった現代のforum— テレビとインターネットのおかげで公共性は増すばかり?

die

死ぬの語源

古北欧語起源。 「死ぬ」「枯れる」「消え去る」などの意味で広く用いられます。 主な派生語はdead(死んでいる、疲れ切った)、death(死)、deadly(命に関わる、痛烈な、ものすごい)の3つ。 pass away(亡くなる)、depart(この世を去る)、expire(息を引き取る)、perish(非業の死を遂げる)などは「死ぬ」を意味する代表的類義表現。 用例を4つ: The fire died out. 火は消えた a dead end 行き止まり a natural death 自然死、天寿 a deadly wound 致命傷 

cut

切るの語源

不規則変化動詞(cut-cut-cut)。 「切る」を代表する語。 刃のある道具で「切り込みを入れる」「幾つかに切り離す」の意味。 古北欧語kuti (ナイフ knife)起源説あり。 (名詞)「切ること」「切り傷」「切片」「削減」「分け前」「近道」などの用法も。 派生語はcutter(カッター、裁断器)。 cut flower(切り花)、cut glass(カットグラス)などは過去分詞cutの形容詞用法。 haircut(散髪)、cutlet(カツレツ)、shortcut(近道)など複合語多数。

come

来るの語源

不規則変化動詞(come-came-come)。 「目的とするものに向かって移動する」ことを基本とする動詞。 「やって来る」「近づく」「〜しに行く」「到着する」「達する」「起こる」「〜の出身である」「態度を取る」など広く応用されます。 古英語由来の語で派生語はcomer(来る人、将来有望な人)。 become(〜になる)、income(収入)、outcome(結果)、welcome(歓迎する)などは関連語。 用例を3つ: come back 帰る come home 帰宅する come in 入る

choose

選ぶの語源

不規則変化動詞(choose-chose-chosen)。 古英語ceosan (試す、味わう)由来の語。 「複数の中から選び出す」を基本とする語で、「選挙する」「望む」などとも。 類義語はopt(どちらかを選ぶ)。 派生語はchoosy(好みのうるさい、気難しい)。 なお、choise(選択されたもの、選り抜きの物:最上等の)は古フランス語choisir (選ぶ)から英語に。 Many are called, but few are chosen. (招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない)は聖書マタイ伝にある言葉。

catch

捕まえるの語源

ラテン語captare (捕まえようとする try to catch)を起源とする語。 capture(捕まえる)やchase(追いかける)など意味のよく似たものからcase(容器、箱)やreceive(受け取る)など繋がりが見えにくいものまで、関連語を合わせれば100を超える大所帯。 主な派生語はcatcher(捕まえる人/道具、捕手)、catchy(楽しくて覚えやすい、魅力のある)、catching(伝染性の、移りやすい)、catchable(捕まえることができる)、catchment(ため水、貯水池)など。

can

〜できるの語源

「〜でありうる」「〜しかねない」などとも。 古英語cunnan (知っている know)由来で原義は「(やり方を)知っている」— そこから「できる」の意味に。 I know how to swim=I can swimと捉えればcanとknowのつながりが見えて来ます。 ついでながら、cunning(悪賢い 原義:知っている)はknowでつながる同根語。 用例を3つ: Can you come? 来られますか It cannot be true. それは本当であるはずがない Money cannot buy happiness. 金で幸せは買えない

build

建設するの語源

不規則変化動詞(build-built-built)。 「構造」「体格」の名詞用法も。 頭のbu-は「住む dwell」の意味で印欧祖語bheue- (存在する)にまで溯れる語。 「建造する」対称はさまざまですが、もともとは「家を建てる」の意味。 派生語はbuilder(建設業者)、building(建物)など。 be(〜である、在る、〜になる)は関連語。 用例を3つ: build a bridge 橋を建設する build a fire 火を起こす Rome was not built in a day. [諺]ローマは一日で建設されたわけではない 

belong

〜に所属するの語源

「一員である」「適切な場所にある」とも。 接頭辞be-(強意)を伴った形容詞long(長い、十分に備えている)の動詞用法。 派生語はbelonging(属性:-s 所有物、所持品、家財)。 along(〜に沿って)、prolong(延長する)などは関連語。 用例を5つ: I belong to this club. このクラブの会員です The cap belongs to this bottle. そのふたはこの瓶のものだ Bacteria belong to the vegetable kingdom. 細菌は植物界の一員 You belong to come. 君は来ないと駄目 personal belongings 私物

believe

信じるの語源

「こよなく愛する」を原義とする語でloveと同根。 「信頼する」「(本当と)思う」などとも訳されます。 派生語はbelief(信じること、信念、信仰)、believable(信用できる)など。 unbelievableは良くも悪くも「信じがたい」という意味。 用例を3つ: unbelievable weather 驚くほどの好天/悪天候 an unbelievable mistake 信じられないほどのひどい間違い (諺) To see is to believe. 百聞は一見にしかず(直訳:見ることは信じること)

act

行いの語源

「行い」を起点に、「行為」「法令」「(劇の)幕」「演技」、(動詞)「行う」「振る舞う」「作用する」などと広く応用。 派生語はaction(活動:訴える)、active(活動的な)、activity(活動)、actual(実際の)、actor(俳優)と随分な役者揃い。 agent(代理人)、reaction(反応)、exact(正確な)など、関連語も多彩です。 用例を5つ: an act of courage 勇気ある行動 Act II scene ii [劇]第2幕第2場 good actions 善行 an active volcano 活火山 a stage actor 舞台俳優

complicate

複雑にするの語源

原義は「一緒にcom- 重ねる-plicate」。 「込み入らせる」「悪化させる」などとも訳されます。 派生語はcomplicated(込み入った、理解が困難な)、complication(合併症)、complicity(共謀関係)。 いずれも物事が入り組んで状況が悪化する感じがあります。 complex(複雑な)やcomplexity(複雑さ)は代表的な関連語。 用例を3つ: complicate a situation 事態を複雑にする complicity in murder 殺人の共犯(関係) complications of influenza インフルエンザの合併症

twist

より合わせるの語源

古英語では「綱」の意味。 原義は「2つに分けられたもの divided object」でそこから「巻く」「からませる」「ねじる」「(顔を苦痛で)ゆがめる」「歪曲する」などと意味が広がりました。 twin(双子の一方)、twig(小枝)、twice(二度)、twine(より糸:より合わせる)、entwine(からませる)などは関連語。 派生語はtwister(難問、つむじ風)。 用例を3つ: I twisted my wrist. 手首をくじいた a twisting road 曲がりくねった道 a tongue twister 早口言葉 

wear

身に付けているの語源

不規則変化動詞(wear-wore-worn)。 ラテン語vestis (衣類 clothing)につながる語でvest(チョッキ)は同根語。 「摩耗させる」「使い古す」「疲労させる」などの意味でも用います。 目的語は衣類に限らず、例えば眼鏡(glasses)やあごひげ(beard)、耳輪(earring)や指輪(ring)など、身に帯びるものは何でもOK。 用例を3つ: I like to wear black. 黒い服を着るのが好きです He wore a rainbow tie. 彼は虹色のネクタイをしていた She was worn-out. 彼女はくたくただった 

unite

結合するの語源

原義は「1つにする-ite」。 uni-(=one)は他の語と合体しやすい語。 union(組合)もuniform(制服)をまとって結束強化、再び(re-)集まってreunion(同窓会)、回転(-vers)を集めればuniversity(総合大学)で輪1つならunicycle(一輪車)。 過去分詞unitedも負けてはいません。 アメリカ合衆国(United States of America)、United Kingdom(=UK 連合王国)、国際連合(United Nations)、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)など、一致団結への高邁な精神を宿す名。

sport

スポーツの語源

「スポーツ=運動」と短絡すると大切なものが見えなくなります。 sportはdisport(楽しむ、気晴らしをする)の頭が取れた語。 disportの原義は「dis-(離れた場所に)(自分を)port(運ぶ)」— つまり、元来の意味は「喧噪から離れて気晴らしをする」ことだったのです。 その気分はスポーツのプロ化が始まった20世紀以降次第に忘れられていきました。 現在のオリンピック(the Olympics)はその究極の姿なのかも知れません。

army

軍隊の語源

army(原義:武器を備えたもの)は一国の軍隊、特に地上軍を指す語。 armは「武器」の意味で、例えばArmada(スペインの無敵艦隊)やarmor(甲冑)で身を固めた南米の夜行性哺乳類armadillo(アルマジロ 原義:武装した男)などに潜り込んでいます。 an army of caterpillars(行進する行列毛虫)やan army of ants(アリの大群)などのarmyは「大群」の意味。 army antsなら「軍隊アリ」。 軍隊(=陸軍)に対して海軍はnavyで表現します。

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山田雄一郎|英語大百科監修者
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広島大学教育学部大学院修士課程修了。もと広島修道大学教授。主な著作:「言語政策としての英語教育」(渓水社)、「英語教育はなぜ間違うのか」(筑摩書房)、「日本の英語教育」(岩波書店)、「外来語の社会学」(春風社)、「英語力とは何か」(大修館書店)、「小学生からの英語絵辞典」(研究社)、「英単語QUEST 2000」(学研プラス)

佐伯一行|英語大百科監修者
ナビ2号佐伯 一行

英語能力テスト開発研究所(IQELT)代表。京都外国語大学専攻科修了。中学校英語教師、学習塾経営、日本英語検定協会顧問、大学非常勤講師、東京書籍顧問、IELTS公式テストセンター顧問を歴任。英語に関する各種研究会の企画運営を通して英語教育界に広く知己を得る。米国、イギリス、フィンランド、シンガポール、中国、韓国などでの学会や研究会への参加を重ねる。